cinemaで逃避さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

cinemaで逃避

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

あーすげーおもしれー
こんだけ上映延期になっても
劇場公開してくれてありがとう

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.6

台詞で全部説明する感じ
まさに映画サイズの
手が込んだ体験型アトラクション

(真・鮫島事件よりは好き)

トリハダ 劇場版2(2014年製作の映画)

3.6

笹野御大の1人舞台
おじさんにイキると
痛い目をみる

嘘喰い(2022年製作の映画)

3.4

全く期待せず鑑賞
その低い期待値通りの
小さくまとまった作品

強いて褒めれば
三浦翔平さんが
意外と佐田国感あったくらい

中田秀夫監督も大変ですね

旬の役者に見せ場を作り
イメージを崩さないよう
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

昨年のアカデミー作品賞
パラサイトもしかり
昨今流行り気味の
ジャンルを括れない横断映画

ミュージカル的始まりから
若者の青春物語へ進み、そこから
SF、サスペンス、ホラー、スリラーと
怒涛の展開が
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.8

filmarksオンライン試写で拝見
こういう練り上げられた
綿密な作品大好きです

作品の序盤は
繋がりそうで繋がらない
分かりそうで分からない
ムズムズした感覚が続きますが
アマンディーヌ編からの
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.9

午前10時の映画祭に初参加
2時間半のボリュームにも
全く飽きず楽しめました
一人の男の人生を追う
スコセッシが大好きな構成
他人の人生を追体験できる
映画という装置にうってつけ

実話ベースだからか
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.7

シュールになり過ぎない
不気味さの演出が巧みな作品
ただエンタメ味は薄い

無機質で凝った映像も無いが
ひたすらに演者に話をさせる
ストロングスタイルな構成で
役者陣は大変だったでしょう
大役を見事に
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.6

記録漏れ
殴り書きメモのみ

構図が美しいシーンは好き
ストーリーに細かい情報が少なくて
イメージシーンで補完しがち
史実がアッサリしているので
やむを得ない部分あり

コロナ禍社会と閉塞感が似ている
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ミュジコフィリア(2021年製作の映画)

3.0

現代音楽が
常識の破壊ならば
まさしくそれを体現する映画
楽しみ方がムズ過ぎ

見たことある設定
異彩を放つ辰巳琢郎
裏切りの無い展開
と思いきや
松本穂香のMVみたいなやつ
そして
伊藤園のCMみた
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過速スキャンダル(2009年製作の映画)

3.8

監督の味付けが光る
典型的エンタメ映画でした
監督1作目にして
完成度が高いのも素晴らしいですが
その上で、自主脚本で
自分の個性をちゃんと
出していることに感心

独特の早いテンポが気持ちよく
小ボ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白かった
映画を構成する
全要素が高品質で驚きました
(別に完璧だとは言いませんが)

尖った1点だけじゃなくて
手を抜かず丁寧に
総合芸術としての映画で
勝負しようとしてる感じ
観てて
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.5

あらすじが全てと言っていい
そのまんま老人が遊園地で
大変な目に遭う作品

別に嫌いではないのだけれど
1時間ない映画なのに
単調すぎて眠くなる、、、

作品の面白さより
劇場を出た後
お年寄りを見か
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.8

偉大な歌手を称える伝記
事実に忠実だからこそ
後半は少し展開が少ないですが
過剰に褒め称えるより
すんなりと腑に落ちる仕上がり

人生って確かにドラマチックな
出来事ばかりじゃないし
命の折り返し点を
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.7

燃えよ剣という大作を
何とか映画サイズに落とし込む
試行錯誤が伺える作品

新撰組の始まりから
終わりまでギュッとしてるので
どうしても駆け足気味に
なってしまう所を
土方の回想ベースという
巧い映画
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

今の水準で見ると
ちょっと古いSFという感じ

ですが名作だけあって
まとまったムダのない構成で
役者陣のビジュアルも含めて
近未来なスタイリッシュさを
醸している印象でした

話のリズムも良いのです
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修羅ランド(2017年製作の映画)

3.6

まさしく磨かれていない原石

磨いたら光る監督だと
2017年のこの時期に
どれだけの人が気付いていたか

ただ12分の短編ながら
今に繋がる監督の作風は
既に色濃くでてます

細部が粗く勢い先行
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.9

満席のシネマロサ
上映後のトークも観れて大満足
国岡さんの実物カッコいい

朝から劇場前に並んで
1日通した阪元裕吾祭を
堪能されてる方ばかりで
監督愛されてるなぁと
感じると共に
自分は良くチケット
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ただただ素晴らしかった
こういう映画をもっと観たいし
埋もれないで評価されて欲しい

正義を吹聴する人間が
最も信用ならないと
改めて強く思わせてくれる作品

強烈に頭にこびり付くのは
後半の特殊尋問
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

これはタフな映画
観終わってドッと疲れが出ます
ただそれは心地良い疲労です

本作は丁寧で重厚な作品で
描写の容赦無さも含めて
完成度の高い作品だと思いました
決闘裁判を学ぶ参考教材になりそう

扱う
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余りある(2021年製作の映画)

3.5

日常に非日常を織り込んで
ファンタジックな世界観を
丁寧に紡ごうとしてる印象

背景の深掘りや観る側の共感は
20分じゃ時間が足りないので
潔く切り捨てている

電車で偶然出会って
長く付き合ってすれ
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.3

WOWOWドラマを観て臨んだが
観ても観てなくても
感想は余り変わらなそう

特異な設定の緊迫感と
ロケーションのスケール感に
に対して
役者の演技と
脚本の構造が追いついていない

ドラマは国内舞台
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.3

由宇子の天秤というタイトル通り
彼女の中の「天秤」が
絶えず揺れ動き続ける
密度の濃い作品で
ものすごく面白かった

観客がこんなに緊張するのは
何故だろうと考えると
脚本は勿論、撮り方による所が
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.7

観客が追われる側を
追体験できるアトラクション映画
こればっかりは
世界観に乗っかるどうかで
評価は二極化しますよね

自分はキャラクター/役者の魅力と
聾唖を活かした工夫で
大いに楽しめましたし
1
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.9

生活保護と震災
目を背けたくなる重いテーマを
正面から捉えようとしている
そんな映画に感じました

善悪の基準って何だろうと
答えの無い問いを反芻させられる
善人と悪人の境界線が朧げで
決め付けの無い
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マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.7

ムロツヨシによる
ムロツヨシのための
ムロツヨシの映画
全く卑下せずそんな感じ

早い段階で
脚本の巧さを堪能する映画では無い
と気付きました
ムロさんの演技を堪能する方向に
スイッチを切り替えてから
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