すごく距離が近くて
観ている人間の隣に
寄り添ってくれる映画
劇的な興奮も悲しみも
大袈裟なものは無いけれど
愛しさが心の底から
ジワジワと湧き上がるのを
感じさせてくれる
出てくる風景は人は
何>>続きを読む
シリーズ最終章
世代交代がテーマで
広能と武田が引退して終了
そしてこれからも
抗争は続くというエンド
観てみるとそこまで
蛇足に感じませんでしたが
4作かけて終わらせた
大きな物語の波を越えるのは>>続きを読む
シネマンションさんの
ウォッチャパーティーで鑑賞
Jホラーの文脈を捉えた
演出、色彩、画角、
どれも素晴らしく不穏
後半がまさに地獄
細かく丁寧な音の仕掛けが
とにかく素晴らしく
痛みを想像させら>>続きを読む
期待したテイストでは無いけど
これも悪くないよね映画
他人の意識の中に
主体的に潜っていくのが
インセプションなら
本作は他人が自己記憶の中を
漂うのを客観的に覗く感じ
観ててヒリヒリする感じは
ど>>続きを読む
池の畔での怒涛の展開には
腹抱えて笑いました
夕子って奇跡の存在ですね
あの腑抜けて花くわえた顔が
もう面白くて仕方ない
工藤Dってやっぱり偉大
彼が不在の序盤は
しっかり物足りなかったし
それに加>>続きを読む
作り手の執念を感じる怪作
ダークな世界観ながら
要所でコミカルな要素もあり
観やすさへの工夫も見えます
1人で7年かけて
ストップモーションアニメを
撮影しているクセを
そこまで感じさせない
スッと>>続きを読む
面白かった
バカリズムさん脚本で
シュールでメタ的な物語運びに
「らしさ」が出てました
正直ここまで正面から
コメディで勝負する映画は
最近では珍しいと思います
出ている役者陣も
元芸人とか喜劇役者>>続きを読む
思い出して記録
確か「寝ても覚めても」と
二本立てで上映していたはず
鳥丸せつこさんの
虚言癖おばちゃんが
強烈に印象に残ってます
話も教誨師自身の闇にも
踏み込む流れになっていて
深淵を覗き込む>>続きを読む
正直ハズレ映画でも
ジェラルドバトラーの
渋い姿が見れたら良いや
ぐらいで選びましたが
大当たりで気分最高
単純なアメリカ万歳
美しい勝利映画では無いのが
観ていて清々しい
アメリカ・ロシア
両国>>続きを読む
仁義なき戦いシリーズ
キレイなフィナーレ
となるはずの4作目
ドンパチが増えて
見境なく若者が暴れ回る今作
組幹部の振る舞いより
血気盛んな若者の方が
筋が通って共感できる不思議
山守の外道具合が>>続きを読む
工藤Dのヤンキー味が暴走
「幽霊と呪い、
どっちが勝つか実験じゃ!」
と吠える姿には憧れすら覚える
そのくせ現場に入るのも
呪術道具を拾うのも
市川にやらせようとする人間味
こりゃクセになりますね>>続きを読む
どうして韓国映画は
こんな面白いんだろうなぁ
ツッコミ所が多々あっても
邦画とは違うというか
耐震基準どうなってんだとか
森の中を車で進んで
何で木に衝突しないんだとか
起爆装置の扱い雑すぎとか
荒>>続きを読む
シリーズ第3作目
いよいよ広能が抗争の中心に
引き摺り出される
さすがにここまで来ると
粒揃いのキャラクターに
話も複雑なヤクザの力関係が絡んで
一段階面白さが増しますね
これまでは山守組のボンク>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
変態スポイトおじさんが
孤独なのは分かるけど
娘の亡霊追いすぎや
誰かしらを囲おうとすなよ
結果的に両親がクズだったから
おじさんが
アンチヒーローな感じに
仕上がってるけど
本人が言うように
おじ>>続きを読む
若き北大路欣也の
哀しい物語
ひたすら裏切られ
苦しみ抜いた報われない男
大友もインパクトありますが
それよりも印象に残るのは山中
一人にフォーカスを当て続け
大味なドンパチシーンのみじゃなく
葛藤>>続きを読む
警察とヤクザの境界って
曖昧なものなんだなぁと
思わされる作品
どちらも暴力装置で
正統性の契機があるか無いか
それだけなんですね
闇米を食って生きてきただろと
突き付けられて何も言えない
清廉潔>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マイルドなスリラーという感じ
残酷な描写を避けるので
差し迫ったヒリヒリ感や
焦燥感が観客に伝わりづらい
ヒューマンドラマ寄りだし
社会風刺の寓話的だなと感じました
映画全体としては
この特殊なビー>>続きを読む
まず単純に
リベンジものとして最高
観客を煽り立てた上で
王道カタルシスをガツンとくれる
次に
皆が予想する流れから
しっかり裏切る脚本の巧さ
無理に捻った感じがしない
そして
マチスモ・マッチョ>>続きを読む
高木監督から直接
ご紹介いただいておきながら
今更になって鑑賞
(ほんとすいません)
35分というサイズで
起承転結がキッチリしていて
とても見やすい映画
最初のシーンの
健太郎の汚い食い方の理由>>続きを読む
これは世界観が全て
ミレニアムパレードの曲と
スタイリッシュな映像世界に
自分は大満足でした
綾野剛成田凌ご両名の
演技の振り切りは素晴らしかった
特に成田凌さんのビジュアルが秀逸で
心の奥底で自分>>続きを読む
伝説の実録シリーズ
ついに1作目に挑戦
展開のテンポが良すぎて
観ながら気持ち良いリズム
もっと我慢しながら
観ないといけないかと思ってました
ただ演出もアクションも
現代の感覚で見ると少し滑稽かも>>続きを読む
前評判通りの
高密度で洗練された作品
磨き上げられたシーンの連続が
目で見て美しいと同時に
その意図を汲み取る
観客の脳味噌を刺激し続ける
あっという間の映画体験でした
濱口メソッド丸出しの作品で>>続きを読む
面白かった楽しかった
まさしくLEVEL2の仕上がり
大上が居なくなって
トーンダウンするどころか
更に加速する過激さ
広島という土地柄を生かした
原爆を連想させる台詞回しや
当時の在日韓国人の厳し>>続きを読む
コロナ禍下の閉塞感を
正面からぶった斬り
腹掻っ捌いて責任をとる快作
不快になるかならないか
ギリギリラインの音効も含めて
腹の底にズシンと響いてくる
雷漢吉右衛門役に
窪塚洋介さんを
キャスティ>>続きを読む
近年珍しい一大映画シリーズ
予習の意味で出発点を鑑賞
アクションのスピード感が
素晴らしいと思いました
一方で
原作マンガがあるので
話の筋を弄れないジレンマが
あるのでしょうが
展開は分かりやすく>>続きを読む
世間の評価は低いですが
個人的には体験として面白い
意欲作だなぁと思いました
いわゆるJホラーって
従来の伝統的お化け描写から
新たな表現を模索していく
連続した流れが根底にある
と思っています>>続きを読む
重くて社会風刺もあるが
見終わって帰るときには
持ち帰る新しい視点があまり無い
と気付く映画でした
感覚的にですが
映画描写と観客との間に距離があって
そのギャップが埋まらず終わる感じ
敢えて淡々>>続きを読む
銀座有楽町という
場所柄、歴史漂う場所にて
古めかしい設備の東映映画館で
昭和舞台の東映ヤクザ映画を観る
完璧なセットでした
既に皆大好きな本作品
血と汗と土の臭いがする
骨太な血が滾る任侠映画です>>続きを読む
テアトル新宿
上映最終日に駆け込み鑑賞
人でいっぱいの映画館って
なんかイイですね
「ある用務員」が面白かったので
ワクワク期待大でしたが
その期待を大きく上回る面白さ
まさにエンタメ全振り、最高!>>続きを読む
オープニングが
カッコ良くてワクワク
それ以降は下降線
お兄ちゃんが強い
頭の回転が早くて
物分かりが鬼
雨の中でノーヘルバイク走らせても
崩れないヘアースタイルも素敵
傲慢のワードが出た時点で>>続きを読む
ニワカなんで
考察とかを経た解釈とかは
特にないです
単純に映像としての楽しさとか
作画のディテールとか
エヴァンゲリオンにしかない
気迫というか
独特の魅力を感じました
所々で現代的な感覚からの>>続きを読む
日常って愛おしい
時がゆっくり流れる下北沢で
多幸感に包まれながら
とにかく癒される映画
劇的なことなんて
何も起こらないけど
こんなにも面白い
今泉監督、凄まじいですね
出てくるキャラクターが悉>>続きを読む
細田作品初鑑賞
なんか賛否両論ありますけど
個人的には割と好感持てる作品でした
何より監督の描く話の筋が明確
何故、母は自分を置いて
他人の子を助けようとしたのか?
この答えをすずが探し求める話
(>>続きを読む
今日観ることに
意味が有る気がして劇場へ
予想していたより
大袈裟じゃなく説教くさくない
これをどう捉えるかで
評価は変わる気がします
出てくる市井の人々を
その時代の人々という
ステレオタイプで>>続きを読む
最高に楽しい
ミュージカル映画でした
この種の映画が苦手な人は
そもそも鑑賞を避けるはずなので
レビューがインフレするのも頷けます
音楽、リリック、ダンス、世界観
ノリノリでとにかく楽しい
ポジテ>>続きを読む
今まで、脚本力・演出力って
なかなか掴みづらかったのですが
ここまで圧倒させられる作品は
初体験な気がします
後半の演劇の台詞と
前半の群像劇の言葉が
交差しながら混ざり合う
どう考えたか分からない>>続きを読む