cinemaで逃避さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

cinemaで逃避

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トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

3.8

お遊戯室の
同時視聴企画で鑑賞

幽霊が出てきて怖いというより
人間が怖いという作品

短編オムニバスのおかげで
テンポよく飽きずに見れますし
最初にタイトルが出て来て
最後に意味がわかるという仕掛け
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

この映画みたいな恋愛なんか
経験したこともない人間ですが
どこか知ってる気がするのは
何故なんでしょうか

要所要所で
具体的なアイテムが出てきて
知ってるサブカル?要素があれば
観客を巻き込めるウマ
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スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班(2017年製作の映画)

3.8

WOWOWで鑑賞
ポスターはB級感満載ですが
しっかり味がする映画でした

設定は韓国映画あるあるで
汚職にまみれた警察と
市民を蔑ろにする巨大企業に
正義を掲げてレジスタンスする構図

左遷上司と現
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キングダム(2019年製作の映画)

3.3

壮大なセット
キャストも豪華で
ビジュアル的にも再現度高い
ですが、、、
そこはかと無いチャンバラ感

気合でミラクルを起こす
そういうタイプの物語なので
仕方ないのかも知れません

大いなる期待を背
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ぱん。(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ぶっ飛び展開の
粗いストーリーなのに
不思議と不快にならない

辻凪子さんの包容力によるものか
監督の鬼テンポの編集手腕か
はたまた画の面白さか

にしても
パンの奴隷が革命を起こして
落着しても皆パ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い
ジメジメした暗い世界や
暴力アクションを撮らせたら
やっぱり韓国は凄いですわ
このハズレが無い感じが堪らない

そして何より
この作品が主演キムダミのデビュー作
っていうのが信じら
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.3

正直微妙
ジェニファーロペスの
完全無欠感に依存しきった作品

リーマンショックの前も後も
男は金ヅルとして見ていて
根本のスタンスは変わらない

好景気だと合法的に楽に
金を巻き上げられたけど
不景
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

楽しみにしていた
藤井道人監督の最新作

政治や実在事件、裏社会を描くのは
韓国ノワール映画が世界一だと
個人的に思っていますが
そのレベルに肩を並べる
とてつもない傑作でした

舞台は静岡沼津
ヤク
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.8

いやー面白かった
阪元監督、存じ上げない方でしたが
新進気鋭グイグイ来てますね

用務員が実はアサシン
しかも悲しい過去を抱えている
そして9人の刺客と次々バトル

設定を聞いただけでわかる
おもろい
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.5

めっちゃ怖かった
そういう意味では
期待通りの作品でした

人の少ない映画館で
大音量で脅かされると
やっぱりめちゃくちゃビビりますね

zoomの画面で
話が進んでいく形式で
これまで何作もこすられ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

画面には
ひたすら警官が喋る姿のみ

しかし観客はあちこち振り回される
緊張感に手に汗握り
裏切られ、ハッとし、安心する

最後に彼が電話したのは
少女マチルデか
妻パトリシアか
相棒ラシードか
元上
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

韓国映画バンザイ!
鑑賞しながら涙ポタポタ
心震える大傑作

観た人全てがそうだと思いますが
キムユンソクが憎たらしくて
とにかくブン殴りたかった
そして拷問の実行犯5人に
殺意湧くレベルでムカつきま
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サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

3.7

シムウンギョン目当てで鑑賞も
結果、一番記憶に残ってるのは
チャンユミの憎たらしい顔

ツッコミどころ満載だけど
ダメ親父に娘の為に奔走する
鉄板パターンでやられました

話の後始末を
エピローグでき
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7月22日(2018年製作の映画)

3.8

ノルウェー連続テロ事件という
77人の死者を出した
実在事件を題材にした作品

テロ事件発生から
犯人へ確定判決が下るまでを
事実に則しながら
静かに丁寧に追っていきます

オスロでの自動車爆破から
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ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.6

ルークエバンス鬼カッコいい

オスマン帝国の大群を
闇の力で殺しまくる
モンスター映画です

完成度よりグルーヴ
そんな感じです

息子を守る為に
民衆をバンパイアにしちゃうのは
正直どうなのか?
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

年末年始で暇を持て余し
アニメを完走し、いざ劇場版

まぁ評判通りの傑作でした
文句ないです

にしてもアニメの作画って
今こんなレベルまで
到達してるんですね

ヌルヌル動く作画に
3Dアニメが織り
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

昨年見たのに記録漏れ
圧巻の映像
映画館で観たかった

宇宙に居るリアリティ
緊張感が伝わりすぎて
観てるこっちが息上がる

内容的には
ジョージクルーニーが
とにかくカッチョエエ
こんなイケおじにな
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

全く嫌いでは無いけれど
正直これはすんなり
共感しにくかったかなー

明らかに女性ターゲットなので
女性には刺さりまくるでしょう

まぁ明らかに男ターゲットの
映画もあるのでおあいこですが

ただ、こ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

最高!

実話の説得力で
すんなり展開が入ってきます

戦死者の名前を
読み上げるヘイデンに
泣かされました
(多分、脚色ですが)

にしても
統治機構と検察が
「共謀」すれば
個人の権利なんて
踏み
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

今年の劇場1発目
好きな映画だけど
まぁまぁという感じでした

去年の劇場1発目が
ロングショットだったので
正月ボケの頭では
エンタメ娯楽系を
選んでしまいがちなのかも

ソウルステーションパンデミ
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天地明察(2012年製作の映画)

3.4

安心安全の
オーソドックス時代劇

暦というとっつき難い題材を
扱いながら
きっちりエンタメにしているのは
凄いなと思いました

ただディテールでの違和感が
見る側の没入を妨げていた印象

暦勝負で切
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

圧巻のスケール感
見応え十分な第一章でした

コリアン仏教SF×母子愛という
斬新な取り合わせ
役者陣は他作で観たことある
実力者ばっかりでニンマリ

仏教が由来なのか
真偽は分かりませんが
死後の世
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

インターステラーや
ゼログラビティやら
SF宇宙ものは数多あります

その前提になってる
地球は安全⇔宇宙は危険
という対比を
ひっくり返すという意味で
新しいなと思いました

しかしその新しさ以外は
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.7

心で燃える青い炎
静かながら熱い青春映画でした

本作の題材である
阿久津先生vsAWAKEの顛末は
個人的に既に知っていました

しかしこの一戦の背景にある
奇妙な縁を知った上で観る対局は
一手の緊
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.3

生きる苦しみを
歯を食いしばって耐えるなら
その先にはきっと
新しい生きる道があるべきだ

結果なんて正解なんて関係ない
進む人間に覚悟があれば
一本道を進んでいく
その過程そのものが意味を持つ
そん
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.4

人間って醜い
生きるって辛い
それでも生きているのは
僅かでも希望があるから

希望無しでは
生きていけない生物が人間なら、
必死に希望にしがみつく姿って
生きることの具現化ですかね
醜いけど、気高い
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天外者(2020年製作の映画)

3.9

見終わった後に余韻のある
骨太で真面目な映画でした

主演の三浦春馬さんは
所作が美しくて
意思の強い薩摩隼人にピッタリ

イケメン枠を抜けて
男盛りの骨太な俳優に脱皮しよう
としていた矢先のことで
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

期待よりは普通

設定が秀逸で
押し切るのかと思いきや
状況が二転三転して
飽きない工夫がされているのは
予想外でした

意外と暗闇チェイス短いのね

ハッピーエンドとも言えない
モヤモヤした終わり方
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

アクション最高!
バリエーションも豊富!

とにかくアクション祭りで
ストーリーは
あんまり入ってきません!

刀で串刺しになって
あんな普通にしてられる
わけないやろ!

最後にはアサシンに戻った
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ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.9

オーソドックスな
サクセスストーリー
観るとすこぶる元気になります

サブタイトルの
「ふたりで叶える夢」

観る前は「ふたり」を
スターとアシスタントだと
思っていましたが、
観た後に考えると
色ん
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.2

決して嫌いではないし
笑かしてもらいましたが
どーも観た手応えがない映画

話がアッサリしてるのは
コメディ全振りだから
まぁそんなもんだよねって感じ

映画というよりは
シチュエーションドラマの
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

河瀬作品は初でしたが
現実と虚構が
シームレスになる感じ
スゴい好きでした

示唆に富んだ
映像のオンパレード

新緑の森に
生命の源の太陽の光
桜が咲き誇る細道

母なる海に見守られ
子を育みながら
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

実際の事件を題材に
このスピード感で映画にできる
韓国映画はスゴいですね

2018年末に
最後の船体内の遺体捜索が終わり
2019年には
本作が製作されているわけですから
日本じゃあり得ないですね
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

皆さん評価がイマイチなので
同情票を入れたいところですが
これは無理です

脚本が薄味すぎる
観客が何で?という裏付けを
ほぼ提示しない

テンポが良いのと
話が薄いのを混同しちゃダメですよ

終始フ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.9

混乱しながら見続けて
6割分かったかなぐらいで
スッキリバイオレンス
そんな映画です

正直、賛否が大きく分かれそう

説明台詞がほぼなく
前半は掴みどころが無くて
結構シンドイです
あらすじも見ずに
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真犯人(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

見終わって何も残らない映画
でも100分でスパっと終わるので
文句が言いたくなるほどでもない

登場人物が5人と少ないので
どうせ重要人物なんだろな
と薄々感づく

1人は死んでるし
1人は起訴されと
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