りとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

サラが強く生きていく未来に、本当にこの男必要か?能力高いのに寂しさから男を欲してしまうサラの振れ幅が私は好きだったかな。

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

5.0

変わったのに変わっていない5人。
それぞれ価値観も考え方も違うのだけど、根元のコンセプトはきっと共有できる関係で、その関係を見ているだけで嬉しくなる。
強制とか同調圧力とか、利害関係を気にしないで人と
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

4.5

純度高すぎて肺に穴開きました。
高木さんの表情がいいんだよなぁ。

はい、泳げません(2022年製作の映画)

4.0

当たり前のことができないという認識は、それだけでも心に影を落とす。
さらにできないことによって失ってしまったものがあったとしたら余計に。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.5

私は刺さってしまいました。
何をするにも取り組む姿勢は大事なもの。
本気で取り組む姿勢は伝わっていくはずなことを思い出させてくれる作品。
仕事って本当はこういうものだった。

ドンバス(2018年製作の映画)

4.0

大きな国家意識が小さな生活に侵食している。関係ないようで人々の意識に根付いている国家意識。国の境界。
意識していないようで人は国という束で人々を認識する。
ドキュメンタリーとフィクションのあいまいさが
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.6

全く異なる展開で繋ぎつつ原作の世界観は守っている作品。もちろん原作は一つ一つのエピソードがおもしろく、しかも繋がり合っていてだからこそホリックなので、映画は全くの別物として見に行く必要はある。
吉岡里
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.0

みんなおなじで、みんなちがう。
みんなちがって、みんないい。

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.5

「100日間ワニと共に生きたネズミとその後」だね、これは。
なるほど、原作と視点を変えて物語を構成しているから賛否分かれることになったんだな。そもそも原作とタイトル違うし、別視点の別作品として見る必要
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

アッくん、イキってるのに美容師になりたいなんてかわいすぎか。
展開がとにかくテンポがいい。だれないですぐ喧嘩が盛り込まれているから、見てる側を飽きさせない。
生死を懸けているのにシリアス感も少ない。喧
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

何かを選んだら、それ以外は切らなきゃいけない。
切って選んで取捨選択した映像に私は自分を見つけていたんだ。
だから映画好きなんだ。映画好きはどうしても胸が熱くなる作品でした。めちゃくちゃ良かった。なめ
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.0

名前のつけられないあいまいな感情が漂う作品。
恋なのか。友情なのか。どちらかに分類することはできない関係性。おそらくどちらでもなくて、どちらでもある。
だからこそ、わりきれない。わかりやすい結末が思い
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粛清裁判(2018年製作の映画)

-

「銃殺刑を求刑します」と検察が言った時に拍手喝采する群衆たちにもっとも恐怖を感じた。
いつ自分があっち側に行くかもわからないのに。何もしていなくても、何かしたことになるのに。

国葬(2019年製作の映画)

-

個人崇拝の極限。
人々は誰かに「強くて正しいイメージ」を抱きたくなるのだろうか。
共産主義という概念よりずっとスターリンという個人の方がわかりやすい。
だって、私たちもそうでしょう。
知らない内に個人
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.2

これは映画館で見たかった…
なくても困らないものだけど、確かに心を救う瞬間が映画にはあると思う。映画の力、私は信じていたいなぁ。
どうしようもない現実に押し潰されそうな時、先生みたいな大人がそばにいて
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ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

2.7

万引き家族ならぬ、ドン引き家族。
圧倒的にコメディ要素が欠如にしていて深刻に進行していく。真面目にこの話を描くとこうなるんだと、原作での妙に楽観的でポップなノリは必要だったことを知る。
みんなでママレ
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.7

周りに感化されやすいのは、純粋無垢な人なのかもしれない。
周りの大人によって正しいと思ってしまったとも言える。

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

言葉と行動の違いも子供はちゃんと感じ取っている。
両親は「愛してる」という言葉はくれるけど一緒にいてはくれない。
大事にされてるという感覚は、小さな行動の化学反応で形成される。
血の繋がりだけでは大事
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バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

3.7

壁から引き剥がされたストリートアートが、今もロンドンで眠っているという何もまあ微妙な話。「そこにある」というストリートアートの価値が失われているのにその価値を保存し売りさばこうとする架空取引のような空>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.0

最善を尽くすということ。
ダニエルが全力でボンドという役と向き合い、導いた物語の結末。
だからあんなに熱かったのか。
最後の撮影後にこみあげてしまうダニエルが忘れられない。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

精神的な虐待。自身の加虐性を感じない周りの人々。
客観的な構成要件だけでは判断できないはずなのに。

L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。(2018年製作の映画)

3.4

横浜流星はベルトをちゃんと締めましょう。女の子にズボン引っ張られても脱げないくらいには。
前作を踏まえて覚悟していたが、ずいぶん爽やかさっぱりになられて。「私、ジョア〜」がないのが少し寂しく感じてしま
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

ステータスのみを追い求め歪んでしまったエリートの物語。
まず自己紹介しながら用を足すのをやめてくれ。しかもめっちゃかっこつけてる。名刺マウンティングシーンで絶妙なオフホワイトに衝撃受けてるのはもはやコ
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

2.8

テスラという人物をなぞるのにはよかったかな。エンジンとの対比も理解深まる。
しかしながら、演出が全体的に謎。最大の謎は、やはりテスラの歌。なに?急にイーサンホーク歌ってるの?赤穂浪士がマイク持って尾崎
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.7

中国とアメリカの考え方の違いを感じた。
本人の恐怖を背負う責任、本人に伝える責任。

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

4.2

人に頼りながら生きていくということ。喧嘩もするけど、案外人は頼られるのが嫌いじゃないのだ。頼って頼られて共に作り上げたのはきっと家だけじゃない。

東南角部屋二階の女(2008年製作の映画)

3.2

タバコが空になっているのに気づいたおじいさんに、さっとタバコを手渡す西島さんが印象的。
最初はボケてるかわからないおじいさんにイライラしてたのに。
とりあえず、アフリカへ旅立つ加瀬亮に幸あれ。

世界にひとつのロマンティック(2015年製作の映画)

3.5

頭にクギ刺さってる主人公ってなによ?そこから緊急時の医療保険適用の法案提出?いいね、キメてるね。
ジェイクがノリノリでダンスするのなんだかかわいかったな。

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.6

やみつきになりそうな、うざすぎ里帆でした。里帆だけでカオス空間形成されてるのに、さらに佐藤二朗ぶっこんで追いカオスするのやめてくれ!そんな映画です。