りとさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

4.2

「人々の恐怖を利益に変える」
アメリカとカナダの比較が意味深い。同じように銃が買えるのに銃による殺人は少ないカナダ。ではアメリカ人の恐怖心は一体どこから来ているのか。はたまた、誰が恐怖心を煽り増幅させ
>>続きを読む

アメリカン・ラプソディ(2001年製作の映画)

4.0

「つらく悲しい6年間でした」
確かに裕福ではなかったし、生みの親もいなかったけどたくさんの愛情を受けて彼女なりに幸せだったのだ。奇跡の再会、正義のアメリカのプロパガンダに利用された雰囲気も醸している。
>>続きを読む

さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

4.0

眠れない時はパパを起こせ。話ができるだろ。
実際起こすかはわからないけど、そう言ってくれるだけで少し安心する、そんな言葉をみんなきっと待っているのだ。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

この人にとっては大きな出来事で、世間では消えてしまいそうな小さな出来事。人は小さな出来事でさらに深く繋がっていける。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

情報を多方面から精査する議論や会議のお手本のような映画。
「個人的な偏見を排除するのはいつも難しい」
事実に対しても「こうあってほしい」「こうなければならない」というフィルターがどうしてもかかる。その
>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

「何でも述べる自由はあっても、ウソと説明責任の放棄だけは許されないのです。意見は多種多様ですが、否定できない事柄があるのです。」
事実を自分の考えに基づくように改ざんしてしまう可能性、改ざんされた情報
>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.7

イーサンホークをクーリングオフする物語。
マギーが合理的すぎるのに、結局とっちらかってるのがおもしろい。人間してるなぁ〜

PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.4

永野芽郁なら、素性が謎でも泊めちゃうな、そんな映画。

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.0

バカンス・ファンタスティコ〜!
サムくんのひと夏の思い出がみずみずしいんです。私まで心がサマーバケーション。
とにかく海に行きたくなる。思い出作りに。

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

4.2

クマにキレることが私たちに必要なんだよ!!!そんな映画。
顔色伺って黙って受け入れて幽閉されても何も変わらず愚痴しか出ないのだ。知ってる。わかってる。わかっているのに。
しかし苦悩の日々は、代替するこ
>>続きを読む

ひるなかの流星(2016年製作の映画)

3.7

永野芽郁かわいくてもう感謝しかない。
馬村も原作通りかわいくて当時盛り上がったことを思い出しました。

君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.7

気になる方はぜひ原作のあとがきを読んでみてほしい。
不治の病を取り扱う作品は確かに多いけど、単純に泣かそうとしているものとそうではないものがあることに気付かされると思う。

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

4.5

知識は生きるために活用するものだと改めて考えさせられた。
知識を使い道を切り開くことだってできる。ただ待っていても飢えるだけなのだ。
知識と行動、周囲の理解と協力、人に必要なものはずっと変わらないのか
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.8

スカヨハは最強がよく似合う。
強いというか、全てを支配したというか…スカヨハ無双です。
知識は時を越えて伝えるものとして、彼女はフラッシュメモリになり未来を託しましたとさ。

滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.2

7人のおばちゃんが山で迷うただそれだけ〜の映画なのに、妙におもしろい。
遭難ってほど悲壮感や緊迫感もなく、謎の仲間意識が芽生えてみんなでちょっとその状況を楽しんじゃう豊かさよ。
えらい楽しそうでみんな
>>続きを読む

Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

4.2

FGO版アベンジャーズ。
ゲームやったことある人は、懐かしの英霊たちに胸が熱くなるはず。
FGOはなんだかんだマシュの物語なんだと再認識させられた。
永遠に生き続けられる世界を受け入れず、肉体が朽ちよ
>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

3.8

私たちは彼らが持っていた何かを失ってしまったのではないだろうか。
飛行艇作りのシーン、空の向こうに消えていく飛行機たちのシーン好きだったなぁ。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

抗えない闘争心。みんな本当は狂ってるのに隠してる。
目的もなく生かされてる反動はいつかきっと来る…
飼い慣らすか、解き放つか。

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?(2005年製作の映画)

3.7

これぞマネーヴァンパイア!
マジックのような会計手法に唖然とした。未来収益計上で嘘でしかない財務諸表を作ってアナリスト騙して株価上げて。株価ってこんなに簡単に上がるのかと逆に感動もの。
何が一番まずい
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

事件後から始まるのに見逃せなくて引き込まれる。
なんでそんなに信じてくれたんだ…

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.7

精神ぐらつきやすいエルサをアナが手助けする関係がいいよね。
でもやっぱりエルサはエルサで、アナはアナで自立してるから二人は強いんだなぁ。エルサが海越えするシーンが好き。
依存ではなく排除でもなく共存が
>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.4

もし次回作あるなら、リーは命ないだろうなとふと思ってしまった…
ボーン、自己実現まではまだまだって感じ。

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.6

人間兵器作る極秘作戦やってまずくなって関係者抹殺しようとするいつものパターン。
逆に抹殺の手間すごくない?CIAは本日も黒かったですね。
本作の見どころは、やはりワイズの渾身の蹴りでしょうか。可哀想な
>>続きを読む

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.0

想像の世界は無限に広がってて、ワクワクも無限大だ!そんな映画。
いいね〜どんどんみんな熱くなっていく様子が。物作りに携わっている人は特に一緒に熱くなるかも。仕事ってワクワク大切だよね。
会社の実際の技
>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.6

後半30分が個人的に好み。
夢を応援し合える関係が恋愛よりも印象的だったかな。
乾くん、あまりに良い子だからこれはよっぽど闇深いぞなんて疑った汚い大人でごめんなさい。

地獄の花園(2021年製作の映画)

4.0

めっちゃ好きな映画でした!
永野芽郁の運動できなさそうな動きがかわいい。
それぞれのキャラも個性強くておもしろいのだが、小池栄子に至っては、ブリーチの敵キャラにでもいそうな佇まいのOLで最高。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

4.0

それぞれ貫く騎士道と騎士道の殴り合いが熱い一作。
裏切り、反逆、贖罪…同じものを信じていたと思われた円卓の騎士たちが変わってしまった獅子王に対して何を選択したのか。
何を信じるかはその人次第で。だから
>>続きを読む

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.7

会長の絶対的王者の貫禄が感じられる一作。エライザの醸すあの貫禄、やみつきになる。ワイルドスピード森川感も垣間見れるし、清華を守る会長や恒例の賭け狂う夢子も見れて個人的には満足。

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.0

「おまえは俺を殺す理由を知ってるか」
CIAが腐りきっていましたね。腐ってる上層部の指示を聞き、誰かもわからない人々を暗殺してきたボーン。なんでかわからないことをし続けることは人の心を壊すのだと思う。
>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.5

情報入手が華麗すぎるボーン。いや本当に記憶ないのが痛いよな…
前作よりも希望がなく悔恨残るラスト。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.7

エピソード記憶がなくなっても、あれだけの動きやカーチェイスできれば生き延びられるんだね。
窓から敵が現れるシーンは心臓飛び出そうになった。

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.7

ジョンソンとジョージの友情が熱い!しかしワニがでかいし強すぎる…
パニック映画だが、意外にも密猟による問題、人間の強欲ゆえの破壊や研究の末路など訴えている部分もあり社会派パニックものでした。