Claryさんの映画レビュー・感想・評価

Clary

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砂漠の星(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

日本賞受賞作品の紹介番組を録画視聴。

採掘事業、水道の民営運営で進む干ばつ化。
乾いた地を踏み締める音が耳に残る。

住むには適さない地となり、
ひと家族、またひと家族と去っていく。
サッカーを共に
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ソウルフルワールド上映とセットで。

絵本のようなタッチと物語。
自分の家の夢、隠し続け、他の立派な家に気後れしながら
逃げて逃げて..。

けれど、怖がってた相手が手を差し伸べてくれたところから
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劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

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響けユーフォの第二シーズンの再構成。

久美子とあすか先輩に焦点を当てており、
すっきりとまとまっていて好き。

タイトルの響け!ユーフォニウムの曲を巡るあれこれが
切なく美しい。

あすか先輩、
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レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート(2011年製作の映画)

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コンサートだけど、舞台を観たかのような満足感。

ミュージカルは1曲でも素晴らしい曲があれば十分成功とも言えると思うのだけど、
改めて、レミゼラブルは本当名曲揃い。

大河への道(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2025大河ドラマ脚本家が描く大河への道。

伊能忠敬=日本地図
というのは多くの日本人が持つイメージだろうけど、
地図を完成させたのは本人ではなかったのね。

伊能忠敬の最初の知的好奇心から事は大き
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あれだけテレビ放映されてたのに、初鑑賞。

いやはや、ストーリーのテンポ感や濃度がストレスなく、
楽しく観ることができた。
アニメーションも見どころたくさん。

囚われながらも、ただ待つだけでないお姫
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍でスクリーン上映叶わなかったピクサー作品。
期間限定でそれが実現されたということで足を運んだけど、
スクリーンで観られてよかった!

けど上映してることすら知らない人も多いだろうし、
観客が少
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(1985年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シェイクスピアの「リア王」をベースに、
日本の戦国時代を舞台として描く。
毛利元就の「三本の矢」を否定するifにて。

舞台が全く違うのにきちんとシェイクスピアで面白い。
マクベスからの「蜘蛛巣城」と
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ピアノ 2 Pianos 4 Hands(2021年製作の映画)

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2台のピアノとともに目まぐるしく進んでいく舞台。
それぞれのレッスンが同じ曲で繋がっていく演出や、
少年の顔が少年のそれで面白い。
カメラアングルが実際の舞台では体験できないアングルも含まれていて楽し
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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三丁目の夕日が苦手で同テイストだとしんどいなぁ、
なんて思い足を運べてなかったけど、
受賞を機に。

これぞ、映画館での「体験」でよかった!

舞台は戦後日本。
街は破壊され、戦争の記憶がまだたくさん
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奇跡の人(1962年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

非常に見応えがあり、見入ってしまった!

奇跡の人、という邦題だと気づきにくいけど、
「worker」なので、サリヴァン先生のことを指すのね。

後天的に視覚と聴覚を失い、
表現が適切ではないかもしれ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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突然、2分時差で繋がるようになったタイムテレビ。

ワンカット手法も臨場感に貢献し、
ループしているような、定まった未来に翻弄されているような、
不思議な感覚に陥る。

モニターの向かい合わせ案が出た
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人生目に映るもの、関わる人が全て、自分以外の人たちの「娯楽」のためだとしたら?
映画の紹介や冒頭でネタバレされてるから視聴者は分かれど
トゥルーマンにしたらホラー要素強めだよね..。
精神崩壊しそう。
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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snsで見かけて。

ナワリヌイが獄中で亡くなった後で
これどんな気持ちで観ればいいんだか..。

アメリカ制作でヒーローとして祭り上げられている面はあるのだと思う。
けれどたとえ善人でなかったとして
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short cut(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ワンシーン、ワンカットで、
なかなかの鬼脚本。
え、そんなことさせちゃう??って連続だった。
出演者、カメラマン、演出の方々、本当にお疲れ様です..

地元の山で野生が芽生える妻と
翻弄されながら妻へ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人生、上手くいかない、なんて時は多くの人にとってもあるけど、
「no」と言い続けたのが因果応報として人生つまらなくなってた男が
「yes」といい続けることで人生変わっていく様子がコメディとして描かれる
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紅の豚(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シネフェスでスクリーン上映にて。

子どもの頃はただ面白い印象だったのが、
大人になると、苦さや切なさなどと共存することに気づく。

自ら呪いをかけたマルコ、
そんなマルコへ賭けで待つジーナ。
カーチ
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カラーパープル(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

底から湧き上がるようなパワーをいただいた。
同時に、なんとも言えぬやるせ無さも感じる。

舞台は奴隷解放宣言から公民権運動までの間。
奴隷からは解放されたものの、ナチュラルに黒人差別が蔓延しているころ
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七人の侍(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(録画視聴)

やっと観られた!
名作だけど、構えて観るというよりエンタメ作品として入り込める。


映画の時間としては長いのだけど、
七人の侍のキャラ立ちやストーリ展開と飽きさせない。


ところで
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

綾野剛演じる狂児の色っぽさと懐っこさにやられてしまった。
もともとヒモとか好きじゃないはずなのに、
狂児の元カノのようにヒモにしてしまう人の気持ちが少し分かってしまうほど。

聡実は変声期により、
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

グルーに出会う前のストーリーだし、あまり期待してなかったんだけど(失礼)、
とても面白かった!

ミニオンズたちのやらかしの展開やテンポがいい。
ところで、これイギリス描写、怒られないのか?笑

突然
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

衰退していく宿場町を救うべくとった道は
藩へお金を貸出、その利息で町を潤すこと。

ふと口に出た思いつきが、町の人たちを巻き込んでいき、
最後には藩主まで動かしていく群像劇。
その過程では金銭欲や名誉
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千年女優(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

事前知識特にないまま、リバイバル上映にて。

現実と過去、虚構が入り混じる世界観に引き込まれる。
疾走感とそれでいながら同じところをループしているかのような、不思議な感覚。

これだけ見せつけれた上で
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「君はこの戦艦を測りたいとは思わないのか? 変わってるな」

と、美しいものを観ると測らずにはいられなくなる数学天才が
戦艦の建造計画を阻止するための要員として奮闘する。

あまりにも限られた情報から
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ズートピア(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(録画視聴)

話の展開が、単純なサクセスストーリーかと想定してたので面白かった!

異なる種の他者理解の根底には
〇〇だから、という先入観が邪魔してしまう。
それが何かしらのきっかけに弾み出てしまう
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高!
という気分になれるミュージカル舞台。

ストーリー展開は王道な感じはあるけど、
とにかくパワフルで魅力的なローラや
多彩なミュージカルナンバーや華やかな舞台がテンポ良く進んでいく。
あのブーツ
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日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

日本列島と四季、変化に富んでいて、
そして、その中に生きる生き物たちの生態はまだまだ知らないこと多いなぁ、と改めて。

(録画視聴)

清須会議(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

合戦場でない戦の場。

それぞれの思惑からの駆け引きに
人間味が加わって楽しい。

その後の運命知っていると、
より一層面白みが加わる。

カリスマでのし上がった代が亡き後が
一番混乱起きやすいんだろ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

さかなクンの自伝的映画。

けれども、さかなクンはさかなクンになれなかったギョギョおじさんとしての登場。
お父さんの感覚は全うだと思うんだけど、
さかなクンがさかなクンになれたのはお母さんの信ずる強さ
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