月の狼さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

23年163作目。

マフィア映画のトップに位置する作品は
やはり凄味があった。

序盤の結婚式が凡長ではあるものの
人間関係や状況説明の土台固めをしてるので、
退屈だけど覚えないとわからなくなる。
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ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

3.5

23年162作目。

想像以上には楽しめた。
カーペンターが作りたいように作った感じ。

終始「なんじゃそりゃ!!」とツッコミつつ笑えたのは良かった。
他に類を見ない程、雑な物語に巻き込まれる主人公。
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.5

23年161作目。

2時間半以上の長尺ながら飽きることなく楽しめた。

諜報機関のメンバーとしては妙にヘッポコで
爆弾の威力を見誤ってばかりなのは笑ってしまった。

序盤ではぎこちない暗殺だったのに
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

23年160作目。

中盤まではまだ楽しめるものの、
後半がすごく失速した。

日本の対応は別に酷いと思わない。
変異している可能性はあるでしょう。
韓国側も「それは…あるかも」と不安視し始め、
”え
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暴走機関車(1985年製作の映画)

4.0

23年159作目。

シンプルな話ではあるものの
カメラワークや演出が良く、緊迫感が続いた作りがすごい。

主人公と副所長が共に頭のねじが緩んでて、
後半の展開には「くるってやがる!」と感じざるを得な
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

23年158作目。

最初の30分位はジワジワ何かが起きる不安がよぎり、
そのあとは延々「うわぁ・・・」と救われない展開ばかり。

新体制と旧体制にそれほど違いはないのだろう。
革命により富裕層はただ
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眠りの地(2023年製作の映画)

4.0

23年157作目。

想像以上の出来。
契約法という、普段の裁判モノではお目にかからない内容。

メインの2人は勿論のこと、
名前は知らないが脇を固めるキャラ達も良い。

黒人差別やKKKなど、アメリ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

23年156作目。

1作目よりも明るくなり
生き生きとした作品になってた。

ドラマ側まで視聴していないと置いてかれるキャラが
メインにいるのは映画としてはどうかとは思う。

『ミズ・マーベル』はメ
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

23年155作目。

良くも悪くもフィンチャーらしい映画だった。

アクションシーンもド派手にせず淡々と映したり、
移動や行動も淡々と映す。

フィンチャーの演出が悪いわけではなく、
盛り上がりが少な
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ゴジラ(1984年製作の映画)

4.0

23年154作目。

想像以上に楽しめた。
子供向けではなく(子供が全然登場しない)、
政治家や研究者がメインで展開していくのは
一作目をなぞっているのだろう。

首都防衛移動要塞「スーパーX」もなか
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.0

23年153作目。

黒人とユダヤ人による四半世紀の友情物語である本作に
不快な気分になる人は少ないだろう。

差別を実感するシーンにはドキドキし、
人生で出会う人たちのやさしさにジーンとした。

1
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

23年152作目。

サブタイの通りどうやったら死んでくれるの?と
ナチの奴らが嘆いてしまう程にマジで不死身だった。

主人公は終始無言でゴールドを奪還するだけという
複雑な話にはせず、徹底的にナチを
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

23年151作目。

人によっては楽しめるかも。
個人的には盛り上がりに欠ける作品かな。

尺のわりにドキドキするシーンが少なく、
焦るシーンはあるのだが緊迫さがイマイチ感じられなかった。

「もっと
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

4.0

23年150作目。

それほど期待していなかったからか、
想像以上に楽しめたし笑えた。

キャラクターの個性もありつつ、
みんなが頑張る見せ場があるのが良い。

ホラーではあるものの、子供にも楽しめる
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.0

23年149作目。

謎や事実には分かる事と驚きがあってそこそこ楽しめた。

所々に「うぉ」っとなるシーンがあるが、
予兆があるのでそこまでビビらずに済んだ。

一つの建物での話だし、尺も短い。
今ま
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.0

23年148作目。

各エレメントの生活スタイルは
ピクサーらしい面白さがあってよかった。

それだけかなぁ。
水漏れの展開や恋愛感情、個人としての成長などは
特筆する事が無い。

ラストの締め方も予
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

23年147作目。

斬新な切り口で描いた『シン・ゴジラ』の大ヒットの重圧の元、
十分健闘した作品になったかと。

CGの質は素晴らしくて、ハリウッド映画と同等の良さがある。
銀座のシーンはもっと見た
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

23年146作目。

過去に一回見ていたが
『ゴジラ -1.0』公開に合わせて改めて視聴。

色黒映像で登場するゴジラの不気味さはすごく良い。
目的も無く、只々町を破壊し続ける。
機関銃や大砲ではダメ
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ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション(2003年製作の映画)

4.0

23年145作目。
想像以上に楽しめた。

随所にギャグをちりばめて
有名俳優が結構出てる。
(ロン・パールマンがちょい役で出てるとは)

ダフィとバニーがメインのキャラだが
他のキャラもきちんと出て
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

23年144作目。
「もうやだ遊牧民」

ギャレス監督は J・J監督のように
シリーズ物やリブートばかり任せれらていて、
自分の色を出しにくい感じが見受けられてて
出来としてはまぁまぁな物が多かった。
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.0

23年143作目。

評価が良かったので鑑賞したが
まぁまぁだった。

原作を読んでないからあくまで
アニメ映画だけでの評価になるが、
Wikipediaを読むとその後の二人も書かれていて
「いや、そ
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.5

23年142作目。

期待していたよりも全然嫌われてなかったし
心にブレが無く真面目な人間だったから、
あらすじや予告に誤りがあるかと。

泣く系統の感動モノにはあと一歩足りず、
あくまでホッコリ系映
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

23年141作目。
「“ナートゥ”をご存じ」な上で鑑賞。

とにかくアクションシーンはド派手。
スローモーションを多用しまくって
むしろ印象的なシーンが無い(笑)。
けど、冒頭の橋のシーンや動物を解き
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

23年140作目。

原作は未読、あくまでアニメ映画版での感想。

原恵一監督らしさのある、少年少女の心理に
重きを置いてるところは良かった。
けど、主人公とサブキャラに差を付けすぎてるのは残念。
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

4.0

23年139作目。

たまにはこんな映画でも観るかと視聴した所
充分楽しめた。

”もののけの術”を見せろと言われて物ボケをしたり、
「ナウシカ」の台詞や構図をマネしてる箇所があったり、
しんのすけの
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

23年138作目。

小人の造形が恐ろしく、女王蜂である母親の精神に呼応して
自身の両親や娘の先生を殺害していくのはドキドキした。

小人の正体が体外子宮によって生み出されてるのも恐ろしかったし
可愛
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デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

4.0

23年137作目。

前作のヒットを受け製作されたから正直期待はしてたかったけど
想像以上に楽しめた。

笑う時の豚っ鼻は相変わらずだった(笑)

前作からの続きでミス・アメリカも出てくるし
舞台がラ
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.5

23年136作目。

マイケル・ケインが出てるおかげで
作品の質を上げているかと。

コメディ箇所は面白いし、他のミス達との友情も良かった。

ミス・アメリカの候補者たちが美女ばかりで
今の時代と比べ
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デビッド・クローネンバーグのシーバース(1975年製作の映画)

3.5

23年135作目。

性感染症を寄生虫に置き換えて描いたエログロ作品。

途中までは「どうなってしまうんだ」とドキドキしてたが
いざ最後は「あぁ…」と悲しくなった。

低予算で中弛みもあったものの、
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クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち(2004年製作の映画)

3.5

23年134作目。

出来としては前作と同じ。
中盤までは謎がちょっとずつ分かってくるので面白いが、
後半は事件の解明というより黙示録の解明に焦点があり
ミステリーというよりアドベンチャー。

修道院
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クリムゾン・リバー(2000年製作の映画)

3.5

23年133作目。

猟奇殺人を追う刑事、墓荒らしを追う刑事。
2つの事件が1つに結ばれるのは面白いし、
自己中な刑事2人も面白い。

『バーチャファイター3』に合わせて格闘するのは印象的。

話のバ
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荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

3.0

23年132作目。

当時の切れ味のあるタッチとニューシネマっぽさのある演出。
流れ者が鉄槌を下すオールドスタイルは嫌いじゃない。

「好きにして良い」と言われ
衣食住すべてを思うがままに過ごし、
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

23年131作目。

BGMが無く、淡々としてるシーンが多いが
命のやり取りが続くのでずーっとドキドキしてた。

シガーが使う屠殺銃がとにかく印象的で
人やドアの鍵などをいとも簡単に弾き飛ばすのが良い
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ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

5.0

23年130作目。

公開当時に一回しか見ておらず、
大人の雰囲気を纏った内容だったのでそれきりだった。

ポール・ニューマンが出ているのを知り改めて視聴したが、
脇を固める俳優がかなり豪華。
今だと
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ハスラー2(1986年製作の映画)

4.0

23年129作目。

安心したのは、主人公がちゃんと堅気に戻ってたこと。
これで相変わらず詐欺師してたら怒ってたぞ(笑)

自分勝手でやんちゃなトム・クルーズに教えつつも
かつての勝負師の血が湧いてき
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ハスラー(1961年製作の映画)

4.0

23年128作目。

賭け事をしてる時には精神力が物を言う。

精神的に弱く、勝ち始めると調子に乗って墓穴を掘る主人公。
好きな相手にも”愛してる”と言えず、ただ目標だけは一人前。

彼女と引き換えに
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