ノーラン作品は『メメント』『インセプション』『インターステラー』と見たが
本作における無声映画的な手法は見事で予期しないものだった
セリフによる状況説明を省き、場面を切り取ったようなものになっている>>続きを読む
2017年に上映されたとは思えないオールドな質感
この映画でラズベリー賞【最低女優賞】にエマ・ワトソンがノミネートされていたが、
劇中の役柄には、はまっている(垢ぬけない女子大生感)
のっけからTalking Heads のOnce In A Lifetime のパロディが流れる(しかもトム・ハンクスがボーカル!)、なんとも最高な出だし
ただし、これはサウンドトラックには入っていま>>続きを読む
刹那的なロマンティシズム溢れる
ウォン・カーウァイらしさのつまった作品
「1分の友達」「脚のない鳥」だなんて、普通の人が口走ると後ずさるセリフでもレスリー・チャンが言うと様になる
もしかすると暑さに>>続きを読む
彼女が味わう不条理
こういうのは彼女のような分かりやすい境遇(だが理解はされにくい)だけでなく多くの人が大小問わず感じていることなのだろうな、と見てて思いを馳せた
今年これまで見た映画の中では特に良>>続きを読む
東海テレビ版を視聴
「抗わないこと、自然を受け入れる度量をもつこと」
この夫婦を見ていて一番感心した点だ
だがしかし、この形はこの夫婦であったからこそというのもある
自分はどのようにしたいか、なり>>続きを読む
家で見る分にはいいが、映画館で観てたら相当がっかりしてたかも…
日常系はうまくやらないとのっぺりするのでツライ
「急に寸劇モードに入る」というのは関西独特のノリなのかもしれない
ある意味、配役・ロケーション・カメラワーク(視点)で成り立っていた作品でした
演劇ちっく
くすっと笑えます!
一度吹き替えで見てみたい!
辛辣な意見になってしまうが、実写映画にした意味を見出せなかった
(この実写作品独自の面白さが分からない)
アニメとここが一緒!という楽しみ方はできます
元の作品のように、古びないことは難しいかもしれないが
今の時代に作られた続編として十分すぎる出来
いかにもCGです、と言った幾何学的な造形の建物には辟易としてしまうが
ライアン・ゴズリングが実にいい>>続きを読む
「ぐるぐると回る毎日をどう定義づけるか」という問いはここでも出てくる
William Carlos Williams の詩の調べのように心地よく時が流れていく作品
「変わらないけどどこか素敵」という>>続きを読む
2017年に初めて見て
本当の意味でこれが面白いのかと言われると微妙だが
作品の持つ力は十分感じられる
ブロードウェイではないニューヨーク
パラダイスとは何ぞや
ぐるぐると回る毎日をどう定義づける>>続きを読む
Thomas Newman によるテーマソングだけを知っており
それがとても好きで前々から見たかったのだが…
実に良かった!
見終わった後も不意にこの映画のことをぼんやりと思い出す
何が良くて、何>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人種・性別
昨年のアカデミー賞からフィーチャーされている事柄であるが、
各々が問題を再認識させるという意味でこの映画は価値がある
コンピューター黎明期の機械vs人間という図式は面白く
トライ&エラー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
個人的になかなか食指の動かないジャンル、戦争映画ではあるが
鑑賞後は「これは見ておいて良かった」と思わされた
濫用されて耐用年数を超えてしまった感じも否めない『火垂るの墓』の代わりには十分なり得ると>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
分かりやすい笑い泣きの映画かと思いきやそうではなかった
励ましを受ける側が、現代社会で成功している女性で
そこは少し珍しかったかも
メリハリが効いており、見せて欲しいシーン・続いてほしいシーンが
視>>続きを読む
原作ファンもにっこり
知らない人もにっこり
原作の良さが、表れている映画だと思う
話自体は別物ながらも、
映画を観て、本を読んでいた時の感情が追体験できた
おすすめです
笑えます
天気予報で吹きそ>>続きを読む
静かなる秀作
泣いたり、落ち込んだり、そういう内容ではないが
深くずんと心に落ちる作品
ケイシー・アフレックの演技は筆舌に尽くしがたく
葬儀シーンにおけるリーの目線とランディの様子の対比は
屈指のシ>>続きを読む
パキスタン映画
部族間の権力争い、娘の政略結婚、その他ディティールに渡り
鑑賞中になるほどと納得することが、向こうでは普通という
文化の違いを思い知らされる
ロケーションも圧巻
あまり一般的ではない>>続きを読む
一作目を見たのはたかが数年前
それでも、20年という重みが感じられる
劇中の人物はもちろん
実際の生活をしている俳優陣
監督のダニー・ボイル
映画の撮り方、風合い
街並み
人の考え方
時代特有の問題>>続きを読む
何故か惹かれるイザベル・ユペールを目当てに鑑賞
この作品でもやはり素晴らしく
まるで演技をしていないかのような彼女を堪能できる
だが、反面彼女の魅力だけでもっている印象も強く
感情があまり刺激されな>>続きを読む