clementineさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

劇場にて35mmフィルム版を鑑賞

何度となく見た作品だが
久しぶりともあって忘れているところもあった

膨大な情報量
だが分かりにくいという事も、くどいという事もなく
はじけるような興奮に包まれる
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

相当シリアスかと構えていたら
コメディタッチな演出も多く
気軽に見られる作品

主要三人のぐるぐるする関係が面白い

三部構成だったが
二部はいささか冗長に感じられる部分も
物語を多面的にすすめる手法
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ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

3.9

一度目 (3.7, 2017)
劇場で途中で寝てしまいました…

二度目 (3.9, 2019)
気持ちよさは変わらずだけど、そこそこな作品どまりだなと思っていた
ふと気になったのは「この映像どうやっ
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聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

4.0

テレンス・マリック初体験

映画というものが
映像、音楽、そして劇場という空間で構成されているものだと考えると
これは最上の映画体験なのではないだろうか

エマニュエル・ルベツキによる陶酔感のあるカメ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

二度目の鑑賞
自分の記憶のあてのなさに笑ってしまう

『ライ麦畑でつかまえて』の主人公が大人になり
ベトナム戦争を体験した、みたいな感じ
一応の行動力が伴ったのは、大人になった証か

勘違いのような考
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皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

3.9

人生は素敵なことで満ちている!
といった仰々しい語り口ではなく
嬉しいことも悲しいこともあるけど
日々の生活って意外ともっと楽しめるのかもね
とふっと肩の力を抜いてくれる作品

鑑賞後の街の雑踏が、ど
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.8

設定さえ分かってしまえば、この映画は単にそこで暮らす人々の生活を切り取ったものだと分かる
(最もその設定は自分で理解できなかったのだが…)

圧倒的なのは映像の美しさ
特に海中のシーンは、波の轟音と相
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.4

テーマの割に重苦しくなく
サラッと見られる作品

都会に出てきた者、これから都会へ出て行く者、またそれを送り出す者には大いに共感できるだろう
一歩を踏み出す女性に力強さを授けてくれる

ブルックリンと
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

2.9

原作未読

『怒り』と同じく現代社会の歪みを表した作品
自らと無関係な世界の出来事ではないと考えさせられる

ショッキングな映像が続くものの
心理的な恐怖ではないので慣れてしまえばどうということはない
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ランデヴー(1976年製作の映画)

3.9

だろう運転のお手本

圧巻だったのはコンコルド広場
真ん中にそびえるオベリスクと周囲に配置された街灯に突っ込んでいく様子は
遠近感があやふやになり息を飲む
ヘッドライトに照らされ飛び立つ鳩も印象的
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男と女(1966年製作の映画)

3.6

お洒落なトップギア
といっても差し支えない程エンスーな作品

男と女 というタイトルだが、基本的に男性目線に立っている
女心は分からないって言っちゃってるし 笑
モナコからパリへ帰る道中のモノローグは
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

外連味のない真っ直ぐな作品
中心人物のキャスティングがばっちりハマっており
王道的なストーリーでありながら見応えがある
宮沢りえは熱演であった

港における手話のシーンは
双葉がいないにも関わらず
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

内容の面白さもさることながら
邦画のメインストリームで
しかも伝統あるゴジラシリーズで
ここまで好き放題やり抜いたことに感服

特撮に対する思い入れ
時代性のある思わせぶりなテーマ
庵野秀明がもつ捻く
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.4

安定のハリウッド映画
謎解き部分は楽しいが
アクション部分はいささか間延びしているような感じも

過去二作に比べるとかなりファンタジー要素が強く
ミステリーが減っているのは少し残念

デスマスクがかっ
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.3

ため息が漏れる程の素晴らしい映像と
センス溢れる楽曲のチョイスで
ソレンティーノ節健在な一本

過去作に比べ、ストーリーの展開に乏しく
感情の起伏も少ないが
鑑賞後に何も残らないかと言うと
決してそん
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デルタ・フォース(1985年製作の映画)

1.0

今まで観た中で、最低の映画
荒唐無稽たること、セガールという山を超える程で
約2時間、開いた口が塞がることはない

だが最低だから見たくなるのも確かで
ある意味、愛してる
いや、やっぱり愛してない
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