チッタスープさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

チッタスープ

チッタスープ

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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.0

終わった瞬間「何だコレ!?」と声出した映画は今のところこの作品だけ。
まさに鬼才の塊。唯一無二感に圧倒される。

中盤の映像ドラッグの場面はトムとジェリーのピアノコンサートが元ネタだと思う。

ドールズ(1986年製作の映画)

3.9

不思議なホラー寓話。
人形のニタァ~って口角が上がるところはホラー要素強いし、人形同士で会議してる時にみせる訝しげな表情はちょっとクスッとなる。

恐怖の対象が完全な悪という訳ではなく、むしろ味方より
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.7

ポスターのようなPOPさと、ゾンビ映画特有のビターな部分が程よく配合されていて結構好き。
一番好きなのは主人公たちを追い詰める○○のミュージカルシーン。ヴィランは輝く。

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.7

法廷バトルが全く出てこない異色の弁護士ムービー。
長尺がネックながらも、どこかで見た事のある俳優さんが沢山出てくるので楽しい。ピアノ一筋な音楽も良き。

常人とは思えぬトム・クルーズの全力ダッシュは他
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バトルヒーター(1989年製作の映画)

2.8

爆風スランプによって温かくなった「冷たい熱帯魚」。
とりあえずタイトルロゴがかわいい。

個人的なツボは、エンドロールで代表曲「大きな玉ねぎの下で」が流れ出したところ。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

現代社会を支える仕事人間たちが、
人生を賭けた大仕事に挑む。

職場環境の改善にはタイムループが必要だ!

Q&A(1990年製作の映画)

3.0

カタギとは思えぬ人たち多め。
刑事(と思われる)ニック・ノルティは映画「トレーニング・デイ」のデンゼル刑事とタメを張る極悪っぷりでブルッてしまう。。。

この映画の魅力は、全編膨大なセリフ量が織り成す
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チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

3.9

70年代を代表する社会派サスペンスの傑作。
ジャック・レモンとジェーン・フォンダの演技が素晴らしくてオスカーにノミネートされたのも納得です。
言葉はなくとも表情ひとつで込み上げる感情を表現する姿は一見
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かぐや姫(1935年製作の映画)

-

手作り感溢れるセットはご愛嬌。モノクロトーンのぼんやりとした映像が、月夜の幻想的な煌きのようだった。

市川崑監督が毎日聴かされたという噂の主題歌が思いのほか強烈。
か・ぐ・や・ひ~め~

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)

3.9

戦時中に存在した女子野球チームの奮闘を描いた人間活劇。
辛い境遇と時代を乗り越える彼女達の姿を焼きつけて下さい。現在の描き方もじーんとくる・・・

女子チームを引っ張る狂犬トム・ハンクスも強烈。

クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.2

猿の惑星に並ぶネタバレ映画。

スタローンいなくても勝手に自滅してそう・・・

キャッツ・ドント・ダンス(1996年製作の映画)

3.5

素晴らしきアニメ・ミュージカル。
原語も日本語版もハイクオリティの歌声。
特にヒロイン猫とヴィラン子役が輝いていた!

とりあえず人の話は聞きましょう。

ジャッジ・ドレッド(1995年製作の映画)

3.3

俺が法律だ!

「デモリッション・マン」に続く近未来スタローンSF映画。
ゴッサム・シティのような舞台でドンパチします。

ロブ・シュナイダーは何回『ドレッド』と言ったでしょうか?

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.7

エイリアン2を観てからだとガッカリする作品。しかしながら、その代弁者として主人公シガニー・ウィーバーが一世一代の名演を魅せます。
絶望した時、覚悟を決めた時、彼女の真に迫る演技は必見。

内容としては
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.9

能力者バトルの先駆け。
全体的に漂う何とも言えぬ不気味さが◎
○○爆発は前情報無しで観ると本当にビックリする。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.5

みんな大好きカーペンター作品。
秘密のサングラスで世界の秘密を暴こう。

主人公を演じるのがプロレスラーなので、ちょいちょいプロレス技出す上に、ちょっとやそっとじゃ死なないのがツボ。
無駄に長い喧嘩の
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歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡(2019年製作の映画)

3.3

ノマド=放浪者として数多くの旅を経験した小説化ブルース・チャトウィン。生前親交のあった映画監督ヘルツォークが彼の軌跡を追うドキュメンタリー。

日本を代表するミニシアター、岩波ホールの最後の上映作品と
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.3

フランスのアニメですが原作は日本の小説&漫画という逆輸入ムービー。

吹替で鑑賞したのも影響してか「日本のアニメとは違う海外っぽさ」はあまり感じられなかった。
しいていうならば実写映画における阿部寛、
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犬王(2021年製作の映画)

3.1

室町ボヘミアンラプソディ

前情報ほとんど無しで鑑賞。
美しい映像に繊細かつ豪快な音声。双方とも拘り抜いているのが明確でコレは凄いアニメだなぁとシミジミと観ていたら、中盤の路上ライブで一気に見方が変わ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

「ミッション・インポッシブル ~マーヴェリック~」


前作の名シーンのオマージュを含めつつ、前作未見でも問題なく楽しめるエンタメに仕上がっていました。特に後半の没入感が凄かったです。
(映画館で買っ
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

どうなるの?どうなるの?とワクワクがかき立てられる映画。
男性キャストも女性キャストも好感度高そうな人ばかりなのがズルい。
そして佐々木蔵之介のクズキャラが良すぎる。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

オードリーは永遠。

もはや桃太郎とか白雪姫レベルのクラシック・アイコン。ベタですが真実の口のシーンが好きです。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

1話 グッド
2話 Fワード
3話 ミッド
4話 バッド
5話 サッド

ウィノナ・ライダーとジーナ・ローランズ出演の1話目は何度も見がち。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

-

ニゲチャダメダ、ニゲチャダメダ・・・
確実に爆発するダイナマイトの本数がドンドン増え続けるような映画だった。しんどくて途中で根を上げてしまった映画。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

有罪やんけ!



死霊館は最初の1作目が「死者を出さずに、いかにロジックをたててオカルトに打ち勝つか?」という今まで見た事が無いストーリーラインで、かつ内容も面白く、結果的に凄く好きなシリーズになり
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.3

別題「ロードランナー 怒りのデスロード」

USJのようなムービーアトラクションを1本の映画にしたような感覚。
ワーナー映画大集結なので画面停止しながらカメオ出演キャラを探したくなる作品。
前作「スペ
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天使の涙(1995年製作の映画)

3.3

汚いのに美しい。昔なのに古臭くなくい。いつまでもその感想が残り続けそうな映像作品。
多カットや長回しの使い分けも印象的。

途中、何てもの見させられてるんだろう・・・っていう箇所もあったけど、ビデオカ
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.8

殺し屋2人が東京、韓国、バンコクを又にかけてやりたい放題繰り広げる復讐大活劇。

序盤からのシリアスなドラマパートと荒唐無稽なアクションシーンの極端な対比が面白いです。

ドラマパートでは主人公ファン
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リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス(2019年製作の映画)

3.8

60〜80年代を中心に様々なジャンルの垣根を越えて感動の歌声を響かせた天才シンガー、リンダ・ロンシュタットの軌跡を描いたドキュメンタリー。
リンダ本人の回想と彼女に携わった業界人のインタビュー、そして
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君が生きた証(2014年製作の映画)

-

どうすればいい?

主人公から大切なメッセージを受け取ったクエンティン。
彼を演じた俳優、見覚えあるなと思って調べたらアントン・イェルチンだった。

だからこそ、やるせなさが更に膨らむ。しんどい。

探偵事務所23 くたばれ悪党ども(1963年製作の映画)

3.3

最近の漫画実写化よりもマンガしている映画。キャラ・美術・展開すべてコミカライズ。
特に探偵助手・初井言榮の電話の受け取り方はこの先ずっと忘れられないでしょう。
たまたまペプシ飲みながら観始めたら、開始
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

血と雪に覆われた大屋敷には過去に凄惨な事件が起きていて・・・というシャイニング・ストーリー。

そこにゴシック要素とグロ要素を付け足して最終的に仇討ちバトル・アクションに変貌する不思議な作品。
主人公
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ドラゴンスレイヤー(1981年製作の映画)

3.8

ディズニー発、魔法使い見習いのドラゴン討伐を描く冒険ファンタジー。

王道展開ながらかなり血生臭く、思い通りにいかない展開はアメリカン・ニューシネマのようなドライ感を漂わせる。
今のディズニーでは考え
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スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火(1989年製作の映画)

3.5

唯一無二のタイトルが気になって鑑賞。

内容は『ゴジラ』の人間版。
しかしながら、スチームと怒りを纏う怪物となった姿は本家の『ゴジラvsデストロイア』を先取りしている。更に光陰の使い方が格好の良さに拍
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

素晴らしい・・・
中盤のダンスパーティは優しい世界をこの上なく体現していて本当に大好き。使用曲もキャッチー。
そしてお兄ちゃんの金言『ロックは覚悟を持て』を踏まえた上でのギグのセトリはグッとくる!

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

理想のコミュニティへの憧れと現実をリアルに表現したスケボー映画。

色々なことを経験させられる主人公をはじめ、ホンモノ感あふれるキャストの配役が説得力を加えています。

周囲への反抗、いつの間にか離れ
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