マオさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

マオ

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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

今までちょっと苦手意識があって距離おいてて観てませんでした。
面白かったです。
リアルタイムで観ときゃよかった。
後悔。

「荒唐無稽な設定とヘンテコガジェット、お色気とコメディと派手なアクション」て
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

観終わったあと、どうしていいかわからなかった。

暴力、対立、宗教、報復、憎しみ…入り混じったすごいものみたけど、何を憎むのも問題にするのも違うような気がして、私もプールに入ってクールダウンしたかった
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

すごかった。

オープニングのシーンが秀逸。

2時間の間に場面が展開がくるくる変わり、怒りや悲しみ、ときめきや喜び、正論、絶望、気持ちがぶんぶん振り回される。
自分より弱いと思えばとことんナメてくる
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.8

楽しいー!

初めの数分でえ?ってなることろから始まり、エンディングまであっという間だった。
キャラクターもそれぞれしっかり見せ場がありみんな好き。でもベタベタしてないところがよい。
予備知識なしで観
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.7

山火事にパラシュートで降りて消化活動するなんて信じられる?
このシーンで度肝抜かれた。アメリカすごいな。

アンジーと男の子がベタベタしてないのがいい。男の子を守ってながらも子ども扱いしてないところ。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

ひたすらアナ・デ・アルマスがかわいくていいこ。
いいこが鼻につかない、感じ悪くない、めちゃいい。

みんなクセありで怪しすぎて最後まで楽しめた。途中で解決っぽくなって、あっちこっち振り回される感じがい
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デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング(2020年製作の映画)

4.1

デニスホーという人をこの映画で知った。
ほんとにかっこいい人。

あの頃から香港はどんどん酷いことになってる。
今の彼女の様子はわからない。
応援したいとか軽々しく言えない。
私たちにできることは何?

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

4.3

かっこいい。すごく好き。

見たことあるような駅が街が影と光と色のマジックで、酷いことが次々起こるのにふわふわ夢の中にいるよう。
この映画もロングデイズジャーニーもヒットしてる中国すごいなと思う。
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.1

聡子が夫と彼女の関係を疑ってる。

え?そこ?
と思ったけど、このことでぐっと彼女に近づけたきがした。
嘘と本当、記録と映画。夫と秘密を共有することで得た高揚と自信。どこまでも食えぬ感じの夫。
整った
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

ニワカですが、いいラストで満足しました。


(車で行ける距離なので)宇部新川の駅に行きました。大雨で電車は停まっていたのですが何組か巡礼と思われる方々がいてありがたいけど気をつけて帰ってねと思いまし
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

若い頃に観たかったなあー!

正しく明るく楽しい希望に満ちたこの作品はちょっと私にはまぶしすぎました。
ても、いい作品だからたくさんの人に観てほしいな。

大頭脳(1968年製作の映画)

3.4

この映画が楽しめなかった自分がショックで残念だった。
寝不足だったからに違いない。

いつもと違ってこの日は年齢高めの男性が多かった。

年代もののかわいいクルマが街のあちこちにいてうれしかった。
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

最高!
劇場で観て!

シンプルな舞台。
語るデビットバーン。

どこからでも出入りできる被膜は
シーンによりいろいろな役を果たすなあ
裸足も意味変わってくるよなあ

なーんて考えてたけどいつ間にかそ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

ラストシーン、どんどん葉が落ちていくようと泣き崩れるアンソニーホプキンス、胸がえぐられる。

自分が信じられなくなった時、自分でなくなったと感じた時、私も泣き崩れるだろう。

その時、ラストの風に揺れ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.8

すごい。
この感じ、若い頃だけじゃない。
プールのシーン、どうしていいかわからないよそ者感、未だに感じる。
いい年だけど。気持ちわかりすぎて吐きそう。

火を囲んでのお父さんとの対話シーン、いい。この
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.9

もしかして私、R18+初めてだったのかな、切ったり刺したりするシーン、キツかった。

「自分もこんなんやったなあ」と、昔を思い出して恥ずかしくなるとラジオで言ってたけど、起こることが凄すぎて、えー?そ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

おかえりガイリッチーと言いたい。
ずっと追っかけてたわけじゃないけど。

トドラーズのネーミングも投稿動画も面白い。動画作るの楽しかっただろうなあ。

意外なところで、え?ここで繋がる!ってなっておも
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.0

市民ケーン見とけ、と言われてたので2回は観て臨む。私的にはちょっとそれに引っ張られすぎた感じ。

ウワサでは「オーソンウェルズが横取りしてめっちゃズルい」的なこと聞いてたけど、全然そう思わなかった。2
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.0

マンク鑑賞のため、予備知識を入れとくため鑑賞。

とはいえ、若い頃「教養」と思いみたような気が…。見始めてすぐ「あ、これみたわ」と気づくが、み終わるころには全然覚えてないことが判明。教養にも何にもなっ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.3

なかなか手が出ないけど、みだすと超面白い法廷劇。この映画も面白かった。ラストも期待通り気持ちよし。

アカデミー賞候補になったことで、うちの近所のシネコンでも上映。ありがとうアカデミー賞。大きなスクリ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

色がいい。
カラフルな色、ポスター見てるだけで幸せ。

遠出が出来ず、家と会社の往復の毎日。家でゴソゴソするのが好きな私でもこの状況がこんなに続くとさすがにウンザリだ。

同じことの繰り返しでも、リゾ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最近、自分の人生をどう閉じるかばかり考えている。なので自分ごととしてしかみれかった。

妹の家も彼の家も自分のいるべき場所ではないと感じたのだろう。彼の家を去る時のシーン、よかった。

最後、荷物を処
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

キャラクターは全然違うけど、母と祖母のこと思った。
お母さんは、生きてるだけでありがとう、だ。

アメリカに渡った人でも「コミュニティが煩わしい(教会)」と思う人がいるのが意外だった(色々な人いるから
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野球少女(2019年製作の映画)

3.9

スポーツ観戦は好きだ。
何で好きなのかな?とずっと考えてみてた。

主人公の立場に同情したり一喜一憂したけど、細いのがずっと気になった。
細い=野球選手としてどうなの?という偏見が私にはある。多分。も
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりずっと素晴らしき世界だった。

役所広司の「ぼてくりこかすぞ」聞けてよかった。

原作がそうらしいから仕方ないかもしれないけど、死んで終わりはないよなあ、と思う。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.8

ビルマーレーのお父さんは困ったもんだがうらやましくもある。

音楽よかった。

裕福で恵まれた環境の主人公たちだけど、ウディアレンのレイニー…ほど別世界感がなかったのは子育てとか身近なことで苦労してた
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.3

ずっともやもやしながら観た。
観終わっていろいろレビューを検索してみた。もっともやもやした。

正しいことは必ず報われるわけではないし、そもそも正しいって難しい。いやな気持ちで終わる話、好きだけど、そ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.3

すーーーーーーーーっごいへんな映画。
でも観賞後の気持ちよさは何なんだろう。

何から何までこちらの斜め上いっててどんどん不思議なところへ連れていかれる。

森の中の描写は夢みたいで多幸感あふれてほん
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

4.3

緊迫感。
けれどもで静かで美しい。

雪、森、氷、反転した空撮。

たくさんの女性を道連れに死んだ彼。
行動するものの何も出来なかった彼。
生き残った彼女。繋がった命。新しい命。

JSA(2000年製作の映画)

3.8

決してわかり合うことができなかったスウィングキッズの印象が強すぎてちょっと入り込めなかった。ソンガンホが見逃すのはアリとしてその後はどうなのかなと肝心なところなので気になってしまう。

ドラマとして時
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月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

プライムビデオで
月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術を鑑賞。
カラーの本編に続きメリエスの功績の解説付き。

映画の1ジャンヌの栄枯盛衰。今楽しんでる映画、映像はこの時代を通って存在していること
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

新 感染半島ファイナル・ステージの予習でレンタル。(地元の映画館では今日終わってしまったので観れず)

主人公が最初すごいやなヤツだったのが変わっていく様がよい。
ほとんど車内での出来事なのだが、次々
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.2

どのキャラクターも好きになってしまう。
日本の描写がちょっと…という声もあったと聞いたけど気にならなかった。
むしろこんなに好きなのは日本が舞台だったからかなと思ってしまう。

自然も日本の風土も、ど
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.0

町山さんの解説と一緒に観るのおすすめ。

前作観てないけど楽しめる。
ドキドキする場面が続いて胸が痛くなる。(あまり得意でない)

町山さんの解説のとおり、イカれてると思ってた人たちは実は気のいい人た
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

母親がいなくなってからの5日間。
彼女たちの日々がずっと続けばいいのに。

自由で平等でお互いを慈しむ優しい時間。

音も画も間も素晴らしかった。
どの場面も良いのだけれど、最後のシーンは圧巻。

Grand Bouquet(2019年製作の映画)

4.0

爆音映画祭で鑑賞。

カラダに極端に寄ったショットが印象的。
この作品が一番好きだけど、私が感じたのはタイトルや解説と全く逆かもしれない。