さささんの映画レビュー・感想・評価

ささ

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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

去年は観れず映画館での凱旋上映で鑑賞。

ベースや太鼓の重低音が魔の手が常に迫っている緊張感を与えていて映画館で体験できて良かった。

より自然に密接に複雑に繋がっていたインディアンの文化が、特に資本
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正反対の2人は影響し合って、お互いの要素を自分に含んでいく。
2人で描きあげた絵は2人で1人で1人で2人の様に思えて、私の中に貴方は生きていると言っているように感じた。

本作は沢山の嘘が描かれている
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「THE FIRST SLAM DUNK」と通ずる現実のタイム感でのアニメ表現。
スラムダンクよりもハイキューに思い入れがあったこの感覚をちゃんと味わえて嬉しかった。

TVシリーズよりも音駒が選手の
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ドッグマン(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分は秩序とかコミュニティに興味があるのかも。

ルールを守らないモノは拘束され社会から弾かれ、躾られる。
それが冷凍庫や犬のゲージ、首輪に象徴されている。

主人公はこのルールに良くも悪くも寛容なの
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茶飲友達(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分の両親は退職後も朗読会に行ったり、ゲートボールやカラオケに忙しそうにしてたけど、今思うと社会との繋がりや生きる活力を得ようとしてたのかも。

冒頭の1人のおじさんが茶飲友達(ちゃのみともだち)を知
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ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴジラから噴き出す煙がテレビで火山の噴火を見ているのと同じ様なリアリティがあって凄かった。

海の上を船とゴジラが並走して進むシーンも実物感がめっちゃある。

敵のデストロイアはエイリアンやプレデター
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マーベルズ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

始まった〜!!って感じめっちゃした。

ヤングアベンジャーズ結成を口にしたし、X-Menのビーストとバイナリーが登場しこの世界にモニカがいるといつか合流する可能性が高くなった。

ニューアスガルドに向
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ノウイング(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観賞。
タイムカプセルから取り出した手紙には無数の数列。この謎を探っていく中でとんでもない結末へと進んでいくストーリー。

序盤の数列の謎解きと耳鳴り、謎の男の雰囲気は楽しかった。

家族ド
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

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最高機関の会議がメインに進行する怪物映画ってやっぱり面白いと思った。

申請に可決。各部署から外国に至るまでの駆け引き。憲法や法律に準じた中での動きをテンポ良く魅せてくれる。

感情的から少し離れた形
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

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最後の仕掛けを映画館で観れて良かったと思う。

トンカツの車とラジコン飛行機で走る所が迫力あって面白かった。

子供向けなのに経済の勉強にもなる面白い映画やった。

社長や起業家はこういう事を考えてる
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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銀座、有楽町マリオンのドルビーシネマの最前列で観賞していたので、日劇の真横でゴジラが暴れる場面では過去に実際に起こった出来事を疑似体験している様な妙な感覚になりました。

間近でゴジラを見上げるカット
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アジア周辺の人々や自然の中にロボットが溶け込んでいる風景が良くてもっと観ていたかった。

ロボットと共存する地域は全体的に穏やかさを感じて不思議な感覚になった。

物語のテーマ性を「家族愛」でシンプル
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ドミノ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウィリアム・フィクナーの雰囲気が良かった。人を操る説得力のある顔、立ち振る舞いをしてる。

銀行強盗までは謎が増えたり、操られ方も面白かった。

警察の刑務所あたりから会話劇が多いと感じた。でも、それ
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エア(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一生を戦争の最中で生きるという事。
戦争を知らない自分にとって、この映画を鑑賞する間は抜け出せない戦争の途方も無さを感じさせられた。

幼い内から戦争に晒される人々。
怯えや悲しみにくれる人もいれば、
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マディーナ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

上映後に監督さんや主演の女優さん、プロデューサーの方が登壇してのQ&Aで色々聴けました。


伝わったのは、監督さんや役者さん、プロデューサーにいたるまで強い想いでこの作品を作り上映されているという事
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

猛スピードの中で順位を競うカーレースは命の危険と隣り合わせ。

カーレースに限らず順位を決めるものに対して、トップに立つ者はどんな人物がいいのか。

勝利の為に命を投げ出せる者なのか。一種の価値観から
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バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バービー人形が人間の女性になるお話を通して、女性が社会にでて対面する問題に対する葛藤をえがき。
ケンを通して肩書きや立場を越えた自分自身(個人)の気持ちを考え大切にする事をえがいていると思った。

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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エンバーの感情の表面が炎で内面を水で表現している様で興味深かった。
ダムの崩壊はエンバーの押し殺した感情が、全てを壊してしまえと押し寄せてる様だった。
破壊衝動は共感できるし、最終的に一人ぼっちになっ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

影から現れるトムや空港で出し抜かれ、追いかけられそうでも平然とするトム。どれもカッコ良かった。
あと、弁護士のトムも良かった!

AIエンティティがチームと似た隠密が得意な性質をもっているのも面白かっ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

病院の火事になるたび涙がこぼれて自分でもびっくりした。
体を抜け、魂になるほどの焦りと混乱。
炎の生々しさが初めは主人公の痛みと不確かさを感じさせた。

アオサギはやり方は良くなかったが主人公の為に母
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ソフィは誕生日になるとこのビデオテープを巻き戻して見直しているのかもしれない。
それとも自分に子供が出来たから見返したのかも。

初めのシーンでビデオとは違う異質な人影が写っていたのは、テレビに写った
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

童心にかえる。
小学生の頃、サッカー部や児童館にいる先輩が怖くて苦手やった。
でも、それよりも神社の林を友達と探検したり、ホワイトボードにめいっぱい落書きしたり、自分だけの暗号を考えたりしてるだけで満
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは連続ドラマとして周りの登場人物たちの関係性や時代性を観たいと思った。

始め三角関係になりそうだった女性の心境とか、主人公の統合失調症に対する周りの認識と心の変化など知りたかった。

当事者の立
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

広い枯れた畑に囲まれた車道。バスが停り、人が歩いていく。冒頭の人は娘だったのかなと思う。

始め、自慰をして死にかけた主人公と少年が出会う。少年は罪の意識を持ちながらも善行を行おうとしていた。

そし
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RRR(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

銃弾の真価とは。
弾を撃ち込む銃がないと意味が無い。
銃があっても持ち手の腕がなければ意味が無い。
狙撃の腕を磨くには強い志や信念が必要。

ラーマが群衆から人を連れて戻る所もあれだけの人々がいても、
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

噂通りにめっちゃ笑って、めっちゃ泣いた笑

おかしな事をすれば、違う世界の自分に繋がる。変なこと大喜利が面白すぎた。

人生を伝票の様に型にはめて考えるとわかり易く物事をとられられる。
でも、それです
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ファーストカットの絵が彼女の旅の終着点として描かれてたと思う。
そして学校の校内、生徒たち。主人公の彼女はそのどこにも居なくて、微かなピアノの伴奏として登場する。
多数の空席の座席に対して1人ステージ
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ナショナル・シアター・ライブ 2023 「かもめ」(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

かもめはウブさの表れなのかな。

ほとんどの愛が報われてなくて辛い。

昔は単純で今は複雑。

熟練されたモノの魅力も変わらないモノへの憧れもどっち尊いものだと思った。

非常宣言(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

お隣がBBQをしているのを助け合っていると言っていたのが、犯人と母親の関係性に繋がると思った。
犯人の母親は俗に言う毒親だったが母親の死後、犯人のアイデンティティが失われ自暴自棄により犯行に及んだとさ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公の筋肉の量がえぐかった。
重々しい戦い方も体型の説得力があるから見応えが生まれてたと思う。

この監督さんの空気感がやっぱり好きやなって思った。自然の光の作り方が良かった。
ラストの戦いは興奮し
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好きな監督さんの過去作。

セットや光、塵の空気感やコントラストはやっぱり好きやな〜ってなる。
けどストーリーが2作目ありきなのか、元のゲームを知らないせいなのか、確信に迫って行かないのでモヤモヤが残
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フェアウェル(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物みんな可愛げがあって素敵やった。

死と嘘をテーマにしてるのに絵がシュールで絶妙にコメディなバランスが新鮮だった。

世界が引き裂かれる時/クロンダイク(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

パーソナルスペースが無くなる。
安全圏がなくなる。

自然の雄大さに対して人ちっぽけさを感じた。
自然のサイクルの中に人間は生きているのに、戦争の虚しさや憤りを感じた。

敵対国として相手を捉えるので
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

女性の事を舐めてる男性しか殆ど出てなくて、同じ男として恥ずかしかった。
主人公たちが水をかけたり、お金を奪ったり、男性を利用したり、反発をしているとも思えたけど結局、自分のお腹を叩くのと同じで肉体的に
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突然に(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分自身の体験で、これでいいのかと思っていても、円滑に生活する中で感情を麻痺させている事がある。
それが本作では嗅覚の麻痺として表現されているように感じた。

主人公は海の匂いが好みで、それは過去に好
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理想郷(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

物語の舞台「ガリシア」の記事があったので載せます。
冒頭の語りはこの事だったんだと、発見がありました。
↓↓↓

https://www.novajika.com/blog/2012/05/18/%E
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