さささんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ささ

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ザ・ウォーター(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

言い伝えが曖昧であるから、人によって解釈が違う面白さを感じた。
洪水に対する自然的脅威や恋愛の環境の変化に対する不安感など普遍的な要素に当てはまるから、人の成長段階で言い伝えが当てはまるのかなと思った
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ライフ(2022年製作の映画)

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約3時間に渡る思考の旅って感じがした。

主人公と一緒に様々な人々の価値観(思考)を体感する様な作品だった。


主人公の周りで起こる死にまつわる出来事が区切りとなり次の思考へ移っていったと思う。
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今年ベスト級に好きな作品かも。

アイスランドの広大な土地と独特の気象に惑わされた。明るくても実は暗い夜であり、広大でも囲う柵がそこにはある。

合間に挟まれる風景や窓には冒頭のアレの存在を感じて見ら
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

飛行機からの降下は兵士の気楽さとミッションの無謀さの温度差がすごくて戸惑った。
戦地に着く前に兵士が死んでいくし、それでもお構い無しに銃弾飛び交う空に投げ捨てられるのは指揮官の気がおかしい。

序盤の
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犬王(2021年製作の映画)

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ライブに行きたい!!
あの群衆に混じってわちゃわちゃしたかった!

席に座ってるのがもったいない。
いまシアターに座ってる人達が立ち上がってくれないかと思ってしまった。
そしたら自分もつられて立てるの
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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最後の怒涛の展開に涙流しながら食いつく様にスクリーンを見てた。

驚き、感動、緊張、笑いの感情が目まぐるしく来て大変だった。

ほぼ前作のままのオープニング。
トップガンは飛行技術を守る為のもの。
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バブル(2022年製作の映画)

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バブルの中の人々は多くが災害で親族を亡くしていた。
失ったものを埋められず、原因のあるバブルに集まっているようだった。
伝説のパルクールの男の人は妻と子の死に納得できずに東京タワーに挑み続けていたよう
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トップガン(1986年製作の映画)

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トム・クルーズの魅力が満載の作品だった。

男っぽくなり過ぎない中性的な魅力もあるなと思った。
賢く真面目そうな雰囲気に若々しさからはヤンチャな無邪気さも感じた。

昔の洋楽のMVの様な映し方(壁のも
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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1人の人のパーソナルな部分から生まれる物語が何万人にも伝わること自体すごい事なんだと再認識した。

そこには多くの人が関わっていて、様々な向かい方がある。

アニメに限らず何でも実際に自分が触れてみな
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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犯人たちが謎の余裕をもっていて不気味だった。家から出ようとしない感じや経緯を払ってるような物言いでやってる事は上から。

奥さんを直ぐには拘束しないし、子どもは最後まで拘束しない。

カメラ目線や見て
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

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最初から結婚式の毛利小五郎や高木さんがかっこいいし、面白ろかった。
風見さんが落ちかけたのもヒヤッとした。

灰原をかばって毛利が轢かれたのもヒヤッとした。

警察学校のメンバーの爆弾解除と犯人を追う
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流浪の月(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もう別れのシーンはほとんど涙がこぼれてしまった。

人のことを知る事の難しさを感じた。

自分の弱み、自分自身認めたくないけど思っている否定的な感情は家族や恋人、親しい人だとしても打ち明ける事はとても
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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4話の話を1つの映画にした様な感じに思った。始めの怒涛の展開も合わせると昔の「ウルトラQ」と「ウルトラマン」をこの映画で描ききっている様で凄ってなった。

少ししか昔のウルトラマンは見たことがないけど
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

習慣や価値観、言語が違う国にいる時の孤独感。そんな時に先祖や祖国、自分のルーツが心の居場所を作って安らぎを与える事を小石の話で感じた。

好きな芸術家の塩田千春さんの展示を見に行った時に祖先の写真を並
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

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セットの綺麗さが世界観を作り出していて観る芸術だなって思った。
藤の花の様々な魅せ方があった。
玄関の大量の藤の花は異世界感を感じたし、窓越しの藤の花やため池も綺麗で惹き付けられた。
四月一日くんの部
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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面会室の使い方が見事だなって思った。
ガラスの反射から主人公と犯人との共鳴度合いを伝えたり、密室とガラスからくる声の反響の違和感が洗脳されているようにも思える。
ガラスを超えて手を合わせたり、立ち上が
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映画 ハイ☆スピード! Free! Starting Days(2015年製作の映画)

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今もそうやけど、子どもの時は特に自分のやってる行動に理解が追いつかなくて戸惑う事が多かったのを思い出した。

小学校から中学校に上がり、自分の世界が勝手に広がっていく感じ。
自分よりも凄い人達がいっぱ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

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スマホで観たけど、これは映画館のスクリーンや高画質で体験したくなる。

初めて観た時はマルチバースの力ってイマイチ分かってなかったけど、いま観るとそんな凄くて危ない力を使ってたんやって驚いた。

新5
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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メモ

冒頭から容赦ない笑
アメリカ・チャベスの星型ポータル最高。
青と白の光に何重にも重なってるのがワクワクした。

夢の世界が全てマルチバースって話はそれだけで現実の自分が見た夢もそうなん?!って
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メイド・イン・バングラデシュ(2019年製作の映画)

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文化が違っても資本主義は同じで、世間体からくる偏見や権力者の圧力、貧富の差からくる教養の差とか、見下す感じとか。
日本も同じだと思った。

日本の方がより不透明で分かりずらい気さえした。

新49↑過
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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もう大切な作品になりそう。

この作品の一つのテーマである関係の修復。
喧嘩をほとんどしてこなかった自分にとって喧嘩する程仲がいいっていう感覚があまりなく、そんな友達関係に憧れがあった。喧嘩ができない
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

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良い作品だと思う。

嫌な音がたくさんあって凄かった。
鳥の鳴き声やガラスの音、関節の音とか。

鳥の造形もおぞましくて良かった。
少女と鳥、綺麗と汚いの対比が鳥の醜さによりしっかり印象について、少女
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ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結末が汲み取れず見終わった時はスッキリせず映画館をでた。

イングマール・ベルイマン監督さんを知らないので深みを理解できてないかも。

でも、島の建物やインテリアが素敵だった。

イングマール・ベルイ
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親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

信念や理想がスト、抗議デモによって現実では通用しなくなっている事をつきつけられた時、主人公たちは何もできなくなってしまってた。
話し合いの場を作るキッカケはあったけど、主人公たちも信じているが応えられ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小説の良いとこ取りって感じで良かった。

登場人物の服装がお洒落。カタログとかデザイン集があったら欲しい。

新しい魔法動物の魅力を少ない場面で魅せれていて良かった。
麒麟のお辞儀がストーリーの重要な
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ニトラム」が良い作品だったので、監督さんの過去作を観てみた。

伝記やドキュメンタリー、ノンフィクション。目撃者でない限り誰かの手で残られたモノには無意識的にも創作が入り込んでしまう。残したもの伝え
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

少女を追う男がカッコいいけどミスリードの為の存在に思えてもったいなかった。

家で秒で兵士を片付けてしまうのがあえて長く見せず見ている側を我慢させてる様で良かった。
秒で片付けるからこそ、少女の凄みも
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セトウツミ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔みたけど改めて鑑賞。
前見た時は只々おもしろいって印象やったけど、今回は切なさが強いなって思った。

世間体からはみ出た2人の見える世界はおもしろいなって思った。

神妙な面持ちとか、節があるゲーム
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人によって自分をチューニングする。
様々な人と出会い刺激を受ける中で、自分の知らなかった自分に気づける事ってあるなって思う。

嫌な自分に気づくこともあれば、まなさんに出会ったすみれさんの様に好きな自
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アネット(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

手拍子をするな歓声を上げるなと言われると逆にしたくなるあの感じなんなんやろ。

アダム・ドライバーの演技すごって思った。

女性が林檎をよく食べるからアダムとイブが連想された。女性は知的でアダム・ドラ
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モービウス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近のマーベルに比べて全体的に他の作品の情報を少なく、細かい所に目を向けている印象を受けた。

モービウスは共に過した友達たちを救う為に、もっといえば親友を救う為に生きている姿や、自分の体の変化に対し
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

性別のしがらみから解放された見たことの無い愛のかたちを見た気がする。

女性であり妊婦でもあるけど、息子でもある。そして恋愛対象は車。
正しさなんてない世界で偏愛も確かに愛であるってことかなって思った
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とてもしんどい作品だった。

世の中は意識すれば危険なモノで溢れていていて。銃や車、包丁、もっといえば拳を向けるだけでも言葉だけでも相手を傷つける事ができてしまう。
でも、ある程度安全なのは法律や人々
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オートクチュール(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物みんなが生きてるなって感じた。

シンプルに生きたいけど、現実は立場や年齢、貧富の差による考え方の違いや偏見があって生きるの大変だって思った。

衝突しても理解しようとする事、後も一緒に過ごせ
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

読心術をかけた相手によって破滅してしまう。

誰しもが持つトラウマを引き出して、そこに意味を一方的に持たせてしまう。
戦時中になくなった息子に会うために心中する奥さんのシーンはゾッとした。

人知を超
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バディを通して見える子どもの世界、そこに入ってくる大人の事情。でも、どこか気の抜けた陽気さが温かくこの作品を包んでいるなって思った。

バディがゴミ箱の蓋を盾に遊んでいたのが、母親が子どもを守る為に本
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