クラブオーガズムさんの映画レビュー・感想・評価

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

郊外の牧場でUFO撮影を試みる人たちの話

黒人兄妹の演技が素晴らしい。
色が黒いと白目が目立つので、目の演技が出来る黒人さんは画面映えする。

暴走チンパンジーの話を途中で入れ込んでくるのもお見事。
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スーツケース・マーダー(2022年製作の映画)

3.0

夫を殺してバラバラにして棄てた容疑をかけられた妻の話

内容としてはテレビ番組の世界仰天ニュースの再現VTRとさして変わらない。
だが、主役の女性が非常に好感が持てる印象なので、最後まで安定した気持ち
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ダークレイン(2015年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

バスの待合室に閉じ込められた男女が何かに感染していく話

同監督の『パラドックス』がとても面白かったので期待していたけれど…。

「顔がチェゲバラ風に変わっちゃうウィルスの話作ったらウケるんじゃないの
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パラドクス(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

抜けられない階段と抜けられない一本道に囚われる話

わかりにくい上に意味不明な映画見せやがって!と憤っていたのが1周目。

後半のネタバラシを理解した上で2周目見るとメチャクチャ面白い。

ワンセット
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アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

4.5

市役所職員がおばあさんに英語を教える話

非短髪、大きいメガネ、草食系男子の主人公。
絶対タイプじゃないはずなのにどんどんカッコよく見えてきて、最終的には大好きになりました。

韓国人男性が流暢に英語
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7BOX [セブンボックス](2012年製作の映画)

4.0

南米の市場で荷運び少年が頑張る話

表現が難しいが発展途上国でしか作れない素晴らしい映画。

「携帯電話を買うんだ!」という一念で殺されかけながら全力で仕事をする少年の姿。
日本に漫然と住んでいると感
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

2.0

子供を奪う呪いを持つ女に狙われる親子の話

死霊館シリーズの限界を感じる一作。
ドッキリ連発からの除霊師登場→解決へのワンパターン。

こちらから怖がりに行かないと怖くありません。

「最恐ホラー」と
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人狼村 史上最悪の田舎(2011年製作の映画)

4.0

小説家が地元に凱旋したらオオカミ男がいた話

女の登場人物が少なく、全体的にホモっぽい空気感が非常に心地良い。

麻酔なしに指を切り落とし、フライパンでソテーして少年に食べさせる場面がとにかく最高。
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

難病の娘が看護してくれる母親に疑いを持つ話

あらすじと結末だけ考えればなんて事のないストーリーなのに、最後の最後までどちらに転ぶかわからなくて緊張感が途切れない。まさにサスペンス。

それもこれも、
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

女の子が不思議なものを見えるようになる話

大人向けのダークファンタジー。

人外キャラの造形が素晴らしい。
パンという名の羊のお化けみたいのも気持ち悪いし試練に出てくるクリーチャーも気持ち悪いし、な
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マスカレード(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

画商の家に強盗が入る話

結末ありきの極めて低質などんでん返し。

80分という短さでほとんどが子供が家の中で逃げているだけ。

「同一人物でした!」っていうオチは、それぞれの人物を深く描いてこちらに
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

ゾンビに襲われてショッピングセンターに立て篭もる話

物資豊かなショッピングセンターの中でセックスしたりスポーツしたりと、ジリ貧ワンパターンに陥りがちなゾンビ映画の中では非常にユニーク。

建物に群が
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ビューティフル・カップル 復讐の心理(2018年製作の映画)

2.0

レイプ犯を見つけてしまいどうするか悩む話

タイトルにある通り、心理に目を向けているのでエンタメには不向きな内容。

かといって、見終わって深く考えさせられる訳でもないというなんとも微妙な映画。

サスペリア(1977年製作の映画)

3.0

バレエスクールで次々と殺人事件が起こる話

怖くはないし、謎解きもあってないようなもの。
でも色彩感覚と音楽のセンスが素晴らしい。
部屋の内装が素敵に独特なので見ていて飽きない。

使用人のおばちゃん
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

1.5

子供達のゴーストバスターズ

賢い子供が主人公の映画はつまらない法則。
(ホームアローンは除く)

どの子供からも魅力を感じず、残念。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

5.0

女たちのゴーストバスターズ

最高に面白い映画。
なぜこのメンバーで続編が作られなかったのか不思議なくらい。

ホルツマンがラボで踊る曲はデバージの「Rhythm Of The Night」

自分の
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エスケープ・ルーム2:決勝戦 エクステンデッド・エディション(2021年製作の映画)

1.5

若者たちが脱出ゲームを頑張る話

チープという言葉を具現化したような映画。

図書館のヤングアダルトコーナーにある書籍を読んでた時のような懐かしい気持ちになりました。
子供向け。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

母親の壮絶な人生を追いかける双子の話

とにかく驚いた。
「えー!」って声が出たのは久しぶり。

地名もわかりにくいし人名も覚えにくいし、観客に不親切なことも多いけど、すべてを葬り去る衝撃の結末。
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.0

自殺した親友の遺骨を海まで運ぶ話

本当に大切な人のお骨なら、あんな風に扱うことは絶対にしないはず。

随所に現実離れした言動が見られるので、泣くに泣けず。

良作っぽい雰囲気は出してるけど、良作では
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

夏至祭の見学に行った学生たちの話

普段なら「殺して皮剥いでるシーンとか見せてよね」なんて文句の一つも言いたくなりそうですが、「朗らかな村人が裏でこんなエグいことしてんの⁈」と、見せてくれないことが逆
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ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

地下鉄で起きる殺人事件を追う写真家の話

殺された人が消え、犯人が食肉加工会社に勤めているという設定にワクワクが止まらない前半から中盤。

後半、何人も殺してきた強者と格闘で勝っちゃう主人公になんだか
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フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

1.5

連続娼婦殺人犯を捕まえるニコラスケイジの話

期待した残忍な監禁シーンや殺人シーンは何もなし。ただ手錠に繋がれて震えてるだけ。

実話ベースだから被害者に配慮して大人しめにしたのかなと思いきや「挿入し
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彷徨う魂(2022年製作の映画)

2.5

飼い猫を虐殺されて狂っていく夫婦の話

映画というよりキャンペーン動画なので
演技とか細かいことに口を出すつもりはないが
せめてスッキリする終わり方にしてほしかった

シークレット・ルーム/アイ'ム ホーム 覗く男(2016年製作の映画)

2.5

物置小屋の中で自分の人生を見つめ直す男の話

あらすじに偽りあり。
悪い意味で想像した内容とは全然違う話。

それでも笑えるシーンがたくさんあってなかなか再生停止ボタンを押せないまま完走。

主人公が
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

4.0

家族殺しで25年服役したお母さんが事件の真相を探る話

ありがちホラーかと思いきや、すごい映画。
見終わって即、2回目視聴。

前半の日常パートの伏線が後半で「そーいこうことだったのね!」と驚きの連続
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グッドバイ(2020年製作の映画)

1.5

ある保育士女子の日常

ストーリーがない。
静かな映画といえば聞こえはいいが、もう少し盛り上がりが欲しかった。

人数の町(2020年製作の映画)

3.0

社会から脱落した人たちが集められたある施設の話

どこで人気なのか理解できない物が「SNSで大人気」だったり、誰もそんなに興味ないだろってことが炎上していたり。
そんなここ数年の日本の不思議な状態への
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虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)

4.0

虐待されている女の子を守りたい女の話

ずっと胸が痛い映画。
ハッピーエンドが見えない八方塞がりの中
どんな結末が待っているのか
どんな結末なら自分の中で許せるのか
最後までハラハラして目が離せない。
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

2.5

第一次世界大戦、あるドイツ軍兵士の足跡

第二次大戦後に自戒を込めて製作されてるならまだしも、1930年にこの映画が作られていることに衝撃。

見終わってから「西部戦線異状なし」というタイトルを振り返
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Uボート:235 潜水艦強奪作戦(2019年製作の映画)

3.5

原爆の原料のウランをアメリカに届ける潜水艦の話

アマプラの評価が低すぎて期待せずに見たけど、
やはり潜水艦映画にハズレなし。

とにかく容赦ない。
冒頭の首爆破から始まり、幼児水没死、生きてるままに
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潔白(2020年製作の映画)

3.0

母親の無罪を証明したい女弁護士の話

「毒マッコリ殺人事件」という何ともそそられる内容

悪役おじさんたちのキャラが被ってる上に名前も覚えにくいので中盤は置いていかれる感じ

それでも結末は鮮やか。
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飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.0

今時の高校生のいじめの話

情報化社会はあらゆるものを便利にしたけど、子供にとってスマホとSNSは百害あって一利なし。
自分の学生時代にスマホが普及してなかったことにただ感謝するのみ。

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.5

売春島の置屋の人間関係の話

娼婦役の女優さんたちの頑張りがすごかった。
特にリリちゃん役の笹野鈴々音さん。

佐藤二朗と山田孝之はいつも通りと言えばいつも通り。

向井理のキャスティングだけ間違えた
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ドアロック(2018年製作の映画)

2.0

鍵を開けて勝手に部屋に入ってくるストーカーの話 

いわゆる韓国の2軍サスペンス。
ちょっと主人公が真矢みきっぽい。

生きちゃった(2020年製作の映画)

4.0

妻の不貞行為で崩れていく家族の記録

極めて良質な邦画

ひとつのソファーに親友と互い違いに横になり
「お互いかもしれないけど、歳とって足が臭くなった」とつぶやく大賀。
この映画に大賀の濡れ場はないけ
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