silencioさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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殺人漫画(2013年製作の映画)

3.5

韓国特有の残虐さとはまた違った、正統派ホラー映画。漫画のテイストが個人的にはドハマりで怖い!
常に飽きさせない作りになってるけど、ほんとに正統な作りなので私にはちょっと刺激が足りなかったかな。でも最後
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.8

なかなかの映像体験だった!相変わらずカメラぐるんぐるん回すし、スタッフロール、エンドロールも遊び倒す。でも中盤のキャストクレジットが今までで一番かっこよかった。
終始地獄絵図で不快指数は高いんだけど、
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.2

終始固定カメラと4:3サイズの画角。それによって登場人物に感情移入するというよりは、問題提起に対して客観的に観察する映画になってるような気がする。
マクロな問題はいろいろあれど、ミクロな愛で人は救済さ
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

4.0

すごく面白かった!エンタメ要素てんこ盛りの冒険活劇。ジブリっぽいというレビューが多いのですが、あまりジブリがわからないので、私はパンツァードラグーン感を感じました笑
単発で終わらせない方が絶対良い。た
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

今回も前作セブンサイコパスに引き続き、よくもこんな素晴らしい脚本を書けたものだと感心する。
ウディハレルソンのまさかの展開から目が離せなくなってしまった。そして今回もサムロックウェルが良い。
フランシ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

大ヒットしたから相当面白いホラーなのかなと思ったけどけっこう王道ラインの普通のホラーなのね。ティーンに人気だったのかな。
感想としてはもっとがっつりコメディにしちゃっていいかも。腹切りとかギプスのLO
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ホアキン凄い。。この狂気はホアキンフェニックスにしかできない。これがジャレッドレトでは軽さが出てしまうと思う。
この映画はあくまで不幸な男がいかに狂っていくかを描いているので、ダークナイトのジョーカー
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.5

悪党達が銀行強盗をしてからの展開が超おもしろい。そこまでに至るまでは我慢。
全員アウトローな漢の話。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

5.0

大傑作。おそらく宇宙映画で海王星まで行った映画は初な気がする。
映画自体は非常に内省的な映画。目の前の人を大切にしようというシンプルなメッセージを海王星までいって初めて気づくロイ。
インターステラーが
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

優しい映画はずっと観ていたい気になる。「ラースとその彼女」と同じような優しい人々たち。
ブリグズビーベアの完成は本当に感動的だった。

ハゲタカ(2009年製作の映画)

3.8

玉山鉄二の執拗なセリフ「拾え!拾わなくちゃダメなんだ!」地面に這いつくばりながらお金を拾う高良健吾。お金を手に入れるってことはこういうことなんだ、ってことが切実に伝わってくる。海外の金融映画とは違う陰>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.0

最高に悪趣味で芸術的な映画だった。ラースフォントリアーの映画は面白さよりも監督の思考にお金を払ってる。彼こそサイコパスでシリアルキラーなのではないかと。そう言ったらジャッキで殴られそうだけど。
残酷さ
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ドクター・エクソシスト(2016年製作の映画)

2.5

ブラッドペイトンらしくないつまらなさだった。いやきっと、ながら見してた自分のせいだ。

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

ヨルゴスランティモスのような冷たい笑いと不快感。映画は人物に感情移入すべきという見方が正しいと思っていたが、この監督は傍観者になりながら見るのが正しい気がする。なぜなら感情移入せずとも自分の鏡を描いて>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

ハネケ的、リンチ的とも感じられる個人的には大好きな監督のひとり。カメラワークの独特さからシャイニングっぽさもある。
バリーコーガンの不快さはファニーゲームの若者の空気感そっくり。シュールなコメディ色を
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

チャーリーカウフマン的なぶっとんだ発想の映画。恋愛睡眠のすすめが頭に浮かんできた。
無人島から脱出する映画かと思いきや終始森の中。ちょいパッケージ詐欺だな笑
それでもモテない男の心の救済というか男の切
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

2.6

最近こんなにおバカ展開なアクションも珍しい。高速で回るタービン?をすれすれでくぐり抜けるとか無数の鏡部屋とかゲームとしか思えない。
犯人の動機もここまでやることじゃないだろ笑
それでも見ちゃうのはロ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.0

ジャウムコレットセラ監督の映画は全部面白い。ただこの映画の面白さランキングは下のほう。
サメは実はそれほど狂暴ではないというのが一般的になってきた現在では非現実的に感じる。まぁなくはないだろうけど。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ泣いたー。ラストよりもニコールキッドマンの語りで泣きました。
すごく優しい映画で心が洗われる。
ただルーニーマーラとの恋の経過が少しわかりづらいかな。ルーニーマーラが個人的に好きだから最後
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

ヘンリーカヴィルがとてもいい。ヘリコプター戦も、おぅおぅと唸りながら見てしまった。毎回よく思いつくなという展開で脱帽。

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.5

淡々と進む展開が逆に恐い。現実の犯罪者はこれくらい普通で、淡々と犯罪を行い、でも思考は変わってるのだと思う。そんな変にリアルな映像がこわい。
主演をライアンレイノルズにしたらある作品につながるな。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ見やすいザ・ハリウッド映画。ただただシニアが採用された会社の内輪の話なのにすごーく面白い。デニーロのくしゃっとした笑顔に癒される人がたくさんいるはず。
クリスコロンバスとかナンシーマイヤー
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

3.3

メイズランナーとかダイバージェントのように何部作かに分けたほうが面白くなったように思う。ドラマでもいいかも。
やっぱり各ウェイブをすごく早く終わらせて、次のウェイブになってしまうのはもったいない。
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ミラーズ(2008年製作の映画)

4.0

評価低めだけどすごく面白かった!さすがアレクサンドルアジャというようなスプラッタ描写がひとつ。あごが割れる死に方は久々に衝撃だったかな。
ストーリー的にもただお化けがいじわるするだけのものではなく深さ
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交渉人(1998年製作の映画)

4.0

すごい面白かった!たぶん三回目くらいの観賞だけど毎回内容を忘れてる笑
汚職警官の話だったのを忘れてたけど、それでもサミュエルLジャクソンのかっこよさだけは覚えてた。
これも面白いけど、この監督は完全な
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白いと思う掘り出し物。映像的に飽きないし、ストーリーも良し。そしてストーミーの可愛さが最高。
そして個人的に大好きな泣けるラストシーン。きっとオッド(アントン)は天国で再会できていること
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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

2.8

短くてまあまあ面白かった。今でいうカメ止め風のメタ構造。過激集団の真相をもう少し描いてほしかったかな。

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.0

今見ている星の光は何万年も前の星の光、という現象を恋愛に置き換えてなんとなーく哲学的にしたような映画。
ジェレミーアイアンズとオルガキュリレンコの渋く美しい男女と風景だから見れたけど、あまり心には響か
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.5

高校生男子くらいが一番楽しめそうな最先端CGアクション。といってもほんとにCGなのかがわからないくらいアリータの顔がすごい。CGは髪の毛が難しいと聞いたことがあったけど、風になびく髪は違和感なし。
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.6

ブレイクライブリーの美しさが際立ってずっと見ていられる。切ないラブファンタジー。女性はエリスみたいな男が好きなんだろうなぁ。年をとることの価値を教えてくれる美しい映画です。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

映像体験という意味では見る価値はあると思う。でも伝記として淡々と描いているからなのか、面白くはないかも。
ジャンル的には違うとわかっていてもどうしても大傑作インターステラーと比べてしまう。。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

すごくエンターテイメントとして面白かった!香川照之の演技と野村萬斎の声と顔は強烈。案外、朝倉あきの映画でもあったような感じで、出演者みんなが映えてたのが良かった。
日本を皮肉った最後の語りも心に残る。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

Mr.robotとは違った、フレディが憑依したようなラミマレックの演技は素晴らしい。
そして、やはりラストのライブシーンの為にすべてがある。「ママー...」からはずっと涙がこぼれてたような。
ライブシ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

女性の強い意思が描かれているのがとてもいい。時代背景は女性軽視がある時代でワシントン・ポストの女社長も男社会の中で懸命にもがいてる姿に感動する。

ジグザグキッドの不思議な旅(2012年製作の映画)

3.5

子供向けジャケットだけど全然そんなことはなく大人もしっかり楽しめる。
謎解きといえるかわからないけど展開がワクワクさせる。
そしてイザベラロッセリーニお婆ちゃんが美しすぎる!

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.0

原作未読だけど、食に対する描写が多かったような。臓物食べたり、体が受け付けないものは吐いたりしてっていうのを繰り返すからもうわかったよと笑
窪田くんと千眼ちゃんはさすがの演技。