まつむらはるかさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

まつむらはるか

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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.5

アリエッティのミニチュアの世界はめちゃくちゃ可愛らしくて水の表現は特に大好き。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

映画館の大スクリーンで観て意味のわからないまま、しかしどうやって撮ってるのかわかんないようなカメラワークと、軽快なドラムと、映像のテンポがよくマッチしていて観終わった後の衝撃が大きかった。なんかすごい>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.8

同じ場面でも証言者によって少しずつ状況が違うのを映像にすることでいともたやすく騙されていたことにぞわりとした。
人の記憶や印象も簡単に捏造できてしまうことを示していて、SNSや誤報道の奥にある、人を信
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

4年ぶりに観た。すべてのシーンが面白く全然飽きず、冒頭だけ観ようと思ったら全編観てしまった。

とにかくショーンペンの演技が素晴らしい。すべてが素晴らしい。
他の映画で知的障害者を描くものもあるが、こ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.0

アニメと実写を掛け合わせるというアイデア自体が素晴らしいと思ったし双方に長けているディズニーがやる意味があるなあと思った。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

徹底したシンメトリーと色彩の構成で芸術作品のような映画。
何度も言うようで申し訳ないんですがとにかく師弟モノが好きなのでこれにも弱かったです。ボーイのゼロがかわいらしい。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

あなどってましたすみません・・・!
王道の話なのに、視点を変えるとここまで面白くなるのか・・・!ととても興味深かった。子供も大人もこんなに楽しめる映画が作れるなんて本当にすごい。

感情だけでなくビン
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.1

細田守監督作品の中で最も好きな映画。
アイデンティティに苦しむ子供たちや、生き方を自分で決めていく姿って、この子達に限らずみんなに言えることなんじゃないかと思った。
それを強制することは親であってもで
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.2

プロの表現者の狂気。
「ヘルタースケルター」や「セッション」の系統。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

ジョセフゴードンレヴィットが好きなので見たんですがサマーちゃんかわいいのですが共感できず、私には合わなかったです。時系列をシャッフルしている構成は勉強になりました。くるくる変わる表情が面白かったです。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.7

この映画を低評価する要素として「楽観的すぎる・自己中心的すぎる」というのを見るが、映画の表現方法としての役割であってある種シリアスな喜劇の演出だと思っている。だから戦争映画としては役に立たないし実際に>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

アメリカンヒーロー色が強い部分もあり、懐疑的になることもなきにしもあらずではありましたが、そんなに昔のことではないという点と、戦争が終わって現実の生活に戻っても兵士たちの戦いは終わらないという点がショ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

特に絶対に映画館で観るべき映画というものが存在するということを知り、映画館に行くようになったきっかけの映画です。

本当に映画館で観てよかった。自分の頭がついていかない映像体験、あの果てのない宇宙に放
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.0

昔の物語風な感じと師弟感がよかったんだけど、いかんせん期待値が高かったために、特に現代とバケモノの世界との関わり方にあまり深みがないように思えてしまって残念だった。