ドキュメンタリー監督として有名なワイズマン監督作品で、しかもバレエ関係の映画、観てきました。
ワイズマン監督の作品はこれで3本目なのですが、相変わらず鋭すぎる観察者です。これぞまさにドキュメンタリ>>続きを読む
中国のチベット地方に標高4700メートルの秘境「ココシリ」を舞台にした実話を基にした山岳パトロール隊の物語です。
ココシリはとても危険な秘境です、荒涼とした大地で、流砂もあり、しかも広く、そしてとて>>続きを読む
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冷戦時代の東ベルリン、国家保安省(ということは私服警察といいますか、秘密警察といいますか、嫌な仕事です)のヴィースラー大尉は大学でも国家保安省の役員を育て上げる授業も行う程の(そして、その内容は酷く、>>続きを読む
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フォードで長く働き、妻に先立たれ、1人暮らしをし、2人の息子とは疎遠、その娘である孫たちとの関係も非常に薄い、割合見た目に左右されてしまっているように感じさせるステレオタイプな頑固親父であるウォルト。>>続きを読む
カラーの小津作品を初めて見ました。
友人の法事で集まった3人の男たちが、亡き親友の未亡人(原 節子)とその娘の結婚を気にやみ、いろいろ働きかけることから始まる「晩春」の親子が父娘でなく母娘になったか>>続きを読む
北鎌倉に暮らす両親、兄夫婦(兄を笠 智衆、妻を三宅 邦子)、子供2人、妹(原 節子)の大家族(という表現を私は使いましたが、もしかするとその当時では当たり前なのかも知れません)の生活と、やはり娘の結婚>>続きを読む
終戦直後の鎌倉にある早くに妻を亡くした父親(笠 智衆)と娘(原 節子)の親子2人家族の、娘の結婚をめぐる物語です。ストーリィはいたって単純と言ってよいと思います。淡々と描かれる鎌倉とその周辺の景色、鶴>>続きを読む
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1960年代後半のアメリカ、鉄工所に勤める青年のマイケル(ロバート・デ・ニーロ)はグループのリーダーと言える人物で礼儀正しく、しかし羽目を外す時は徹底的に外すハンティングが趣味の男、マイケルがハントの>>続きを読む
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太平洋戦争の激戦地、ガダルカナル島の激戦をアメリカ兵の群像劇で描いた戦争映画なのですが、とにかく映像が綺麗。ひたすらに、繰り返されるまさに天国のような自然の映像、現地の人々の生活の映像、海、木、水、光>>続きを読む
第2次世界大戦直後のロシアにある収容所に併設されている村が舞台のモノクロ映画です。主人公の12歳の少年、母と2人暮らしのワレルカは少年期のどこにももって行きようがない感情を日々何処かにぶつけて生きてい>>続きを読む
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ヘドウィグという人物が、全米をめぐるトミーという歌手と同時に同じ地でライブをしてめぐる旅を続けています、トミーを相手に訴訟を起こして。その歌手の曲は私が作ったものだと訴えて。もちろんトミーは有名ミュー>>続きを読む
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ドキュメンタリー調ではあるものの、設定が未来ですから、いわゆるフェイクドキュメンタリーもの(ですから、監視カメラの映像が差し込まれたり、画面の何処かに時刻が刻まれていたりします)です。ある日アフリカの>>続きを読む
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ゴッサム・シティーという架空の治安が大変悪い都市が舞台で、大富豪青年実業家であり、1人自警団のようなヒーロー、バットマンでもあるブルース(クリスチャン・ベール)は警部補ゴードン(ゲイリー・オールドマン>>続きを読む
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感想は普段見てから時間を多少はかけて書いてから読み返したりしてから、レビューにしてますが、今回はやられてしまって。たった今見終わっての感想です。
梅沢=宮沢りえの、人としての、女としての、悲しさ。私>>続きを読む
高校生の小磯くんは夏休みなのにも関わらずネットでの仮想空間OZ(オズと呼ばれる公的機関さえも取り込んだ言語も瞬時に翻訳される、世界共通のインターネット上の世界で、自身のアバターがその仮想空間で様々なこ>>続きを読む
主人公の真琴(まこと 仲 里依紗)は女子高生、医学部を目指す勉強もスポーツも出来る学級委員タイプの男友達の功介(こうすけ)、美形だが勉強は出来ないけど正義感がある男の千昭(ちあき)との3人でいつもキャ>>続きを読む
映画館で当時の彼女と観た作品。また、その体験が最高の思い出のひとつな作品。
ルースとイジーという2人の女性の友情を描いた作品。その思い出と、時代の影響を楽しみ、生きた最後に訪れる、頑張った人への賛辞>>続きを読む
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とても有名な歯医者さんが出てくる恐ろしい映画です。以前にも見たことがあったのですが、もう1度見たらどう感じるのか知りたくて見てみました。
ニューヨークの町であるドイツ系の老人が、ユダヤ系の老人と車>>続きを読む
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小さな宝石店を朝早くから強盗が襲ってきますが、店主の銃撃による反撃で失敗、車で待機していた男が仲間を置いて逃亡するところから、物語は進行するのですが、様々な人の思惑が重なり合い、しかも見せ方が時間の流>>続きを読む
英国紳士的な男で作家のバジルはギリシャの鉱山を遺産として受け取ったために、ギリシャのクレタ島にやってきます。その船に居合わせた非常にエネルギッシュな男ゾルバを鉱山の開発者に雇い入れたことから、2人の関>>続きを読む
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正直この映画の宣伝では全く何も感じなかったのですが、レンタル店で見かけたときに気になったのはサム・メンデス監督作品だ、ということです。なので借りてみました。やはり「アメリカン・ビューティー」は傑作だと>>続きを読む
幼き頃に母を病気で亡くした男の子ユウは敬虔なカトリックの信者でもあり、後に神父にまでなる父テツとの2人暮らし。その神父になった父テツに取り入ろうとするかなり直情的な女性のカオリに次第に乱されていく家庭>>続きを読む
うーん、私は大好きな監督ですし、最高傑作未来世紀ブラジルみたいな設定とガジェットも多いですし、期待が高すぎたのかも知れませんが…
クリストフ・ヴァルツはカッコイイけど、このキャラクターはあまり似合わ>>続きを読む
ある3人兄弟が、父の死をきっかけに疎遠になってしまった後、もう一度絆を取り戻そうとする姿を描いた、それでいて奇妙なまでにコメディタッチでありながらもシリアスな部分もあり、その混じり具合が絶妙な映画でし>>続きを読む
何気なく、タイトルで気になったので見ましたが、なかなか良かったです。不眠ネタも今はなかなかいいです、不眠症じゃないけど分かりますし。
美大生のベンは恋人に振られてしまったために不眠症に悩まされま>>続きを読む
史実モノ、という事と、医学に関連している、という事で見ました。実際のどこまで事実に即しているのか?は分かりませんが、とても迫ってくる映画でした。
1985年、アメリカでも保守的と言われるテキサス>>続きを読む
非常に模範的に見える一家(祖父、息子夫婦、娘の4人家族)は実は北朝鮮でして、本当は他人なのですが、家族を装い暮らしています。一家の隣には、少々問題のある家族4人(祖母、息子夫婦、息子)が暮らしていて、>>続きを読む
ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが出演しているので観てきました。ずいぶん前の公開でしたのでいろいろ事前情報を聞いてしまっていたのですが、想像していた内容とはずいぶん違って面白かったです。 >>続きを読む
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育ての母への違和感を感じている中学生の少女アンナは喘息の発作もあり、周囲に溶け込めないでいます。養母や医者の勧めもあり釧路の親戚の家に夏休みを利用して静養に行く事になりました。親戚の家は海辺にあり、唯>>続きを読む
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エドガー・ライト監督作品、というか、この監督と、役者のサイモン・ペッグとニック・フロストの3人組の映画が好きです。最初に観たのは「ホット・ファズ」という作品、そして同じトリオの作品「ショーン・オブ・ザ>>続きを読む
村上 春樹原作の映画化作品、いろいろ思うところあり未見だったのですが、なんでか今頃ふと見てみるきっかけがあり、見る事にしました。あらすじどころか原作を何度か読んでいるので非常に映像化に高いハードルを勝>>続きを読む
あの「別離」の監督の最新作、これは劇場に観に行かないわけには参りません。
空港の出口で元夫でイランで生活しているアーマドを迎えるマリ。二人は正式な離婚手続きを行うために翌日裁判所に向かう事にな>>続きを読む
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とても有名なマイケル・サンデル教授の「これからの『正義』の話をしよう」の中で出てくる思考実験の実例として挙げられている実話アメリカ軍ネイビー・シールズのアフガンでのレッド・ウイング作戦のたった1人の生>>続きを読む
観に行った人が各所で絶賛なので観てきました。正直言ってレゴは昔遊んだ大好きなおもちゃですし、友人の子供にだって勧めているくらい知性を感じさせるおもちゃですが、あくまでおもちゃ、という認識でして、しかも>>続きを読む
サイコサスペンス、それも精神を扱ったものに興味があり、しかもソダーバーグの劇場映画最終作、そのうえルーニー・マーラとチャニング・テイタムが出演しているので見ました。この作品も最近見た「ゴーストライター>>続きを読む
「おとなのけんか」が楽しかったなぁ、と思い出したロマン・ポランスキー監督、この作品もとても見応えある作品でした!隅々にまで配慮された画像の良さ、出演俳優のキャスティングの良さ、そして何といっても脚本>>続きを読む