cyberiancorgiさんの映画レビュー・感想・評価

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ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

クレイグザラーがウケるなら、マイクメンデスが重宝される世界線もアリなんじゃないか。マッツミケルセンが北欧の至宝なら、ドルフラングレンを世界の国宝にしても良いんじゃないか。
勝手な線引きをすると粗野か粗
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.0

セルに引き続きの待望のおスベリ。
失礼ながら極私的な界隈ではミジンコ程も話題にならなかったので、さらに失礼ながら微塵も期待してなかったけども、もっと失礼ながらながら見で見る分にはぜんぜんふつーに楽しめ
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ファイナル・ジャッジメント(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マジモンのカルマに導かれた。ファイナルジャッジメントを1番最高に楽しめる奇跡的な流れ(って何)を引き当てた…こんなにもどうでも良いもんで、残りの運をほとんど使い切った感がある。
直近で見たノックアット
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アリスはミア(ワシコウスカ)
小さい頃はアリスの話がちょっと怖かった。後々になってだけど、ほぼホラゲなものが出てると知り、やっぱりホラーなんだと思った記憶ありす。でもやっぱり好きなので、本はいつでも手
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

言わんとしてる事は何となく分かるよシャマラン。私もダテにシャマラーやってねえ、そしてあんたそんなに器用な人じゃねえ、1シチュ密室劇はあんたにはまだ早えんじゃないの。
ある種の自己犠牲と言えば良いのか、
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

インシディアスの良さはテンションの高さ。一歩でもズレれば笑いになるような。
今作でも確かにゲボの勢いだけはインシディアスだったけど、それ以外の怖さがノンシディアス。歳を重ねる毎に着々とジェームズワン原
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1回目
期待値MAXにし過ぎ。勝手に欲を言えばもっと時間を忘れたかった。シームレスにノンストップな狂気を欲してた。章仕立てだし余計に緩急を感じる。こっちが追いつく前にずっとずっと先を走ってるぐらいでお
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関心領域(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

誰かの叫び声は環境音になって日常に紛れた。耳をすませばいつでも聞こえるが、悲痛な叫びだと思って聞いていたものは庭で楽しそうに遊ぶ子どもたちの歓声だった。あの瞬間が1番ハッとした。
惨状がすぐ身近にある
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

恐怖に愛称があればなんとなく何かが和らぐ気がする。ノスフェラトゥなら平気だけど、ゴケミドロだと分かんない。明確なラインは知らんけど、ポップさで左右される気がする。サイコパスはサイコパスと呼ばれた時点で>>続きを読む

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

5.0

おっはんめっちゃ無邪気な笑顔するじゃん、と思えば次にはいきなり銃を向けてきたり、ハッとさせられるような芸術論を語り出したり情緒不安定だったり。掴みどころない人が一瞬だけ急にマジ語りした時のこの世の真理>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

えっちがない…スケベどこだ…
ま、スケベっちゃスケベ。でも今日は家族で見ても気まずくならない方が…って時はギリこっち。うそ。
いやホラーってそうゆうもん!だけど。やっぱり見えないよりも見えた方が良いじ
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キング・オブ・ゾンビ(2013年製作の映画)

1.0

お気に入りのブランコで束の間の安らぎを感じてる時に投げつけられたうんこ爆弾のような映画ゾンビ。こちらが認知できうる範囲では普通の映画との区別は限りなく困難でパッと見だと映画にも思えるが直感的に悟るクオ>>続きを読む

グリズリーマン(2005年製作の映画)

-

これは何がヘルツォーなんだろうと思っていたが、ふとした瞬間に漏れる彼の自然への眼差しが紛れもなくアギーレでフィツカラルドでコブラベルデで、そこに通ずるありのままある迫力や危険や美しさや不可思議、それら>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

鳥ちゃんかわ〜恐怖のアンソロジーにもいた気がする。最後は諸々の累を感じる。奇跡的に脳内異文化クロスオーバー。醜が無垢を乗っ取る、って世界の共通の古典で根源は一緒って事で良いんだろか。成長とはそうゆうも>>続きを読む

ファイナル・スクリーム(2019年製作の映画)

1.0

メソッドって言いたいだけ行間はあんたが書いてないだけスナッフならカメラ回ってないとこで襲っちゃだめホラー始めるのに1時間使って良いのはおもしろい作品だけ

アニマル・ファクトリー(2000年製作の映画)

4.0

ウトウトしながら目ぇ半開きのツルッパゲかわいい。いそいそとハンドテニスするツルッパゲかわいい。ツルッパゲちょーやさお。つまりデーさんをツルッパゲにすると話が入ってこない。こんなに見飽きないものがこの世>>続きを読む

CUBE2(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

箱庭×シミュレーション仮説×マルチバース×インターステラー×あとなんか数学と哲学=アルマゲドン(雑)
物理的に狭い部屋で形而上の宇宙。際限なく膨張するキューブに訪れるビッグクランチ。ゼログラビティ全裸
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ワールド・アパートメント・ホラー(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1.日本人は白人だ
2.悪魔に国籍はない
3.このアパートにはもうアジアもニッポンもアリマセン
4.あの辺のネズミはバルサンじゃ死なねーよう
人種も宗教も因縁も、垣根を超えて人と人が手を組む理由がある
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.0

まずデスノってだけで何をされてもどう転んでも始まってしばらくはウキウキ。
うん数年経っても意外と最後の小規模バイオみたいなシーン覚えてる。3人揃う、真相、USS突撃、バイオ、じゃないデスノ。全く頭脳戦
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うちの地元は治安悪い自慢かと思ったらうちの地元は治安悪い自慢だった。
It's Chinatown どっかの警部のセリフを思い出した。極端な話、やる側とやられる側の二元論で言えばやる側が悪い。やられる
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

わああああああああ、はああああああああ、ああああああああ、うおおおおおおおお、やああああああああ。誇張しすぎたちいかわ。
実はコメディをホラーにする何100倍もホラーをコメディにするのは難しいんじゃな
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日本のこわい夜(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いきなりジャバザハット出てきてああ、1人だけふざけてる奴いるなあと思ったら安定の。
蜘蛛女の瞬間変態シーンとか、隙間より不穏な嶋田久作とか、ジャバとか、パツキンパツキン言いよる哲太とか、それぞれの個性
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0.0MHz(2018年製作の映画)

2.0

真剣に怖がらせるつもりで白目を多用するのは勘弁してほしい。めちゃくちゃ笑うので。驚かさないタイプの真顔オバンがスルッと登場もやめてほしい、笑う。幽霊に対してストロングスタイルで説教しながらスパンキング>>続きを読む

REDLINE(2010年製作の映画)

3.0

3次元のKTに足りないもの、泥臭さ、暑苦しさ、はっちゃけ、ダサの方のカッコ良さ。3次元のタダノビーに足りないもの、誠実さ。尚、勝手なイメージ。
実写だとどうしても身体性とキャラがなかなかに不可分で、そ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オテンポの相性が悪いやつ。
ミーガン誕生の必然性、オチビが依存するだけの背景、良かれと思っての悪意なき発明、しっかりと手順(地雷)を踏み抜いて行き着いた先の順当に不可避な悲劇。を、かもすための積み重ね
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変な家(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

(爪)
やり口が完全にエクスクロス。足を切るか手を切るかの違いはあれど、冷静に考えるとそこに大差はないよなとしみじみ。
主人公の横でずっとランジャタイがチラつくのは最高にノイズで、実は最初から変な家よ
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貞子DX(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

私は酷いものを見て快感を得るタイプの人間ではないし、それでキッチュな欲が満たされることもないし、楽しくて好きなものだけを見てたいし、なんならイヤなものからは目を背けたいし、軽薄でもキレイな上澄みだけ見>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

GOHAN x KOME 最強RICE決定戦。
遂にこの一線を越えたのかと非常に感慨深く思うのは、満を持して日本への忖度を完全に諦めた部分にある。それぞれのホームをテーマにしてゴジラはなぜかイタリアを
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フォーガットン(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オカルトとドンデンは相性が良ろしい。
足元を見て火の鳥が立つとゆう諺もある(ない)ように、ハプニングやドンデンは意識の外側でありながらも身近に起点があるよと先人は言う。ともすればそれは往々にして注意深
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

側から見れば呆れるしかないほど愚かに、下世話に、純粋に、美しく、同じことを延々と永遠に繰り返すこの世。この物語。にゴールはない。繰り返すのみ。
同じ轍を何度も踏み抜く、自分の轍も躊躇なく踏む、そんなボ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

感情は理性に勝って良いのか。ルサンチマンの果ての賢者タイムを、ものすごく几帳面に真顔でやる理性のノーラン。
宇宙の始まりとも言われる神の(ような)力を実現した人間はいつどのタイミングで罪悪感を覚え、我
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

この先もしもトム・クルーズ 製作総指揮 × ポール・W・S・アンダーソン 監督 最強タッグの夢みたいな映画を今すぐ絶対に見ないとヤバいなって気分になった時、そんな満たされない欲に耐え忍ぶ必要がないとゆ>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

良く分かんないけどすんごい知ってる人ら(失礼)が次から次にブワーッと映って200㌔で素通りして、あっ!と思ったらあああっー、って流れ消えゆく車窓無情を繰り返し。アンストッパブル贅沢スピード体験123昭>>続きを読む

エレベーター・ゲーム(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1時間つまらんを我慢すれば、ちょっと盛り返して、ぽかーん。
喋らない、目を開けない、ちゅーか乗らない、近づかない、これを守ればセーフだなんて保証は無いのに案の定でピンチなバカ者たちのいつものホラー、を
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OUT(2023年製作の映画)

3.0

男気死守と書いてナルシズム。カッコつけてこそ不良。カッコいいがヤンキー映画。カッコつけてなかったらそれはたぶん不良じゃないし、視線は気にしないけどカッコわりーは聞き捨てならない。カッコつけることは全然>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんでこれ劇場で見なかったアホ。マジで時間を戻したい。戻ってあの時の劇場に爆速で駆け込んで何も触れずに帰ってくるので。
と言っても、今意識のある今の時間軸の今の私と1mmも1秒もズレずに戻ってくるなん
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