捜査官の手際の悪さに最後までイライラしたが、バスを締め切ったタイマン勝負は見応えあった。
めちゃくちゃ強そうにみえてそこまででもないし、ふてぶてしくみえるが案外礼儀正しい。凶悪犯に対しても素手で立ち向かい、拳銃を出そうともしない。なんだか張り合いがないというかしっくりとこない刑事ドラマ。
ひとつひとつのエピソードがあっさりしすぎてて泣けない。能天気な母親や実父のベンジャミン、職場の同僚ジャックなど、ユーモラスなキャラクターとの絡みが少なくて残念。徐々に色気がでて美しくなるジェイにはドキ>>続きを読む
ランボーも顔負けの肉弾戦。
リアルな映像が目を背けるほど痛々しいが、痛快でもある。そんな荒々しい映像に時折登場する一匹の犬。主演ヨルマ・トンミラが実際に飼っている愛犬らしい。もこもこで愛くるしい姿に、>>続きを読む
王道的な魔女映画と評価したい。
質素で仄暗い時が流れるが、おぼろげな魔女のインパクトは強烈。胡散臭いヤギへ悪態をつく子供たちの場面は、後々の伏線となりえて印象深い。
エンディングあたりでタイトルが出たとき、思わず「えっ!?」と言葉を発した。まさに頽廃的なゴシックホラー。解説書がついてても評価は変わらないだろう。
故ブルース・リーの妻リンダと、実父の思想や哲学を著した『友よ、水になれ ー 父ブルース・リーの哲学』の著者で実娘のシャノンのナレーションを主に、貴重な画像や映像をふんだんに披露しながら、故人の生涯を辿>>続きを読む
1973年、ブルース・リーは「死亡遊戯」で共演予定だった女優ベティ・ティン・ペイの自宅で亡くなった。そのため、あることないこと憶測で報道されたり、数々の誹謗中傷を受けたことは安易に予測できる。そんなベ>>続きを読む
ブルース・リー急逝直後の葬儀の様子を初めて見た。まるでワイドショーのような映像から、悲嘆にくれる様子が画面からひしひしと伝わってくる。
「死亡遊戯」(1972年)に出演したカリーム・アブドゥル=ジャバーや、ジェームズ・コバーン、チャック・ノリスら、ブルース・リーの生前近しい関係者のインタビューを中心に構成。武術に対する思い、中国系とし>>続きを読む
むき出しの本性がはなはだしい。
どんよりとした人生にもがき苦しみながら、お互いの傷を舐め合うように生きる人々の交流を描く。最後まで気持ちが浮かない。
ほんの一瞬それが見えたとき…絶句した。
いくらつらい過去があったとしても、よし育てようとなるのか。この神秘的な体験はあまりにも奇抜で、想像をはるかにこえる。
最恐心霊スポットに出向き、その様子を生配信するというあるあるのシチュエーション。苦手なPOVも、この場合いたしかたない。充実した機材を備え、万全の体制で生配信を開始する一同。数々の心霊スポットを訪れた>>続きを読む
故瀬戸内寂聴が出家するまでの波乱に満ちた半生を描く。瀬戸内寂聴という人物を知ったのは、すでに出家されてからのことで、そのお人柄からは到底理解できない込み入った内容だ。
なぜ出家の道を歩んだのか、作品>>続きを読む
観ていて自然と顔がほころび、知らず知らずのうちに涙があふれてきた。堅苦しい説教ではなく、巧みな話術で肩の力をほぐしてくれる説法は、聞いていて楽しい。
生きることは愛すること。
「人間が一番成長するの>>続きを読む
甘酸っぱいとかほろ苦いという言葉がぴったりの青春ドラマ。田舎の温もりというより、日本のよさが身に染みる。
タイトルと内容が絶妙にマッチしていておもしろい。前作にあたる実写版は正直閉口してしまったが、花とアリスの馴れ初めが妙に合点がいって、なかなかいい話だった。
スリルも刺激もない退屈なストーリーと思っていたら、まさか女王陛下も登場する国家的大事件が真相とは驚いた。期待させるような大袈裟な書き方だが、出来栄えは安っぽい。ただエンディングは、いかにもホームズらし>>続きを読む
ショッキングでやるせなくて残念…としか言いようがない。ただ一つだけうれしいことがある。それは今でも変わらず最高のエンターテイナーだってこと。これからも変わらず一ファンであり続けたい。
誰が一番悪いのかよくよく理解しているが、どうしてもエリクソン上等兵の言動が許せない。「俺は何もしない」ではなく「何もできない」ではないか。その後の告発は勇気ある行動と言いたいところだが、どうしてもやり>>続きを読む