coco2ir3さんの映画レビュー・感想・評価 - 71ページ目

許されざる者(1992年製作の映画)

5.0

巨額の製作費や映像技術ではない。
すばらしい役者と脚本があれば名作が生まれる。

ゾンビ・アルカトラズ(2012年製作の映画)

1.0

この手の映画にはセオリーや共有するマニュアルでもあるのだろうか?作り手の問題ではあるが、登場する人物の学習能力の低さには、甚だ残念でならない。アクションやホラーといったジャンルに、ぜひとも”苛立ち”と>>続きを読む

ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画としてではなく、人間ドラマや医療ドラマのつもりで観始めるといい。けっしてホラー映画ではないが、今までにない視点と切り口で描かれていて、そういう意味ではかなりおもしろい作品だった。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.0

冷血で狂気じみた殺人鬼を演じさせたら、ハビエル・バルデムの右に出るものはいないだろう。殺人の道具にエアコンプレッサーを使うという演出もまた秀逸だ。この偶然でも出会いたくない人物像を創造するコーエン兄弟>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

2.5

腕時計からワイヤー、靴の先から毒ナイフ、顔の見えないNo1(ボス)など、不気味で卑劣な組織”スペクター”の実体が見えてきた。

ボンドガールのダニエラ・ビアンキは、歴代の中でも一二を争う人気らしいが、
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.0

もう27年前になるが、この作品が初の007。テーマ曲が好きなおかげで映画館に行ったことを記憶している。

現在のダニエル・クレイグ演じる007では、英諜報部のスパイ感を色濃く感じるが、今作のティモシー
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.0

もっとコメディ色が強く、時間が短いとよかった。せっかくのダブル主演も、リピートしたくなる魅力的な作品ではない。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

静かにひたひたと迫る戦慄は、コーエン兄弟ならではの世界。一癖も二癖もある粒ぞろいの役者陣が、その独特の世界を薄めることも濁すこともなく演じるところが見どころ。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.0

ダークシーカー(感染者)は光に弱いことを除けば、超人的な肉体をもち知能もある。会話しているのか団結力がある。おまけに感染犬を飼いならしている。

こんなのが6億近くもいる中、たった一人で生き抜いてきた
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.0

「メモは?」
「(スマホをかざして)ここに」
「携帯をなくしたら?」
「クラウドにある」
「何だ、クラウド(雲)って?」

時代は変わっても、夢・情熱・闘志を持った男の姿は変わることはない。老いには勝
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ブレイド3(2004年製作の映画)

3.0

脚本家がメガホンを取るとこうなるのかなぁ、あっさりとウィスラーを殺してしまった・・・。

それでも強烈な敵キャラや斬新な武器、そして何よりもジェシカ・ビールの活躍もあって、それなりに楽しめました。
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ブレイド2(2002年製作の映画)

4.5

ギレルモ・デル・トロ監督の最高傑作。
ストーリーもキャストも音楽もアクションも全てよし。ウィスラーの復活もうれしい。

ブレイド(1998年製作の映画)

4.0

映画「メジャーリーグ」や「デモリションマン」から作品を追いかけて、このブレイドが代名詞とも言えるようなキャラクターの誕生。かっこいい音楽にのせたキレッキレのアクションに釘付けで、エンディングまで興奮が>>続きを読む

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

2.5

札付きの悪だった男が過去の自分を捨て、遠く離れた見知らぬ土地で幸せな家庭を築きながら平和に暮らしていたが、ある事件をきっかけに過去の自分が少しずつ蘇っていく。

虫も殺さぬような気のやさしい父親が、と
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

前作「007 スカイフォール」からつながる部分が多いので、そちらから先に観ることをおすすめします。

かつての宿敵で、対諜報活動・テロ・復讐・搾取を専門とするエリート組織スペクターと相対するお話だが、
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.0

映画007シリーズ第15作「リビング・デイライツ」は、これまでの歴代ボンドで最も人気があったロジャー・ムーアに代わり、ティモシー・ダルトンが起用された作品。私が観た最初の007でもある。当時は何かと話>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

年代もあるがジェームズ・ボンドがハマりにハマっているダニエル・クレイグ。ただ、派手なアクションを作りすぎている感が否めない。窮地に陥っても絶対に切り抜けることがわかっているから、面白さを半減させている>>続きを読む

メカニック(2011年製作の映画)

2.5

だまされたとはいえ友人を暗殺してしまう。復讐に燃える息子も返り討ちにする。すきがないっちゃないんだけど、どうもスッキリ爽快とはならなかった。続編ができるのはちょっと意外かも。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

マトリックスに次ぐキアヌ・リーブスのはまり役でかなり好きな作品。レイチェル・ワイズもよかった。続編を期待したいが、マトリックスのように微妙な作品にはしてほしくない。

ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.5

事実を元にした作品だそうだ。
その事実が事実なら、まことに怖ろしい。

アンソニー・ホプキンス自身悪魔に取り憑かれているとしか思えない迫真の演技だが、そうでなければ幼い女の子への容赦ない平手打ちは、芝
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ヴィジット(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

アイディアも恐怖心の煽り方もさすがと思うが、なぜPOVという手法を選択したのだろうか?やんちゃな姉弟が戦慄の中、プロの報道カメラマン顔負けの撮影を続けている時点で、どうしても矛盾を感じてしまう。

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

2.5

フリート街にある理髪店の店主は、訪れる客の喉を掻き切って殺害するシリアルキラー。階下にある売れないパイのお店の女主人は、そんな店主を慕っている。やがてその女主人は、殺された死体を利用してパイを焼き大儲>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.5

アメリカ同時多発テロで犠牲になった父と息子の絆、偶然見つけた謎の鍵をめぐる物語。前半は、気難しく生意気な息子の言動にイライラするが、謎の鍵の答えが見つかったとき理解する。

愛する家族を失い深い悲しみ
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アドレナリン:ハイ・ボルテージ(2009年製作の映画)

3.0

前作に続きジェイソン・ステイサムがドマジメにやりきってるからだろうか?何でもありのおバカ映画だけど、観終わっても悪い気はしない。

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

3.0

エイリアンではなく火星のゴースト。これはジョン・カーペンターでないと思いつかない。

いつもの不気味な恐怖感は物足りなかったが、キャストも意外と豪華だし、カーペンター好きの私にとってはそれなりに楽しめ
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バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

2.0

いよいよ迷走…「バイオハザードⅣ アフターライフ」までは物語を引っ張りに引っ張って繋げてきたが、死んだキャストの復活や、ようやくレオンとエイダの登場など、何でもありきになってきた。

間もなくシリーズ
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大脱出(2013年製作の映画)

3.5

大スターが共演する映画はハズレることが多いが、この作品は最後まで楽しめました。さすがに往年の迫力あるアクションシーンは望めませんが、しっかり共演してます。脇を固める俳優陣もかなり豪華。

それにしても
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監獄島(2007年製作の映画)

3.0

これといった俳優の出演もなく、ヴィニー・ジョーンズの怪演も期待したほどではなかったけど、けっこう面白かったですよ。思ったほど残酷なシーンもなかったなぁ・・・

クリスティーン(1983年製作の映画)

3.5

どのような経緯でクリスティーンに邪悪な魂が宿ったのか知りたいところだが、車体が炎に包まれながら追い詰めていくシーンや、大破したボンネットのギザギザがまるでモンスターの口が襲ってくるような不気味な演出は>>続きを読む

クロエ(2009年製作の映画)

3.0

若くて美しい娼婦の歪んだ悲しい恋物語を、倦怠期を迎えた熟年夫婦の苦悩をからめて見事に映し出している。ジュリアン・ムーアの体当たりの演技もすごい。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

久しぶりに泣きました。
素直に泣けました。

この映画のみかたも人の死に方もそれぞれだけど、”いずれ通る道”を一人きりで行くのはやっぱり辛いですよ。

いつのときも人の気持ちは必ず伝わると信じていたい
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

自分なりの犯人探しは見事に外れ。追い詰められたリーアム・ニーソンの見せ場が最後に見れて安心した。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.5

禁酒法の時代。
マフィアの抗争でもない、密造者を取り締まる捜査官の話でもない。信念を貫く屈強な三兄弟の物語である。兄弟愛だけではないハードで熱い男の戦いがはじまる。

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.0

前作とは打って変わって硬派な路線にもどしてきた。第一作目についでおもしろかった。

一つだけ注文をつけるとしたら、残りわずかの命をかけて戦ってくれたモスラがあと一歩のところで力尽きたとき、すぐに卵から
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