カラックスのダークファンタジーミュージカル。そして、アダム・ドライバーの演技。彼らのファンならこれだけで十分。
アダム・ドライバーの狂気に満ちた演技、よかったです。人間の弱さ残酷さ、何処かで自己肯定で>>続きを読む
カラックスと聞くと観なければと思ってしまう。そして彼の分身ドニ・ラヴァンは今度はどんな役?と興味が。日常を日常としてボヤッと過ごしてると超難解かもしれない。でも、妄想癖があってと世の中を疑って見ている>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「民族浄化」という字幕を見た時はゾッとした。文明国家においても虐殺は存在するのだ。かの国家にはLGBTに限らずこれまでユダヤやロマなど迫害され存在を否定され続けた人々がいた。今もそうかも。
このドキュ>>続きを読む
冒頭の女神、善良の象徴か。そして心の闇を象徴する醜い男。
今だったら撮れない残虐なシーン。白黒の映像があらゆる美醜と善悪、人の心の尊厳や脆さを次々に繰り出し、静かに「お前はどうなのだ?」と問いかけられ>>続きを読む
本物のドキュメンタリーの力を感じさせる作品。ただただ圧倒され、いろんな想いにさせられる。説明はない、だから自由に想像する。
人として何かが欠落すること、それはとても怖い。自分の良心、信仰、そこら辺にあ>>続きを読む
静止画のような場面が印象的。最初のショット、絵画のようなアングル。そして不器用なのか無頓着なのかよく分からない彼。所詮、人はいい加減なのだ。彼を持ち上げたり、蔑んだり、時代や地域性、民俗のせいだけでは>>続きを読む
何、これ?
美しい田園風景とぴったりのサントラ。どこまでも広がる空。一瞬、良質な中国映画を観ているかのようなカメラアングル。広々とした開放感満載の風景と悲しい生き方しか知らない青年のコントラスト。貧し>>続きを読む
フランスでも都市部を離れ郊外へ行けば、固定観念や偏見は当たり前の日常である。その中でトランスジェンダーのサシャは、両親や兄弟に受け入れられ、理解のある大人、サポートしてくれる大人に出会い、一緒に普通に>>続きを読む
不条理な社会を敵に回し、正義を貫き、そして自己矛盾と向き合うことが出来るか?
マスコミに籍を置くものは、誰もが経験するのではないかとおもう。当事者の気持ちなんか代弁は出来ないし、真実を伝えるなんて息巻>>続きを読む
イーストウッド監督作品の中でもとても好きな作品。繁栄の象徴である車産業のかつたの栄光を誇り、男としての立ち位置を守り生きる男。そして次々にやってくる移民たち、そしてモン族との交流と友情。マイノリティと>>続きを読む
音楽と勢い、二人の凸凹コンビに軽妙な会話、とにかく楽しい作品。確か2回観たと思う。脇もすごい。
コーエン兄弟を観続ける理由、なんでしょう。人間考察、こんなもんです人間なんて、やむに止まれず、あー残念、ちょっと思い当たる、ほんとにしょうがない生き物、いろいろありますが…。
とても美しい映画。包み込むような両親の愛情、理解。少年の戸惑いや葛藤を受け入れそっと背中を押す。眩しい季節。それだけで十分。
忘れられない作品。サウンドトラックも出演者もそしてシーンの一つひとつがキラキラと。今と重ね合わせてみるとどうだろう?東京の若者は不器用で少し真面目すぎるかも。ピュアに考え過ぎずに生きてみたい、夢に押し>>続きを読む
とても素敵な作品。シェールが光っていた。ストーリーは忘れたけどシーンはよく覚えている。
上流社会のご婦人方はとても品があり、育ちのよさで難局を乗り切ってしまうのか?ってハラハラした。
衝撃的な内容、でも沢山あったのだろう。
役者の体当たりの演技が素晴らしかった。体現している時代を空気を肌で感じたように思う。しんどかったな。
人間というものは?ただ厄介な自分と向き合いどうしようもない何かを抱えて、折り合いをつけて、でもつけられなくて…