カリフラワーさんの映画レビュー・感想・評価

カリフラワー

カリフラワー

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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

1の前日譚です。

前作から大分経ってからの鑑賞なので、細かな設定はうろ覚え。
なので前半導入部は説明パートみたいな感じでした。

内容は端的に言えば歪な家族劇
設定をもう一捻りできそうな感じがしまし
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.1

「え、そこで終わり?」
これが最初の感想でした。

連作想定らしいです
次回作の造形も期待。
構図的に素晴らしいわけでもなく意味も読み取れないカットもあって
むしろ冒頭のアニメーションが1番楽しめたか
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

劇中劇中劇って感じです。

30年近く前の巨匠の映画、自分が見てきた世代の映画に通ずるものがありました。
「28日後」とか「ルビー・スパークス」とか

結局現実とは?とか、設定が難しいとか色々言われて
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

同窓会のような作品

過去作を見ている人も楽しめるし、
本作がインディージョーンズ初見の人も帽子と鞭と考古学という単語だけ覚えていれば楽しめるのではないかと

マリオンやサニーもいい。
往年のキャラも
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

3.4

ホラーコメディというか、
どっちつかずな感じが否めない作品でした。

ただ、要所要所の部分は押さえているし、
展開もおかしな点は少ない。(勿論あるけども)

強いて言えば普通の一軒家にそんなスペースた
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.8

めっちゃ良い

演技としての動きはそこそこなのに、運動能力基準のアクションは高水準
下手なハリウッドよりアクションに迫力がありました。
ストーリーも意外と要所要所の要素は踏襲してるし

東條英機に誰か
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次元大介(2023年製作の映画)

3.3

次元の個人的なイメージとは違いましたが、
次元大介を知らない人には凄腕の善人ってイメージは伝わるかと。

タバコはもっと咥えたままでいて欲しかったなぁ
せめて一度でもルパンって口ずさんで欲しかったなぁ
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.5

評価しにくい作品でした

ただ、脇も含め登場人物全員の演技は好みでした。
津田寛治さんと竹中直人さんは、ズルい。

山田孝之のクズでバカっぷりはもう見ててイイねしたくなるレベルでした。

自然にとって
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

世界観の理解が無くたって、
語られてる大枠のストーリーだけを追って十二分に面白い作品だと思います。

ジブリの全盛期が子供だった世代は大人になり、身内に子供がいる方も多いと思います。
お子様がある程度
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

的外れかもしれないけれど、
「リング」っぽさを感じました。
ジャンプスケアを足した「リング」って感じです。

個人的にSMILEと劇中で出てくる時に字幕が「微笑み顔」とされていたのが良かった

でもダ
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犬王(2021年製作の映画)

3.6

ライブやフェス、サーカスに演劇など、
おおよそ舞台で演じたり催されたりする物の詰め合わせって感じです。

映画なのに臨場感があって
そこにスパイスとしてストーリーが追加されてる。

正直話してる内容も
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

3.0

なんだかよく分からない内容の映画を
なんだかよく分からないテンションで
なんだかよく分からない体制で見たせいか

感想もなんだかよく分からなくなる

そんな映画です。

メタファーとか関係なしに
直接
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

「濃い」
その一言に凝縮できる作品でした。

登場人物のいずれかに誰もが重なる事が可能なのではないでしょうか

タイトルを直訳したら「沸点」
日本語でも通ずる良いタイトルだなって思いました。

面白い
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


前日にジャスティスリーグのザックスナイダーカットを見てから行きました。

正直MCUほどの一連のシリーズである感はありませんでしたが、
単体作品として面白かったです。

キートン版のバットマン好きに
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

クラシックに詳しければもっと楽しめたのかもです

音楽というか、音が演出として大事?なので
音感や知識のない自分には?なシーンがありました。

でもカメラ構図はカッコいいし、
主人公の劇中の流れや演技
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

そうか、全員怪物なんだ
途中どそう感じてからは成程、となりました。

個別の登場人物以外が、抽象的というか形骸的になっていて、
それらが怪物ちっくに描写されてる感じ

個別の方は本質的に怪物ではないん
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

とっても面白かったです。

映画のジャンル全部載せって感じ

友情、親愛、故郷、戦争、ミュージカル、ロマンス、バトルetc....

網羅してないジャンルあるのかなってくらい

こうして書くとハチャメ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

最高でした。

予習して行ったので様々な要素に興奮して楽しめました。

MCUは大好きですが、
ニワカなので昨今のコミックスやドラマ、ショート、アニメ等も網羅した方がさらに楽しめる風潮には少し辟易しま
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「シン」シリーズはゴジラ、ウルトラマンと見て大好きでした。

正直、仮面ライダーは大好きではなかったです。

仮面ライダーへの自分の理解度が足りないなと感じてしまいました。

確かにスーツや敵のビジュ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

作品のメインテーマ?がネタバレになるなんて、、、

絶対にIMAXで!って訳ではないですが、
爆音でみた方が盛り上がります。

おそらく意図的に登場人物たちのある行動がシーンにほぼ映らない事が成程ねぇ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

IMAXで鑑賞。

知人は皆、スクリーンX、もしくはIMAXで絶対に見てと言っていました。

その意味がわかりました。
この映画を映画館で観れてよかったです。

努力と友情と恋愛とミラクルと勝利という
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

久しぶりの映画館

IMAXで鑑賞しました。

クスクス笑えて、伏線もあって
あーあれかってなって

日本の描写にハテナが浮かぶ部分はあるけれど
海外の方にはこう映っているのかなって思いました。

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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

遂に鑑賞

タイムトラベルじゃないんだってのが第一印象でした。
「逆行」ってキーワードから「挟撃」って形を
時間が関係するストーリーで出したのは面白かったです。

これは感想とか話し合いたいですねー。
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0


既婚者か未婚者か、結婚希望者か否かで
見え方は変わってくるかなと

既婚者の自分は女性怖いなと感じ
妻は「確かに」と何度か感じたそうです笑

良質なドラマを3話ほど一気見した感覚になります。

普通
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

前に誰かが面白いと言ってたのを思い出して鑑賞。

面白かったです。
最近ドンデン返しモノを多く見ていたけれど
大体途中でラストの片鱗が見えてくる映画ばかりの中、
ビックリしました。そして悲しくなりまし
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

「シン」って付くだけでもう面白そうで、
実際個人的にとても面白かった。

ウルトラマンに詳しい人ならもっと楽しいんだろうなって思います。
シン・ゴジラの焼き増しだって意見も出そうですが、これはこれで大
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.6

公開日に鑑賞なんて久しぶりでした

サムライミ監督は
「この作品のみの鑑賞でも楽しめる様に」
みたいなコメントを発していたそう

実際、他作品を見ていなくても大筋は分かるし
ストーリーを追うこともでき
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

久しぶりに映画館で鑑賞

何かを語ろうとするとネタバレが入ってしまうため、
見た人と語り合いたくなる、そんな作品でした。

シリーズ全てを見た人+マーベルシリーズを見てきた人+予備知識がある程度ある人
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パターソン(2016年製作の映画)

3.2

いつか映画館で見たのを記録

詩的という表現は嫌いだけど。

ジャームッシュのカッコいい構図とか
カット割とか、ニュアンスはあるんだけどまた違う。

コーヒー&シガレットを1人にフォーカスして作ったっ
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.7

怪物は作り手とか観客の目線を持ってる感じ。
少年に感情移入しようとしても
怪物側が自分たちに近い目線だから
映画の中で右往左往してる感覚になる。

怪物が語るのは客観
少年が語るのは主観
どちらが正し
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ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.3

IKEAの創業者を誘拐する!
そんな目標を立てた主人公。

IKEAに人生の全てを持っていかれ、
挙句に最愛の奥さんまで、、、

不幸の連続なのになぜか少しクスりと来る。
人の不幸が面白いんじゃなくて
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ラストベガス(2013年製作の映画)

3.5

歳をとればとるほど、
感慨深くなったり、
何でもないことに頑固になってみたり、
逆に柔和になってみたりする。

たまたまバカラで勝って、
みんなウィンウィンになる映画。

夢見心地な気分で見るにはちょ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.6

ソ連が作ったSF映画?

不思議な内容すぎてついていけない自分がもどかしい。
価値観が違えば変な行動もとるよね

クー!が共通語になったらどれだけ楽かw

やっぱりタバコはマッチで吸う方がカッコいい
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

なんとなく鑑賞

「秒速5センチメートル」見た人なら楽しめるんじゃないかな?

ところどころの伏線が何気に回収されてて、
あ、考えたのかなって

三葉の父親の一言にはグッときました。
妄言って、、、
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

なんとなく時間が空いたので鑑賞

個人的にクリントイーストウッド作品はあまり好みではない。(絶対に面白いという確信ができてしまうから)
が、やはり見てみると面白い。

トムハンクスの顔ってズルいな思わ
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.6

ジャンピエール・ジュネ好きで鑑賞。

天才少年を監督らしい黒さ満載で撮る。
少年の旅の中で、
出会う面々が全て、自分が成長していく中でゆっくりと1人ずつ出会っていく人なんだと思う。

天才少年は彼らに
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