今の世代のしたことを次の世代が尻拭いをする。永遠のテーマだなと思った。
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ダンブルドアにキリンがお辞儀をするシーンは、グリンデルバルドと彼との対照性を描き出す手段であると共に、長年アリアナのことで苦悩し続けてきた彼へのカタルシスであると思った。
そう言った意味では、物語自体>>続きを読む
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当事者性の獲得
序盤から中盤にかけて、主人公は水俣で善意や使命感に突き動かされ写真を撮る。だけど、それらはとても脆くて何度も障壁に膝を突き、諦めかける。
「よそもの」と当事者の間を行き来する彼の心が>>続きを読む
人生が何度もあるなら、こんな瞬間火力のある一生を歩んでみたい。
肩の力を抜いて見れた。
バランスは大事だけれど、断らずに少し無理することで物事が進展していく感覚は、現実でもある気がする。
語り口調が多いせいか、小説の世界にどっぷり浸かったような感覚だった。
誰かが感想に書いていたけれど、「おもしろくないけど、つまらなくない」
他人の人生を面白いってあんまり表現しないのと同じように、こ>>続きを読む
「暇なんでしょ」
この一言に、色々と凝縮されてるなと感じた。
そりゃ、明日明後日のことが大事だよ。
同じ宇宙世紀で「100年先の未来に想いを馳せていただきたい」と言ったミネバの言葉と対照的で、どこま>>続きを読む
全エピソードを見てから、この話をみるとここが鍵なのかと感じる。
「出自の異なるシステム同士が相入れることはない」
そうジンネマンは言い切ったが、若い世代は「それでも」と足掻き続ける。
バナージとミネ>>続きを読む
これ以上泣いたらおかしくなりそうだから、物語が進んでいくのがめちゃめちゃ辛かった。
泣くのを我慢しすぎて頭痛くなるし、もう最高。
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科学者がいろんな理論とか仮説を立てようとするけれど、結局は親子愛が時空を超えたみたいなところがフィクションらしくてよかった。
やっと出会えた娘には既にたくさんの家族がいて、主人公に居場所がない感じは>>続きを読む
家族から後ろ指をさされるおじいさんが、
周囲の信頼を取り戻すためにお薬をお届けする話。
目先目先のことに翻弄されているはずなのに、人間模様がどこか美しい。
渋すぎるぜ。
素晴らしい作品。
破壊の限りを尽くしたトトロが、メイと同化する道を選ぶシーンは涙もの。