ヒロさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロ

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田園に死す(1974年製作の映画)

3.3

何かひとまず、見ました的な…!
映像の独自性や世界観は唯一無二感すごいです。
内容の感想が中々難しいです…。
ちょっと私には言語化が難しい…。

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ムスタファ皇子が、度々山田孝之に見えて、山田孝之は、中東顔なんだな…という発見がありました!
冗談はさておき、ティルダ・スウィントンが出ていて、ファンタジーものだったので面白そうかな…と借りてみました
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山猫は眠らない(1993年製作の映画)

3.3

ゴールデンカムイがきっかけで見てみました。
普通に任務遂行するだけの話です。
まぁ、ベケットとミラーが仲悪い感じで始まるので、任務の中でお互いの信頼を深めてラストを迎えてほしいなぁ…という期待感で見れ
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ラストまで通してみると、後半からは面白い。
ただ前半のお祖母ちゃんが死ぬ間際のテレビ電話する前までが、中々グダグダしてしんどい。(まぁ、ここで最後のパーティ・馬鹿騒ぎの雰囲気が切り替わって、死を迎える
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初恋(2020年製作の映画)

3.3

知らないで、三池崇史映画を借りていた。なんか三池率が高いな〜…と思ったり。。自分が興味を惹かれる設定の物が、三池作品に多いのかな〜。
最後バタバタで終わる。何だろ…ナンセンスバイオレンス物共通なのかも
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

東南アジアのジメッとした土着のオカルトの怖さが良い。キリスト教圏の悪魔祓いと違って、多分アジア圏の発展途上感のある場所舞台の方が、超自然パワーが開発された文化圏より強そうで、絶望感が凄い。話通じなそう>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予想外にいい映画だった。
話がどこへ向かうか分からないハラハラ感。どうなっちゃうの、って爆弾抱えてる設定だから最後がどうなるか気になるんだなぁ、と思います。
殺し屋とかヤクザの話だから、殺伐として反社
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.2

殺し屋女子高生二人のキャラ立ちが良い。一人は金髪ショートのボーイッシュで陰キャ・コミュニケーション能力低・人見知りのまひろ。もう一人は黒髪ロングの見た目清楚系、陽キャ、コミュニケーション能力高い・人見>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

見ました。普通にエクソシスト系のホラーって感じです。ラストに派手さもあり、謎解きもあるので、初代エクソシスト、やアンソニー・ホプキンス主演のザ・ライトよりエンタメ色が強いです。
エピソードも、三幕構成
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.0

映倫によってR-18指定(=成人指定)されている。脚本を執筆した佐藤佐吉によると、本作は「映画そのものが反社会的」と映倫から判断され、R-18指定となった 。一般にR-18は性描写に対する判断が中心で>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

見てきました。とりあえずエピソードを消化するのがメインなのかな、という印象でした。元々の原作の話が長いですし、キャラも多いのでしょうがないのかな、と思いました。
目茶苦茶に改変されてる訳では無く、忠実
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

『学校の用務員さんが凄腕の殺し屋で、密かにJK を監視・護衛してた話』
感想は“学校の用務員さんが凄腕の殺し屋”ってネタは良いのに、構成が悪いー!勿体ねぇ!って感じでした。
あとログライン(他人に映画
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

昔見たけど十代の頃で、ラスト以外覚えてないので再視聴。世界観や気味の悪い連続殺人犯の存在で、2時間があっという間だった様に思います。普通の殺人鬼追ってる話ならこうならないよな~…と。異常な殺人だから、>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.0

無難に面白かったです。
エンタメ映画として、十分だと思います。
自分は原作未履修で映画を見てるのですが、ファブル1も視聴後に原作を読んでみたら、7巻位までの内容を2時間に纏めてるので構成が凄いなぁ…と
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

有名なのにも関わらず、未視聴なので見てみました。
正直セットアップが相当つまらなくて、すんなり入れない構成ではあるけど、第1ターニングポイント辺りの、ブラピに飛行機で会う&家が爆発辺からまぁまぁ。
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.7

狂気の青春映画。長谷川博己の映画狂人ぶりが全て。芥川龍之介の地獄変みたいな話だったw最高の映画を撮るために、常軌を逸する、映画狂。
リアルカチコミを、映画撮影する映画の話。設定が荒唐無稽ですごすぎる。
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

中々救いがない話だけど、これが現代のヤクザの現実だと突きつけてるんかな、と。
綾野剛はあまりテレビドラマでも、彼が出演した物を見たことがなく、先日新宿スワンを見た程度。役者としては良い役者なのかなぁ…
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スマイル(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭辺りの十分で、女子大生が眼の前出笑いながら首をゆっくり切って変死!
つかみはうまい。
三十分辺り(第1ターニング・ポイント)で、精神疾患で入院していた患者が主人公に対して死の予言。以降怪奇現象が、
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.5

単体エンタメ映画としては面白いと思います。
続編って考えると、1のほうが面白いですね。
多分主人公が、1程話の主軸になってないからだろうと思います。
関と滝の過去からつづく因縁関係のウェイトがあるため
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

『大事なのは誰かと繋がりを持って、社会から孤立しないことです』
『撮らないんなら割って入ってアイツ止めなさいよ!止めないんなら撮って人に伝えなさいよ!上品ぶって、あんたみたいなのが誰も救わないのよ!』
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母性(2022年製作の映画)

3.0

モラハラの連鎖、とてもしんどい。
一番は高畑淳子のモラハラ下品農家の姑ババアの演技が凄え。見てるとマジで不快感と腹が立ってくる。
あと大人が全員クソである。

母と娘で交互に同一エピソードを見せるのだ
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新宿スワン(2015年製作の映画)

4.0

娯楽的には面白い。
しかしフェミニストが怒りそうな映画であった(笑)
女は消費される商品。幸せにするためのスカウトやってるから、仕事探してて、仕事斡旋した女の子からは感謝されるのな(笑)都合の良さに笑
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.7

原作未読で見ました。
すんなり世界観に入っていける冒頭からの構成が素晴らしい。血も涙もない冷酷な殺し屋と見せかけて、実はあんまり面白くないお笑い芸人のファンで、笑いの沸点が低い所を見せて、親しみを持た
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カニバル(2013年製作の映画)

3.0

ネタは良い…!
殺人鬼とその被害者の姉との禁断の恋。
↑ネタは良いでしょう…ほらこの通り…。
いかんせん終始静かで、感情のドラマが無いのでエンタメ性に乏しい…しかし、映画の狙いが、静かなアートっぽい禁
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MAY -メイ-(2002年製作の映画)

3.7

グロとお洒落のマリアージュ!!
母の『友達は自分で作る』『見た目は完璧にしてあげる』が彼女の呪いになったなぁ…と。
確かにグロいしホラー的要素はある。
しかし一人の女性の孤独故に起きた悲劇って見方もと
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

2.8

陰湿隠残やり過ぎ感が凄くて、コレが韓国人の気質なのかな…って、勘ぐっちゃってゾッとした。
暗いね〜…救いがない。
あまり好きでは無かった。
主人公が成長して新しい一歩を踏み出さないし。
でもこの話、ス
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.7

80年代、今よりそりゃあ、同性愛が難しい時代だったんだなぁ、と。ユダヤ教だと、同性愛は邪悪らしいし…。
度々出る蠅は何か意味あんのかな…。
度々出る構図やモチーフ、色はイメージシステムと言って、映画の
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ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

『俺は逃げてばっかりで…』
『つまらない人生からだろ?』
(悲劇を引き起こしたきっかけを作った罪悪感からか)何とか慰めて元気付けようと猛はしてるのだが、兄は普段と変わらない口調で静かに切り返す。
兄・
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

一番の見所は映像かな。
壮大で美しい湿地帯の映像は圧巻。
夢のように美しいです。
だから構図の勉強、絵になるショットの参考に良いかもしれん。

一人の女性の生涯って感じですね。
脚本の妙はそれほど感じ
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.9

自分たちが招いた事で、我が子が被害にあったらそりゃあ親はキツイ。
親が侵した罪の償いを子供が負うって話。親の罪が子に報いる。
構成は脚本のセオリー通りだけど、3幕目のジンテーゼに関してが、新しい価値観
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.2

イギリスにあるダートムーア動物園の再建の実話を元にしたヒューマンドラマ。
史実だからしようがないが、キャラクターが多くて、少しエピソード多くて疲れる。
メインは、父と息子の関係性の修復&家族の死の悲し
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.7

原題『The edge of seventeen』
情けなくてぐぢゃぐちゃになるからドラマがあるんだなって映画だったね。
周りに恵まれてないと思い込んでる女の子が、実は恵まれてたよって話で、身近な人々
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ナンシー(2018年製作の映画)

4.0

『人の存在は儚いわ 大切なのは今ある関係 触れられる相手』『愛している 無条件で』
なんだ、エスターみたいに引き取った女が、サイコだったって話だと思ったら、違うじゃん!と視聴後思いました。
これはジャ
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Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

3.5

おっしゃれ〜!って感じの映像美。直前に見た青春映画、ゴーストワールドと世界観は違いますし映像のお洒落の方向性も違いますが、見終わった感想『映像お洒落!』
シン・シティって映画ありましたよね。あれみたい
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

傑作と名高い青春映画だそうだ。
兎に角すべてがお洒落!音楽、ファッション、皮肉っぽい台詞回し。
モラトリアム期の女の子の話だ。
幼なじみのイーニドとレベッカは、高校卒業したら一緒に住む約束をしているぐ
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