こむちぃさんの映画レビュー・感想・評価

こむちぃ

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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症の当事者目線で撮影されているところがとてもリアルで、こんな気持ちなんだなって妙に納得してしまった。家族としての在り方も、綺麗事では済まされなくて大変なんだけど親と子の延長線上それがきっと必要なん>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.4

宗教二世をテーマにした家族のお話。離れていったお姉さんの気持ちもわかるし、ちひろの微妙な感情もわかる。ちひろを思って引き離そうとする親戚も決して間違っているわけではなくて。それぞれの立場で考えれば考え>>続きを読む

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.7

生きる上で結局何が大事なのか考えさせられる映画だった。そしてマスコミの在り方よ、、コロナが流行りだした頃を思い出したし、たぶんそういう偏見や未知のものへの恐怖みたいなのが元になってるんだろうなと思った>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

みんなそうでもないって言うけどけっこうグロかった。一回味をしめちゃうと何事も抜けられなくなるのかな、って怖くなった。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.4

70年代の雰囲気とアミューズメントパークの不思議さが印象的。
前置きにあった、脇役の高齢者が「撮影は最近唯一の楽しい時間だった」というくだりが後からじわじわくる。

向かいの窓(2019年製作の映画)

3.9

とても良かった。
幸せのかたちは人それぞれ。そしてそれに気づけるかどうか。

みとりし(2018年製作の映画)

3.4

人はどう死ぬかよりどう生きたかが大事なんだと改めて思える作品だった。ふだん在宅医療や看取りに関わる仕事をしている身としては少し違和感があるものの、映画としてはとても良かったと思う。出会いや別れには必ず>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.8

みんなそれぞれどこか不器用で、それは時に残酷だけれどだからこそ人生は愛おしいと思える映画。広瀬すずさんがひたすら美しい。あと猫めっちゃかわいい。「みんなしれっと幸せになるじゃん」って台詞にとても共感し>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

なんか好き。人生を振り返ったときに思い出す人、風景、シーン。すごく好き同士なのにたぶん結婚したらうまくいかないんだろうな、っていう感じも出ていてなんだか切なかった。

オールド(2021年製作の映画)

4.2

一日があまりにも早すぎて脳が追いつかない。もう少し時間があったら、、でもそれもひとつの運命なのか。あとからいろいろ考えてしまう作品。

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.6

これどこまでが実話なんだろう。邦画ホラー好きとしては全体の雰囲気は好きだけどSFっぽい演出はないほうがよかったかも。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

やりきれなさと美しさが半々で一度観たら忘れられない。ビョークが素晴らしい。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.3

アマプラだけなのかな、最後に特典映像で魔法省を造る過程の細部のこだわりとか解説されててそのスケールの大きさに脱帽。最新作は映画館で観たい。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.3

エマ・ストーンがクレイジーで素敵!ファッションみてるだけでも楽しめるし悪役と言い切れないキュートさにやられました。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

生とか死とか人生とか、、いろいろ考えることはあるけどコメディ要素多めでとにかく終始ジョニー・デップがかっこいい映画だった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

言葉も言葉じゃない表現もひとつひとつが丁寧な作品だと思った。生きてるうちにみんな報われてほしい。首都高苦手だけどまた走ってみたくなった。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

一人の日本人の情熱と狂気、ってコピーほんとそのまんまで凄かった。世界観にめちゃくちゃ引き込まれ過ぎてちょっとしんどいけど続きがあったら観ちゃうんだろうな。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

設定を理解するのがちょっと難しかったけれど、これぞSF超大作という感じで引き込まれた。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

アニメーションと音楽だけの短いお話。絵のタッチが繊細でとても胸に沁みた。このストーリーみたいにきっと人生は短くて晩年は思い出と寄り添いながら暮らすのかなって考えると寂しくも穏やかな気持ちになった。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

ダークファンタジーでホラー要素もあり。今はふつうに観れるけど子どもの頃に観たら間違いなくトラウマになってたと思う。ちょっとグロい場面が多かったけど映像やストーリー的には好きな作品。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

名作と言われる理由が鑑賞していちばん納得できる映画。この時代の映像や景色、街の雰囲気がたまらなく魅力的な上にマーロン・ブランドの存在感。長丁場だし3作まとめて観たらたぶん精神病むけど、時々観たくなる作>>続きを読む

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.8

コメディ要素もありながら社会の本質を突いてくるような作品。
これって他人事じゃなくてわりと誰にでもそうなる可能性はあるかもと考えさせられた。
松尾スズキ監督作品、他にも観たいと思った。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

生きるとは、幸せとは、っていう問いをストレートに投げかけられるような作品。自分の人生を振り返ったときに、今死んでもいいと思えるほどの絶景にはまだ出会っていない気がした。家とか場所じゃなく要は自分自身の>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

過酷な状況の中でも楽しく生きることを忘れず息子を勇気づけるグイドが温かくて切ない。やさしい嘘がいつまでも胸に残りタイトルだけでじんとくる素晴らしい映画。

リバティーン(2004年製作の映画)

4.0

実話に基づいたお話なんだと思うけど、とても壮絶で主演のジョニーデップがお酒と病でどんどん変貌していくのが切なかった。でも案外人生ってそんなものなのかもしれないし最期にそばに居てくれる人がいるだけ幸せか>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.4

不倫相手の子どもを誘拐するというめちゃくちゃ身勝手な行為なんだけど全否定できなくて、なぜか主人公に感情移入してしまう。生みの親より育ての親って言うけれど、血の繋がりとか愛とかいろいろ考えさせられて感情>>続きを読む

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.6

セリフもほとんどないアニメーション映画。絵のタッチと街の雰囲気、音楽だけで一人の男性の人生が淡々と描かれている。どこか寂しくもの悲しい。でも人生ってそういう部分のほうが多い気がするしだからこそ大切なも>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

どんなに愛情があっても差別や偏見に勝てなかった時代。いろんな家族のかたちがあっていいはずなのに。アラン・カミングが素晴らしく、ままならないもどかしさや哀愁がいつまでも残る映画。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

めっちゃ面白いんだけど観終わるとなぜかちょっと疲れる映画。続編まで観るのがおすすめ。

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.5

チケット当たってみた映画。ジュリアロバーツが素敵なんだけどちょっとモテすぎやろ!って突っ込みたくなる。

食べる女(2018年製作の映画)

3.4

お料理がどれもみんな美味しそうでもう少しまめに自炊しなきゃと思いました。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

茶道の魅力だけでなく、日々の生き方や本当の美しさとは何かといったことをしみじみと語りかけてくれる映画だった。

感染列島(2008年製作の映画)

2.9

日本だけで何万人も感染とか、設定はあんまり現実的じゃないんだけどウイルスの恐怖は今みるとめちゃくちゃリアルだと思う。

劇場(2020年製作の映画)

3.4

20代の頃の不安定な気持ちを思い出した。夕闇の桜のシーンがとてもよかった。

危険なメソッド(2011年製作の映画)

3.3

史実に基づいた映画が好きなのでこれも興味深かった。心理学者ユングとフロイト、患者であり精神科医を目指す女性ザビーナ。性的トラウマの解析に関わるうちに妻子がありながらザビーナを愛してしまうユング。「許し>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

パリの街が本当に美しくてどうしても行きたくなってしまう。ストーリーも適度にロマンチックで大好き。「マジックインムーンライト」のウディ・アレン監督と聞いて納得。こういう映画もっとみたい。

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