sentakuonnaさんの映画レビュー・感想・評価

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ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)

3.9

やっと観られた・・2か月待った!
映像と音楽を楽しみながら癒される、そして薄っすらノスタルジーの、ウディアレンの中でやや異色の作品だー!
一番最後の台詞結構好きだなぁ。ほのかに切ない。
ただ前半やや寝
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砂丘(1970年製作の映画)

3.8

あらすじ等何の情報もなく観たので冒頭から社会的で驚いた。笑

砂丘を車で走り抜ける映像だけでもうかっこいいのと虚無感が凄い。。


(備忘メモ)
→オープニングかっこよすぎ・・しかも、毎作品別人みたい
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アリス(1990年製作の映画)

4.3

わぁぁぁとても良かった!これは面白い!!
この2ヶ月ずっと蔦屋になくて期待値最大に近かったけど、期待以上!
深さはそこまでないけど、纏め方も、本質的な台詞も、映像と音楽と場面のアイデアも、意味不明加減
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さすらい(1957年製作の映画)

3.7

久々に終始はまれなかった・・うーん。


(備忘メモ)
→0'04"56頃の角度と奥行きが凄い!プラス霧。
→0'24の馬車で過ぎ去って行く瞬間が、音楽とぴったりでじんわり切なくほっこりする。
→0'
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都会のアリス(1973年製作の映画)

4.0

最初から最後まで淡々ととても良かった!おぉ、、なんだろう、とりたてて何も起こらないのに締め付けられるこの感じ。ペーパームーンと似てる的な話もあるみたいだけど、個人的にはペーパームーンはバグダッドカフェ>>続きを読む

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

3.8

虚しい切ない不条理等ではなく、絶妙不安定!このジャンル中々ない気がして面白かった。
ピアノって凄い。

どうでもいいけど、アランドロンは美しすぎてやはりリアリティがなく感じられ入り込みづらい。。笑
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

3.6

実はこれ映画論的な感じなのかな・・?
いや、これは難しくて1回じゃ無理。笑


(備忘メモ)
→オープニングがかわいらしく、お洒落。
→ナレーションが囁きトーンで心地よい。
→13分の子供を連れてくる
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赤い砂漠(1964年製作の映画)

4.0

あぁこれとても良い。。
1'34辺りから台詞で提示してくれて、ぎりぎりわかるようにしてくれてるからとてもありがたい。けども、その前まで全体的に情報量というか意図が多すぎて1回では全然わからないやつだー
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小間使の日記(1963年製作の映画)

3.7

いい意味で微妙な面白さが一定にずっと続く。
エンディングはやや衝撃的だけどもブニュエルの勝手なイメージ通りではあるので衝撃でもないかも。
絶妙意味不明なずらし方がやはり素晴らしい!


(備忘メモ)
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.9

えー!この低予算、やばすぎる!!こんなにお金かけてないこの(いい意味の)徹底した手抜き感素晴らしすぎる!音楽もほぼ1曲しか使ってないし。。(同じ曲のバージョン違いばかり。)笑
そして全編通して面白すぎ
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

アランドロン美しすぎて当時衝撃的にこれが流行ったの凄くわかる!

全体的に船の中や船降りた後の家の中等、赤青黄で揃えてるのはわかるけども、なんだかあえて感が強い気がしてやや苦手かもしれない。。
と思い
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(1961年製作の映画)

4.0

うぉ、白黒!またしてもオープニングからかっこよ!この監督、本当に結構好きだ!

危険な関係にたまに似てるな、、と思ってたらジャンヌモロー危険な関係の人か。

所々、上斜めから映す画が大人すぎる。お洒落
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さすらいの二人(1974年製作の映画)

4.1

おぉ、、これは。。空虚系ではないか。
1時間すぎた辺りからいきなり惹きつけられる、とても面白い!(前半1時間は正直あまり記憶に残っていない・・)
後半1時間と、特に最後の方の虚しさは、どことなくじんと
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欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.0

この淡々と絶妙にずれてる/ずらしてる感じ、できそうでできない、凄い。笑
しかも言ってること本質的、凄い。笑
そして(他作品でも思ったけど)セットといい小物といい、なぜか現実感なくて、でも違和感や嘘
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第七の封印(1956年製作の映画)

3.9

本質的で重々しいテーマの中に、所々意味不明な世界観が投入されていて、(私が今までみた)ベルイマンにしては珍しく結構意味不明若干コメディだった!この意味不明世界観素晴らしい!
雷の演出とか、道化的な劇(
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ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この絶妙な意味不明世界観やばすぎる!
意味不明なコメディあんまり得意じゃないのにウディアレンだけはなぜか好きだ〜!

特に第4章と第7章が素晴らしい!意味不明!!

これ、何気なくアイデアと映像具現化
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夏の遊び(1951年製作の映画)

4.4

いやこれは・・・素晴らしかった!

あらすじ等読まず全く何の情報もなくなんとなくジャケットイメージで観に行ったけど、冒頭と後半の素晴らしさ!中盤は実は結構微妙だった。。
けど、海辺でおとぎ話風効果音と
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冬の光(1962年製作の映画)

4.1

とても良かった・・!(予想外)
手紙のシーンや自殺を告げるシーン辺りの説得力(?)が圧巻。あともちろん、最後の方全般も。
そしてやはり一々画が綺麗!構図が独特すぎる。奥行きの使用度合いが素敵!ベルイマ
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秋のソナタ(1978年製作の映画)

3.8

一々とても綺麗な画だった!
後半、言ってることが鋭すぎて最高だったけど、演技?にリアリティが感じられない気がしてあまりはまれなかった。全体的に、思ったよりシリアスすぎてしんどかったかな。。
ないのが良
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僕のニューヨークライフ(2003年製作の映画)

4.2

いやいや。え、面白い・・!!!
面白いもあるし、物凄くメッセージが強い(しかも複数)!突き刺してくる!素晴らしい!!
これ、ウディアレン作品の中でプラス方向への期待ギャップ最大な気がする。

この邦題
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アンナと過ごした4日間(2008年製作の映画)

3.6

冒頭、サスペンス・・?かと思いきや、違った。狂気か。

17分程度ほぼずっと台詞がなく(というかその後もほぼ台詞ない)、絶妙な映像と音楽。台詞がほぼない作品て正直わかりにくいものも多いけど、これはとて
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鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

3.8

あらすじ等何の情報もなく観たら、私の大好きな空虚/神/愛/信仰系だった。そして(予想はしてたけど)ウディアレンの大好物テーマではないか。

最後言葉で諸々分かり易く提示してくれており、最後直前までのや
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.7

The映画な映画!大作!とても美しい!好きな人多そう!
ただやはり終始完璧で、きめきめで抜け感が1ミリも1秒もないので、(いい意味で)とても疲れた。
個人的には絶妙にずらして作ってくれてる映画の方が1
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自由の幻想(1974年製作の映画)

3.9

ブルジョワジーの秘かな愉しみ系だ〜
これも思ったより難解というか、感覚的に理解できるまでいくには1回だとかなり厳しかった・・!

この音楽のない感覚、結構面白い。

そういえば自分がシュールレアリスム
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暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.7

結末、納得感ある。ただ衝撃の事実ではないような。

ヴィットリオ・ストラーロ?は、NYとかじゃなくてこういうイタリア的ぱきっとした色調の方が映えそう。しっくり。(自分の好みど真ん中ではないけども。。)
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欲望(1966年製作の映画)

4.1

わぁぁぁオープニングから予想外!なにこれ、かっこいい〜!!久々にわりと壺な監督を見つけてしまった!嬉しすぎる。

色調と英語がかなりロンドンで癒される。
そして、欲望というか、blow up。
こうい
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.2

また一気に観てしまった。この現象なんだろう。。他のゴダール作品もそうだけど、あまり訳分かってないけど観入ってしまう。感覚的にみるってこういう事?謎すぎる!
「女と男のいる舗道」と「気狂いピエロ」を足し
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突撃(1957年製作の映画)

4.2

勝手なイメージと結構違った!
不条理と慈悲と冷静さが凝縮されていて、とても面白かった・・!!

キューブリック4本目だけど、今のところこれが圧倒的に一番好き。

セレブリティ(1998年製作の映画)

3.4

ウディアレン監督作品鑑賞37本目。久々に終始はまれなかった・・!

白黒だと「マンハッタン」と「影と霧」(あと「カメレオンマン 」の一部)が好きすぎるので、入り込むのが中々難しかったのかな・・?
最後
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

音が煽りすぎで何も起こってなくても怖い。
そしてやはりキューブリックの赤はなぜか不気味というか血を想起させる。。
疲れた・・!

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.7

尺も結末も含め程よく心地いい映画だった〜!

本に名前書いとけってアニーホール??笑

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.6

素敵なほっこりロードムービー。
心の穏やかさの感度的にバグダッドカフェ系な気がする(話は全然違うけど)。
ただ私はあまりストーリーが頭に入ってこなかった。。

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