CookieMonsterさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

ヒトラーが現代に蘇った社会を仮定した風刺劇

セミドキュメント的な作りが余計欧州で起こっているナショナリズムの台頭を思わせる
ヒトラーは決して狂者ではなく戦略的な普通の人間で、それを選んだのも普通の人
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.9

自閉症で数学に才能ある男の子が旅を通して数学以外の美しいものを知る物語

自閉症の主人公が日々感じている孤独が鑑賞者に寄り添ってくれる瑞々しいロードムービー
自分の中にある感情を言語化することが苦手だ
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.4

イケてない女の子が色々な経験を通して少しだけ素直になる話

兎に角、主人公の女の子がクズ過ぎて、自分の青春時代を思い出して恥ずかしくて見れないほど
久しぶりに鑑賞中何度も停止ボタンを押して、落ち着く為
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熱帯魚(1995年製作の映画)

3.9

入試にまつわる風刺劇

入試を控えた中学3年生の男の子がひょんなことから誘拐されたことから始まる物語

台湾映画を観ていれば、台湾の受験の熾烈さや競争社会の厳しさは知るところだけど、それをユーモアで笑
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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

3.2

台湾の恋愛オムニバス3編

ままならない人生に訪れる恋
イケてないパン屋
太った女学生
防犯グッズのセールスマン

甘いだけじゃない、酸っぱさのある味は、映画に登場するレモンパイに似せられている

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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

ホーキング博士とその妻の物語
基本的にはビューティフルマインドを踏襲して、
『世紀の発見をする天才に襲いかかる難病とそれを支える妻』
というハリウッドが好きそうなストーリーライン
そして実在の人物を演
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.6

レバノン、ベイルート
戸籍のない、文字通り“存在のない子供たち”
貧困層が暮らす街で、学校に行かず働かされ、生理になった女の子は食い扶持を減らす為11歳で結婚させられる
親たちは子供を食べさせることが
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

母親の死で1人になったアマンダと24歳の叔父
もっとハートフルな物語を想定して観ると裏切られた
突然のテロで大切な人を亡くした痛み
それでも続いていく日常
持て余した感情がふとした拍子に溢れ出すこと
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.4

レフンらしい観念的な作品
エル・ファニングが自らの美しさに気づき支配者として覚醒する物語であるより、彼女の美しさに翻弄され、憧憬し、嫉妬に心掻き乱される女性たちの物語だ
エル・ファニングはトリガーで、
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

場末のキャバレーでスターを夢みるアリーがアル中の歌手と出逢い、恋をすることで本当のスターになっていく

物語はリメイクだけに典型的だけれど、歌の説得力がスゴい
レディーガガは元よりブラッドリー・クーパ
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