coroさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.8

終わらない民族紛争。何のために戦っているのか、じわじわと内臓が捻れていくように彼らの痛みが身体中に蔓延してくる。

とぎれとぎれの言葉を聞くために

アトリエの春、昼下がりの裸婦(2014年製作の映画)

3.6

木漏れ日の無垢な少女に
儚い夢を託し
木漏れ日の部屋で
月明かりの湖畔で
ただひたすら待ち続ける
心根美しき人

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

1939年。第2次世界大戦中のイギリス。実在したイギリス人の天才数学者アラン・チューリングが、ドイツ軍の暗号エニグマを解読するためのチームに入り、それを解き明かしてしていくまでの日々を描いた作品。
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俳優は俳優だ(2013年製作の映画)

2.8

背徳すら美的に昇華する耽美的な画もなく猟奇的な画もなし。キム・ギドク色(制作、脚本)が薄い分、人によってはこちらの方が見やすいかも

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

2.5

B級感溢れまくりの底辺にA級プロット。溢れすぎていなければ星4つ。トリンドルの存在自体も、ある意味シュール

悪い女(2011年製作の映画)

2.0

イスラエルの寂れた小さな村が舞台。もっといい題材が眠っていそうなのに、他人と身体を重ねることでしか人とのつながりを感じられない、セックス依存症の女性が主人公。

マクペラの墓地にでも葬られてしまったの
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

心が痛い。喉の奥で必死に叫んでみても誰にも伝わらない。このままだといつか本当のことさえ嘘になってしまう。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.7

素敵なアルバム

思い出したのはペイフォワードのどこまでも続く灯り

ゼウスの法廷(2013年製作の映画)

1.5

こんな題材を扱っているのに、編集段階での吹き替えはかわいそう

モンスター 変身する美女(2014年製作の映画)

3.4

ホラーな香りと耽美で幻想的な要素を重ね合わせた、仄暗い愛の物語

忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

3.5

胸が張り裂けてしまいそうになった。1回目は途中から、続けて見た2回目は最初から

エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

2.8

同名ホラー映画のリメイク版。シリーズは全作鑑賞済み

こんなにも懐かしいのに、あの鋼鉄のかぎ爪に慣れすぎてしまったのか恐怖が持続しない。新たに付加された設定も、オリジナル版や惨劇の館で明らかになる出生
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

3.7

彗星が地球に最も接近した夜、8人の男女の周りで起こる不可解な現象。並行する世界が彼らの前に複数出現してくる。更に彼らを混乱させる"共存の崩壊とシュレーディンガーの猫"と言う謎のメモ用紙…
パラドック
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

-

穏やかな表情の裏側で、ゆっくりと炎も出さずに燃える深い悲しみ。

満々と湛えられた涙の行き着く先にある、あの赤い煙が今はまだ

花、香る歌(2016年製作の映画)

3.0

1867年、朝鮮時代。伝統芸能パンソリで女性としては初の歌い手となったチン・チェソンの半生を描いた実話。

miss Aのマンネ、あの青春不敗の可愛いおバカさんが、こんな素敵な女性を演じられるほど成長
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.5

主人公ふたりの醸し出す古めかしさや奥ゆかしさがアンティークな家具と相まって心地いい。

ハン・ヒョジュの透明感とパスポートの秘密と触れ合う手と手

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