ricoさんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

4.0

開始10分から人が死にすぎ。
ラスト20分くらい、かっこよすぎ!
橋の上で闘うシーンも、やりすぎ感がサイコーでした。
いかにも、っていうスローモーションが出るたび震える。

ペキンパーとかいうから南米
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.7

イーストウッドが、撃った傷跡に足を押し付ける時にカメラが上がっていく瞬間に震えた

そして、アメリカには馬鹿でかい十字架があるって事を知った

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

2.5

シャルロットの「ヘイ・ジョー」すてきですね。ほんっとにジェーンみたい。

劇中いいなと思うような台詞も所々あったけど、忘れてしまった。

いつも思うけれど、こういう類の話は、キリスト教文化圏の人と違う
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ながい。
失踪事件かと思ったら、壮大な夫婦喧嘩とわかる辺りから、ちょっと退屈な気がする。
話自体が気になるから引き込まれて見てはいるんだけど、、、。
あと、なんとなく妻役の人の演技が単調というか、、、
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大菩薩峠(1960年製作の映画)

3.4

森の中の襲撃シーンの照明、他のシーンでもだけど絵作り素敵ポイント多すぎた、、、
昔、市川崑がスタイリッシュだって流行ったけど、この人もだいぶんスタイリッシュだなあ、、、

あと、中村玉緒をこんなに可愛
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

2.1

なんなんだろう
エロいことしてるけど、エロさ感じないし、ユマ・サーマンの下りはギャグだし、選曲はダサすぎるし、話も基本的にはすごい退屈だし、だからなんなんだ、と言いたくなるような微妙な心持ちで、どーな
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終電車(1980年製作の映画)

3.3

ドヌーヴがとても美しかった。
どんな展開になるかと思ったけど、ほどよくアクセントのある話のテンポと、ハッピーエンドで見終わった時にホッとするような映画。

DVDで見たのですが、特典映像でトリュフォー
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ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー(2010年製作の映画)

3.6

2人が歩んできた道のことはなんとなくは知っていても、時系列で並べて話されているのを見るのは初めてだし、2人の話している直の言葉なんかをみることもないので新しい発見とか情報とか盛りだくさんで楽しめた。>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

10年ぶりくらいに見直しw
失恋すると見たくなる映画。
最近ミシェル・ゴンドリーの話をたまたましていたので見たんですが、改めてよくできてるー!
話の入れ子的な作りだったり、絵作りだったりが当時作ってた
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.6

美しい

見ながらブレッソンの事を考えていたら、やっぱり同じ事考えてる人たちがいてうれしい

光陰的故事(1982年製作の映画)

3.0

オムニバス映画なものの、どうみてもエドワード・ヤンがずば抜けてるし、エドワード・ヤンは処女作からすでに完成されていて、もうファーストカットから完全にエドワード・ヤンだった。
これが処女作って、、、、
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.4

クリストファー・ノーランみたことないんよな、、、と思って、まずこれからみてみた。

普通のノーテンキなヒーローものとちがうかんじがウケてるのかな?
それにしても、すごいお金のかかり方で、それに驚き!
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ミスト(2007年製作の映画)

2.5

化け物も人間も怖いよね、って話。
ラストは良かったと思う。

河内山宗俊(1936年製作の映画)

4.2

原節子の和装は意外なほどに美しい。
時折はいる、つまようじのショットとかみたいな余韻のある物撮りショットとか原節子のバストショットとか、これぞ映画!と言いたくなる。

全体的にはほどよいコメディあり、
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人生に乾杯!(2007年製作の映画)

3.0

どこの国でも老人はお金がなく、ないがしろにされ生きにくいものなのだなあ、と思った。

のほほん、というにはのんびりもしていず、ハラハラするほどにはサスペンス感もなく、つまらないというほどには悪いわけで
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

ワンシーンワンカット風の撮影も、ドラム一本のBGMも、ラスト30分くらいの展開も新鮮

あまり映画館に足を運ばないのですが、たまたまイニャリトゥは誰かと見に行く機会が多く、今回も人を誘って見に行きまし
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

スパイク・ジョーンズってチャーミングで可愛いひとなんだろうなあ。って作るものをみるとしみじみおもってしまう。
映し出されている風景がとてつもなく綺麗で、ひとつひとつに溜息がでてしまった、、、

終盤く
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.3

ジェフリーのリンチされるシーンが、カオスすぎた。
リンチにしてはきちんとした話になってるタイプで見やすいけれど、相変わらずの謎演出は面白い。

吉原炎上(1987年製作の映画)

3.5

役者陣のオーバー気味な演技をがっしりと受け止める演出と技術力。
でも、主役のキャラも演技力もイマイチなんだよなああああ

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

2.0

ちょっと現代風のアレンジになってる音楽部分がダサすぎる。

クリスティーンの心の動きが分かりにくい、ファントムのキャラの描きこみが薄すぎる、いちいちゲサすぎる最近の映画の演出感がオーソドックスな話の良
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ミッドナイトムービー(2005年製作の映画)

3.0

いわゆる「カルト映画」とよばれるものの歴史と遍歴。

アスパラガスがイレイザーヘッドとの併映だったのを初めて知った。

自信家でもあるホドちゃんはいつでも快活に喋ってるけど、やっぱこの中でもズバ抜けて
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気まぐれな唇(2002年製作の映画)

2.6

原題は「生活の発見」
英題は「回転門」らしい。
1人のだらしない男が、2人の女を通して愛を見つけたものの、結局は回転門の話のように憑かれたり憑いたりしている話。

韓国映画みるたび、韓国の人は恐ろしい
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.3

改めて見てみるとリンチは最初から変わってないなあと実感した。

赤ちゃんがとてつもなくリアルで、ネットで調べてみてもどうやって作ったのかネタばらししてくれていないみたい。
なんなんだろう、あれ、、、

ノスタルジア(1983年製作の映画)

5.0

美しい

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3月12日みなみ会館 35mm

BDより色味がくぐもり、ワントーン低め。
ホテルの寝室で犬を撫でる手が見えるか見えないかくらいのトーン。
夢のシーンのセピアやグレーの前
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

4.0

ワンシーン自体は長いし、映画自体はながいけれど、話の展開やテンポは他のタルコフスキー作品よりも早く、見ていて飽きることはない。
凝った絵作りで、時代劇くささをあまり感じない。
鐘作りのエピソードに感動
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ナインスゲート(1999年製作の映画)

2.5

原作があるんですね。
全く知らないで見ました。
そもそも、悪魔とか黒魔術的な題材とかまるで親近感もないのでイマイチ掴みにくい上に、結局なんだったんだ感が半端ないです。
でもジョニー・デップってこれくら
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.4

再見。
タルコフスキー映画をみても、いつも内容がわかった試しがないんですが、特にソラリスはなにかイマイチピンとこない。
亡くなった妻を想う気持ち、それに対して妻の身代わりの物質の応え。
それを受けたラ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

2.5

桐島がでてこない、ってことだけで2時間ひっぱってる映画。
登場人物の誰かに感情移入できるので面白いらしい、と聞いていたものの誰にも感情移入もできず、感情移入しないで見てみるとドラマとしてはあまり面白く
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旅役者(1940年製作の映画)

3.0

旅芸人もののコメディ。
成瀬、すでにうまい、、、
オープニングのカットがかっこいいですね。

小原庄助さん(1949年製作の映画)

3.0

撮り方が凝ってる。
話もきちんとした話だし、クサイながらも傳次郎も悪すぎるわけじゃない。

でも清水宏の伸びやかさがあまりでてない気がする。

全体的にのんびりした日本らしいお話なところはなんかホッコ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

あらすじとしてはフィンチャーにしてはフックのない話だなあと思ってなかなか見てなかったんですけど、意外と面白かったです。
話の展開のテンポがよく、無駄がなく、中だるみもしない。
話のあらすじが十分に面白
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.7

今までみたリンチの中で一番コメディ色が強いとおもった。
これ以降になると段々難解というか複雑になっていっているんだな、と思いました。
これは非常に見やすいです。
ハードバイオレンスとセックスとハードロ
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花形選手(1937年製作の映画)

3.9

学生が訓練をしていて、仲間うちで競走したりしているだけの話。
思い返したら本当に何も起こってないのに面白いとか意味わからない。清水宏はすごい。

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎(2004年製作の映画)

2.7

ヘンリーの生い立ちと、物語が並列的に語られているため、ちょっと分かりにくいのが残念。
アニメーションとして、絵が動いている所はたしかにファンタスティックでした。
本人を知っている人たちをたずねていても
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逃げ去る恋(1978年製作の映画)

3.4

ところで、トリュフォー映画祭にて京都みなみ会館で二十歳の恋から逃げ去る恋まで通しで見直しました。

今までの話を再構築しながら、アメリカの夜とかからもちょいっと拝借していたりするトリュフォーのおちゃめ
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