コスモさんの映画レビュー・感想・評価

コスモ

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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.0

映像も綺麗だし、詩的にまとめられているけど、彼を取り巻いていた状況の醜さはオブラートに包まれていて、その側面だけを切り取ったら彼のベッドの下に蠢いていたであろう虫くらい目を背けたくなるものに違いないと>>続きを読む

市民K(2019年製作の映画)

3.9

この作品で壮大な音楽で英雄的に描かれている人物もまた談合で財産を増やしていた人物であり、オリガルヒと呼ばれる新興財閥も善人ではないわけだ。

結局は権力の奪い合いに過ぎず、このままでいけばプーチンが打
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.1

登山に全く興味がなかったが、何となく山に取り憑かれる気持ちが分かった気がした。
アニメーションも美しく、終盤の恐怖の場面の臨場感が見事。世界の山脈に挑む事が如何に命懸けであるかを見せつけてくる。

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ドンバス(2018年製作の映画)

3.9

いっさい説明なしにエピソードが羅列されるので、分かりにくい所もあった。
現在の戦争への布石だが、規模が違うだけで同じだなと。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

凄く新しいアイディアもあって、面白い場面もあったものの、情緒的にのっぺりしてるのが人を選ぶ気がする。

オフビートというのか、なんなのか…痒いところに手が届きそうで届かない感じ。
全体的に箱庭感もあっ
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.5

腐敗自体はどの国にでもある。
国家の腐敗が進んでしまえば、この映画の中の医者が言う様に金のことにしか関心のない、人間ではない何かになってしまうのだろう。

政治に無関心というのは決して他人事ではなく、
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

このドキュメンタリーを見る限り、かなりの支持者が居そうだし、デモも起こっていたようだが、現在のロシアはというと反戦デモも起きず、若者が徴兵されても文句も言えない状態。

一連の暗殺未遂からのウクライナ
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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

4.0

ロシア連邦に属する国であるチェチェン
ウクライナとの戦争の話題で目にする事も多くなった国だけど、実際何も知らなかった。

国家ぐるみの弾圧も恐ろしかったが、大義名分を与えられたサディストの一般人が暴力
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

嘘でしょ??(荒唐無稽)嘘でしょ?!(死んじゃう!!)嘘でしょ!!?(強襲シーンの凄いアイディア)う・・・そでしょ・・??!!

怒涛の3時間…
とにかく大迫力だし、開いた口が塞がらない
ハリウッドに
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

伝記だと知らないで観たので、ラストの急展開にに驚いてしまった。

本当に実話なのか調べたら、どうも最大の見どころが事実でないらしい。
まあ、十分すごい功績なので許される範疇ではあるが。

戦争映画でこ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

-

一作目は観たのに理解の及ばない事が多すぎた
ワンダ・ヴィジョンというドラマがあった事は知っていたけど、この人…一作目に出てた…?出てないよね…誰…という感じ

ガールフレンドも一作目に居たっけこんな人
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

随所に絵画的な良いシーンがあって、それぞれ何か元ネタがありそうな感じだった。唯一これかなと思ったのはエドワード・ホッパーのナイトホークスで、後は分からなかった。
ニルヴァーナのSomething in
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

子供頃、家にあったVHSで観たトップガン…あまり面白いとは思えなかったけど、今作を観る上でもう一度30年ぶりに配信サービスでトライしたものの、あまりのれなかった…。

が!!トップガン・マーベリック!
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

ウルトラマンシリーズ未見、エヴァほぼ未見、シンゴジラ鑑賞済みという状態で観ました。
何も知らない故か、全てが新しく面白かった。
昭和っぽさと現代の技術の融合も上手くいっていると思ったし、昭和っぽいチー
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

女性版の所謂復讐劇だが…その中に込められた監督の意図が面白い

復讐劇としても見れるし、スリラー、コメディ、社会風刺など色々詰め込まれていて遊園地のような作品。
監督言わく「こういった被害にあった場合
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ベネディクト•カンバーバッチの演技がうますぎるせいなのか、元々の仕掛けなのか前情報なしで見ると、物語がどこに向かっているのかまったく分からない。

何かずっと不穏な雰囲気で進んでいくのだが、最終的な着
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

個人的には同監督の母なる証明の方が面白いと思ったかな。
絶望とおかしみという、観客が笑っていいのか泣いていいのかという名前のない感情が湧いてくる感じが好きだったので、個人的には若干残念。