ウノタワさんの映画レビュー・感想・評価

ウノタワ

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.3

個人の感想ですが1より落ちる。
まあ1はお披露目というか、すごいビジュアルで風呂敷を広げるもので、こっちも「おお〜!」と感心するばかりだった。
3部作なので完結に向けて伏線を貼り、1の伏線を回収しない
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.2

ジョン・シナとヘンリー・カヴィルの共演を観たくて劇場へ。
スパイ映画はキングスマンとかたまに良作があるし。
ジョン・シナはともかくヘンリー・カヴィルは妙な格好だな〜
うーん…
ネットフリックスオリジナ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.7

まあまあ面白かった。
・良かったところ
人類ピンチ! のスケールにせず個人レベルの勧善懲悪にしたところ
意味不明のポストクレジットを廃止
実力派のダコタの起用
ヴィランがリアルチンケでシンプルな悪党
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

1.0

主人公は弟を誘拐されたトラウマでイイ年になっても粗暴なメンヘラのおじさんという時点で結構キツイ。
一度失敗したおじさんはその後あらゆる選択肢で間違え続け、どこの職場でも長続きせず職歴は大変なことに。
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

1.5

金も時間もかけた、役者も才能も集めた。
漫画原作の映画としては破格の取り組みと言えるし、原作ファンの8割は大満足だろう。
役者もスタッフもすごく頑張った! それはよくわかる。
駄菓子菓子(©那州雪絵)
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.0

鬼殺隊員として当然初日鑑賞。刀鍛冶の里編が長すぎて、ひょっとして新編ないのではと悪い予感募らせてたらスタッフクレジットが始まり、おいおいマヂか…と思ってたら、無事柱稽古編へ。
お館様のシーンでは、ああ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

平日でも客の入りはそこそこで、これは興行収入結構期待できるのでは?
こういう「怖そうだけど絶対怖くない、BL世界にしかいない安全イケメンヤクザ」は安心して観ていられる。
綾野剛もヘビーでシリアスな映画
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.0

いやあ面白かった!
若者たちの描き方が音楽といいテンポといい実に今っぽいというか。
満点かというと、登場人物たちが自分勝手過ぎ、愚か過ぎてリアリティの無さを感じたのも事実。
愚か×エゴ×若さ=ホラーみ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.8

企画倒れ的な一発モノかと思ったら、予想より小技が聞いてて楽しめた。
夫婦関係とか食べる行為そのものとか。
こんな映画まで作られるほどなんだからヴィーガンは嫌われものだと思うけど俗物を惹きつける魅力があ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

1.6

いや〜非常に残念、いつもの悪いマーベルだった!
Xで「キャストの9割が女性なのは画期的で素晴らしい!」的なポストを見かけて、なるほどその視点はなかったわと思ったけど、つまらないものはつまらないという視
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゆうてシンゴジは超えんやろと思ってたけどたいへん面白くてこれはこれでアリの大満足!
序盤、神木のダメ人間ぶりがノイズになって入るのに若干苦労しましたが、終わってみればエンタメ無双!
シンゴジより若干恐
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

面白かった!
死なないジジイが大活躍!
LGBTとかコンプラとかの意識高い系小劇場の映画もあれはあれで悪くないけど、疲れ切っているときは、こういう映画のほうが元気出る!
拉致された女性たちの中盤からの
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

いや〜面白かった!
既視感のあるビジュアルだけど思い返すと具体的には無くて、自分の頭の中にある「理想のSF表現」だったのだなあ。
情報過多で一度の鑑賞では消化仕切れないので、またリピートしたい!
アル
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

ジョン・ウィックに引き続き本作もこれで完結。寂しい…。
マッコールさんのチートぶりは健在で、容赦の無さも爽快なほど。正義のシリアルキラーの二つ名も納得。
こちらもジョン・ウィック同様、大作感には目もく
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

尺の長さを感じさせない面白さでアッと言う間! ひたすらアクションとキアヌの可愛カッコ良さに活路を見出した低予算の1からコンセプトを変えなかったのが成功の理由だと思う。
ドニーさんも妙なかませ犬扱いで
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

2.2

絵作りもいいし、テンポもいい。グランツーリスモや日産という実在のゲームや会社の在り方も良い。
んだが、痛快爽快エンタメで100%楽しめたかというと正直モヤモヤはある。
それは主人公のとにかく俺優先俺俺
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

1.0

「さよならの〜」が傑作だったので
期待に胸を高鳴らせつつ劇場へ。
残念ながら私には厳しかった…。
都合の良い世界観、エキセントリックな登場人物、よくわからない結末…。
本作には関係ないですが、劇場オリ
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

2.6

外見以外にも何一つ愛すべき、美点がない主人公。愚かで醜く自分を律せずありとあらゆる分岐点で間違い続けるという意味で、彼女のクソのような友人や家族と同じなのだ。登場人物にも舞台にも良いところが何もなく誰>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.6

面白かった!
サメ映画ではなくどっちかというとジュラシックパークとかそっち寄りのアドベンチャーとかアクションという感じ。
流血とか内臓とか残虐場面もないし、友達とかデートムービーとしては損は無いと思い
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バービー(2023年製作の映画)

2.5

あえて言うとスゲー面白いというわけではなかった。フェミ的にも初歩というか啓蒙的な感じが鼻につかないよう笑いを交えつつも、その印象を避けるのは難しい、みたいな。
ただ企画力というかマーテル社を実名で出し
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

前半はちょっとかったるい。
中盤はちょっとホラーを思わせる嫌な雰囲気で手汗をかきつつ、ラストは怒涛のエンタメ!
ヨーロッパの映画らしく、コンプラ何それ?的な無造作な生命の軽さが独特。
親に何も期待して
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

ジブリに求めるものが全部入っていた。母を慕い喪失の痛みに我を失い懊悩する少年。緩急ある独特のリズムのアクション。
善と悪の境界も、あの世とこの世の境界もおぼろげになり、正邪の区別もつけられず、それでも
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

老いはみっともなくみじめで情けない。
ラストのインディは身勝手で無様で、みっともなく駄々をこね正視に耐えない。
決して老年の星などではなく、中高年は「ああ、あれはオレだ。今のオレはああなんだ、みっとも
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

マルチバースは百害あって一利なしだなあ。
警告されていたのにも関わらず、
大いなる力を私情で乱用し、
案の定とんでもないトラブルに発展し、
大きな犠牲を払い回収するも
もはや世界は収拾つかずという、
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.1

映画館の客席は99.9%女性(笑)
実写デビルマンは伝説だが実写ハガレンとか実写ヤマトとか、どうも邦画はファンタジーやSFの「大作」は予算以前の日本人的な小心さで相性が悪いのではと思ってたけど、どっこ
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怪物(2023年製作の映画)

2.3

社会派っぽい題材を意味ありげに採り上げて結論は観客ぶん投げが誠実さと居直る巨匠(笑)気取りのこの監督の映画はもう観ないと思っていたが脚本が坂本裕二だと聞いて観てみました。
でも坂本裕二も近年は結論ぶん
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

賛否両論(否のほうが多い?)だけど、まあまあ面白かった。
映像作家として最初から庵野アングルとも言うべき映像、演出が炸裂して、庵野作品だなあと思わされる。
マーベルやDCと同じく何十年も前の作品を歴史
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

すごく良かった。
原作未読ですが、性と暴力と通俗さと文学性という村上春樹らしさを巧みに映像で具現化してる。
クラシカルな舞台演劇を作る設定で、それに関わる人たちが舞台演劇のようなシナリオで演じつつ物語
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.0

チャイニーズファミリーイズカオス!
突飛な設定に説得力はないし、
ただ悪ノリで強行突破しようという、この監督のいつもの手法についていけなければ脱落するだけ。
つまらなかった。
ひたすらつまらなかった。
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トロール(2022年製作の映画)

1.3

これはひどい!
登場人物たちは意味も動機もなく
怯え、冒険し、他人の足を引っ張り、
職務放棄する。
トロールも生き物としての考証がなく、
ラストだけ決められたクライマックスへ
だらだらと突入する。
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

MARVELかDCかと見間違えるキャストのタイムリープもの。
ドキュメンタリー以外のネトフリのオリジナルで感心した映画はあまり記憶にないけど、これは面白かったー。
キャストは豪華だけど大作感はなく、小
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

1.7

ロック様最高!
ドゥエイン・ジョンソンに外れなし!
…と書きたかったなぁ〜。
科学とか強さのスケールがデタラメで、何よりシリアスなのかコメディなのか方向性もよくわからない。
ブラックアダムの出自はシリ
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

バーフバリはフロックではなかった!
スーパーエンターテインメント!!!
テロップとか止め絵アクションとか歌とかダンスとかヒゲとかヒゲとかヒゲとかもはや様式美として許容するしかない揺るぎ無さ。
韓国映画
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サマリタン(2022年製作の映画)

1.4

エゴ丸出しむき出しの他人のプライバシーぶち破り、自分の理想と妄想を他人に押し付けてやまない少年に見つかったのがスタローンの運の尽き。リタイアしたヒーローが好奇心旺盛な少年に見つかるという設定は悪くない>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

母は省みず度し難く。恨みとかサイキックとかのホラーというより母という生き物のどうしようもなさを描いたホラーに思えるほどの女ヘイトみたいな情熱を感じた。冒頭からの姉妹らしいマウントぶりとか毒親とかのオン>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

JRは絶対こんな映画の撮影は許さないはずなので、どうやって撮ったんだろう。セットとCGなんだろうけどスゴ過ぎ。
リッチなタランティーノみたいなノリ優先の快作。伊坂幸太郎は小説も舞台も面白いと思ったこと
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