1949年頃の人や街の姿にうっとり。音楽も良い。落語がしっかりと尺とってると思ったら有名な落語家さんらしい。
セットや衣装、セットを使った踊り、歌が王道な感じで素敵。アニーはとっても良い子なんだけど良くできすぎた子供で少し心配になっちゃう。アニーを囲うサンディ、子供たちがかわいかった。
ジョン・トラボルタが完璧に優しくて愛らしいお母さんになっていた。そもそも顔も話し方もとってもスイートなんだけど。
こんなにポップなミュージカル映画だけど、黒人の人権やルッキズムの問題を描いている。明る>>続きを読む
ストーリーはそんなに無くて、始終アップテンポの音楽とダンスで軽く観られる楽しいミュージカル映画。卒業のパーティーやイベントや、衣装がカラフルでアメリカンスクールのポップさがかわいい。トラボルタがサタデ>>続きを読む
ジョン・トラヴォルタのキレのあるダンスとビージーズのディスコトラックが癖になる。環境が悪いながらも自力で這い上がろうとする主人公の姿を描いた成長物語・青春映画。
ポール・トーマス・アンダーソンの『パンチドランク・ラブ』のどうしようもない主人公とあの雰囲気に合ってるようで合ってないBGMの感じが似ている。両監督ともセンスが凄い。今作はNBA選手やThe Week>>続きを読む
映画に出てくる空想のカクテルが現実で流行ったり、日本でも映画きっかけでバーテンダーになりましたという方もたくさんいる、みんなが憧れたトム・クルーズのイケメンさ。でも今日までの流れを見ると、パフォーマン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
効果的に使われる音楽と台詞とカメラワークと、演技と、どれをとっても良かった。
お互いに見て見られる同じ場所に立ってはじめて成立する関係。人を純粋に愛する事の恐怖と喜びがら静かに力強く描かれていて震えた>>続きを読む
なかなかのじれったさに笑ってしまう。飯田橋駅の出口は確かに、今も変わらずなのであそこがドラマチックに描かれたか、と楽しかった。白黒の雪がきれいだった。
戦場で働く1人の看護婦を通して、命とは性とは人生とは思いやりとは何か考えさせられる作品。原作がどうかは分からないけど、増村監督バージョンは主人公の看護婦が一人の芯のある意思ある人間として描かれていて良>>続きを読む
今作で、私もまだまだ捨てたもんじゃないと若尾文子自身が思ったという程、吉村公三郎は女性をきれいに撮る。今作の撮影は名カメラマン宮川一夫。愛は人を弱くも強くもする。玉枝の芯の通った強さが清々しかった。悲>>続きを読む
被爆者が奪われるのは体や健康のみならず心や人生までも。幸せを諦めた女性秋子を若尾文子が演じ、吉村公三郎監督と小原譲二のカメラが儚く美しく写す。田宮二郎のシリアスさ、実際の被爆者である角梨枝子の真に迫る>>続きを読む
十代の繊細さが故に犯してしまう過ちや勘違いや嫉妬などを悲劇的に描いた作品。
若尾文子演じる高梨英子の快活でお茶目なキャラクターが救い。
若尾文子さんの出世作品。初々しい。
山内マリコさんの小説を元に丁寧な演出で描いた作品。こんなテーマが日本映画らしく割とメジャーなラインで上映されて嬉しい。女友達と観に行けて二人して感動した良い思い出。緩やかな連帯はシスターフッドだけじゃ>>続きを読む
『スーパーバッド』の女版と聞いて、そんなわけらと思ったけど、なるほど確かに。色々な現代の高校生が抱える問題をごちゃ混ぜでやり過ぎ入れすぎで浅くて乗り切れなかったのが残念。
静かに丁寧に進んでいくからこそ感動が大きいしカメラワークや音楽も最大限に効力発揮している。主人公のように芯があって肝の座った監督に惚れる。
都会的で、クールで、華奢で、優しくないけど優しそうで、どこか少女らしさもある、派手なことはしないけどいつも注目されてしまうようなそんな魅力のある女性。真っ直ぐな視線が印象的だった。
若尾さん演じるお艶のドスが効いたかっこよさエロさ。ドロドロした展開に毒々しい鮮やかな色合い、光と闇の演出がドラマチック。
カクテルとか飲みながらスナック食べながら話しながらカジュアルにみたい感じかな。
スケーター達や女の子たちお兄ちゃんのファッション、ヒップホップやオルタナの音楽と会話。荒削りでヒリヒリして痺れる。ジョナ・ヒルの半自叙伝らしい。ジョナ・ヒルかっこいぃ。
デヴィッド・リンチの生い立ち、『エレファントマン』までの道のりを独白で追う。
時に言葉を失い、結末や結果があやふやにされる。そうすることで私たちは想像する。本当のところはわからない。彼の作品と同じよう>>続きを読む
信念を貫く一人の女性の強さや寂しさや情熱を静かに描く。
街に一つも本屋がないなんて信じられないような事だけど、地方だと普通にあり得てしまう。
時には自分を盲信しないとやりきれない時もある。それはやる気>>続きを読む
『ドライヴ』が好きだし、似てるのはもちろんそうだし、似てるから好き。まずサントラがジョニー・ジュエル(イタリアンズ・ドゥー・イット・ベター)なのが良い。ジョニー・ジュエルがプロデュースしたシアーシャ・>>続きを読む
アンナ・カリーナはコペンハーゲン出身で、デンマークでキャバレー等で働いていたらしい、しかも当たり前だけど、パリに移りたてで最初上手くフランス語を発音できたなかったというから、アンジェラはアンナそのもの>>続きを読む
ロシア政府監視下で前衛的な活動の為監督は自宅軟禁をしていたその中で作品を完成。カンヌのサウンドトラック賞最優賞受賞した劇中の曲は、オリジナルを絶妙に物語りの中でアレンジしていて素晴らしかった。ソ連のロ>>続きを読む
とても明るい全編ブルース・スプリングスティーンの曲にのせたミュージカル映画。
ポップスを好きになる・ハマる素晴らしさを再発見できた。
ただ、ブルース・スプリングティーンにしかフォーカスしないが、彼でな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アメリカでは上映なしとなり、もう観られ無いんだろうと思っていたら、上映!
メインキャストは今を時めく感じでエル・ファニングとティモシー・シャラメ、セレーナ・ゴメス、そしてジュード・ロウがこんなに色男感>>続きを読む
やっぱりグレタ・ガーウィグは素晴らしい監督でした(泣)
正直、最初は独特の演出についていけるか心配になったし寝ないか心配になるくらいだったけど(特に前作の「レディ・バード」とも違った演出だし)、途中か>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
TBS監修ということで確かにテレビの特別放送感が否めなかったけど、それがどうでも良くなるくらい、討論が凄まじく痺れた。あと、展開の仕方や説明の入れ方は違和感なく、当時の知識皆無の私でも割と理解が出来楽>>続きを読む
同じくガイ・ナティーヴ監督作品「スキン短編」と続けて観賞。
どのようにして人は差別主義者となるか、差別主義者グループとは一体どのように成り立っているのか、差別主義者が更生するまでの道のり、などをアメリ>>続きを読む
21分という長さを最大限活かしている。
正に「肌でわからせる」ということか。
痺れた、衝撃的。説得力がある。憎しみが憎しみを生む、白人と黒人を行き来し、あなたは私、敵は自分でもある。
とても良かった。監督も前作「イット・カムズ・アット・ナイト」より「クリシャ」に近いと言っていたけど、カメラワークとかたまに入る不吉な音の使い方とか表情の映し方がクリシャだった。10年間構想していただけ>>続きを読む
うーん、おしい!というと偉そうだけど、自分の好みを基準とすると。好きなテーマなだけにガッカリ度は高め。charactour で主人公2人と性格がかなり一致していて笑った。ちょっとオタク男の夢が過ぎると>>続きを読む
パッケージの不気味さで観たいけど観たくなくてようやく観た。超良かった。音楽とストーリーが完璧。白昼夢、悪夢と幻覚と恋心。色々思いを巡らせられる映画。ジェイク・ギレンホールは顔が怖すぎる。ドリュー・バリ>>続きを読む