Iさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.0

メリル・ストリープの演技が高く評価された作品。副題にある通りマーガレット・サッチャー晩年の認知症を患った彼女の寂しさや侘しさが作品全体に漂う作品。
絶大な称賛も、痛烈な批判もあっただろう。彼女の制作に
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ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.3

「ミニー・ゲッツの秘密」で好きになったベル・パウリーが出演。若く演じるのが上手。実在の人物のちょっとした夢のあるお伽話が96分という長さに収まって、ラストも爽やかで良かった。ジャックはいい奴だったけど>>続きを読む

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.1

ガス・ヴァン・サント監督作品はじめてみた。ジョナ・ヒルは「マニアック」の時と良い、絶妙な演技をするなぁ。少し幽霊ぽくもあるというか、どこか浮遊していて壊れそうな感じ。あとキム・ゴードンぽいひとがいると>>続きを読む

40歳の童貞男(2005年製作の映画)

2.9

時代が、と言えばそれはあるけど、女性蔑視がひどくてしばしば辛かった。男性の友情は結構だけど、女性を虐げることによって築かれる友情は辞めていただきたい。
男性登場人物の中で異常として描かれる"40歳で童
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モテる男のコロし方(2006年製作の映画)

3.4

爽やかなラストが良かった。
エストロゲンのくだりは女性を馬鹿にしてるけど、ラスト、ステージで女性だけジュースをかけられるのはリアルで良かった。
個人的には、主人公と性格が似ているので学生時代を少し思い
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あん(2015年製作の映画)

3.9

川瀬監督は目に見えない、言葉で言い表せない何か大切なものをずっと追ってる監督。原作はドリアン助川氏の同名小説。
ハンセン病患者の方々の苦労や悲しみを思うと苦しい。けれども徳江さんはそんな苦しみの中にも
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キリング・ミー・ソフトリー(2002年製作の映画)

2.1

ジョセフ・ファインズが出てくると何故か笑っちゃう。ヘザーグラハムは二次元的なビジュアル。

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.3

俳優陣の演技が好きだった。
タキちゃんが可愛かった。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.7

いわゆるお決まりな展開から逸出ししまくって意外な展開を見せ見終わった時にはここはどこだろう?という場所に連れて来られる作品。感想が難しく放置してた。
でも、これがリアルだなぁと思う。綺麗事で全然済まさ
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エル ELLE(2016年製作の映画)

2.5

とても解釈が難しい。
ミシェルはめちゃくちゃ強い女性だけど、どこまで意図していたことなのか。
それよりも初っぱなのレイプシーンから怖すぎて「笑ってはいけないけど笑える」と言われてるシーンも一つも分から
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

歌詞が個性的でロックな音楽も良かった。
オフ・ブロードウェイ作品を映画化した作品と聞いて納得。ジョン・キャメロン・ミッチェルのパフォーマンスがすごい。生で観られたら最高だろうなぁ。男性と女性の要素を持
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シュガーベイビー(2018年製作の映画)

3.6

『このサイテーな世界の終わり』で好きになったジェシカ・バーデンが主人公ということで気になっていた作品。アマプラで見られるなんて!リアリティさが邦画っぽい。『ミニー・ゲッツの日記』も彷彿とさせた。捻くれ>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

フロイドさん暴行死事件もあり、鑑賞。
ブラックパワー、ホワイトパワーと言い合っているところが象徴的だった。
肌の色や人種とかではなく、個人単位で向き合えたらいいのに。
人間って複雑なものだから、人種で
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白い暴動(2019年製作の映画)

4.0

70年代イギリスで活動したRAR(Rock Against Racism )のドキュメンタリー。
恐慌になると差別化が悪化するのは常なのか、今の世界や日本とも被る。
他人を見下すことにより安心感を得て
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.8

増村監督×若尾文子の組み合わせが好きだけど、さらに川口浩!最高。
軽快に進む会話とストーリー。明るいラブコメ。多少突っ込みどころはあるけど、それよりも先進的な女性たちに注目したい。
そこはさすが増村監
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グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

ケンブリッジ・アナリティカの個人情報の政治不正利用疑惑問題を巡って、オンライン上での情報開示の危険性を暴いている作品。というかトリニダード・トバゴ、ケニヤ、ナイジェリア、オバマ、トランプ、ブラクジット>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.6

エイミー・シューマーが最高。
本当に自信がある時の彼女は素敵で輝いていて、自分なんてと卑下しているときは魅力が半減して、見ていて面白かった。
見せ方って大きいと改めて思い知らされる。自分で自分を卑下す
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.4

アメリカ映画でオールキャストアジア系。
主人公のレイチェル・チュウがかっこよくてスカッとする。
そしてここでも、オークワフィナ!

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

流石。
ポルノ業界をこんなスタイリッシュに撮れるのはPTAしかいない。
70年代〜80年代のアメリカヒッピーの、ハッピーなんだけど狂気と紙一重な雰囲気がむんむんで鳥肌。
PTAの映画はザ映画、物語感が
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

僕たちの大いなる目覚めって何のことなんだろう?
ドラマ『シリコンバレー』にも出てたクメイル・ナンジアニの実話。
『ルビー・スパークス』で好きだった脚本家で女優でもあるゾーイ・カザンが出てて嬉しい。知的
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.3

演技が良い。
マリッジ・ストーリーと比べると互いを思いやるけど上手く伝えられなかったり、裁判での細かいやり合いだったり、そういうものより大枠で語られている。
逆にマリッジ・ストーリーの心理描写はすごい
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.3

ワイン飲みたくなる。勝手にアメリカのワイン好きあるあるは品種語りがちだと思ってる。

新婚七つの楽しみ(1958年製作の映画)

3.8

新婚シリーズなのかと思いきや、全く別のストーリー。

しかも今度の若尾文子演じる新妻は先進的な考えの女性。

映画というよりドラマ的展開。

主人公二人の関係が良かった。

新婚日記 嬉しい朝(1956年製作の映画)

3.6

恥ずかしい夢・嬉しい朝続けて鑑賞

最初、若尾文子演じる新妻がいじらしくて古き良き感じが息苦しいなぁと思っていたけど、
いい意味で裏切る結末で心温まる展開にホッとした。

新婚日記 恥しい夢(1956年製作の映画)

3.5

恥ずかしい夢・嬉しい朝続けて鑑賞

最初、若尾文子演じる新妻がいじらしくて古き良き感じが息苦しいなぁと思っていたけど、
いい意味で裏切る結末で心温まる展開にホッとした。

妻二人(1967年製作の映画)

3.6

音楽の使い方も、登場人物の描き方も素晴らしい
登場人物が生き生きしてる
増村監督は人間観察力があるなぁ
あっぱれ

しとやかな獣(1962年製作の映画)

1.0



やっぱり川島監督が無理なのかも‥
どの作品も、タイトルがそれらしい良い響きだから思わず観る前は惹かれるけど、良いのはタイトルだけ

妙に、"拘りました"みたいなカメラワークや心情描写なのか階段のシ
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

1.0

物語もない。特に伝わってくるものもない。
ただ芸者とかバーの女とか色っぽい女性とその周りの性関係を撮りたかっただけとしか思えない

控えめに言ってもこの映画が評価されている意味が私には分からない

瘋癲老人日記(1962年製作の映画)

3.2

笑える。
もう全然エロくはない(笑)
バカ殿様的なコントだった。

若尾文子が罵倒する度に「若尾文子様流石です」的な笑いが起きていた映画館。

おじいちゃんしつこい、というか映画も少し長く感じてしつこ
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浮草(1959年製作の映画)

5.0

好き。
登場人物皆んな人間味あって可愛らしい。
小津さんは空気というか風とか夏の夜の匂いとか描くのがほんとうに上手い。
ずっと見てられる。観るというか見るに近い。
ずっとあの映画の空気の中を漂っていた
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女系家族(1963年製作の映画)

3.1

山崎豊子原作。有楽町角川シネマの若尾文子特集はお客さんが高齢の方が多く、その雰囲気で観られるのは楽しい。
(電気館の雰囲気には勝てないけど)
笑うところで声出して笑う雰囲気があるのはやはり良いなぁ。落
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

思った程怖くなくてホラー苦手な私はホッとした、いやむしろこんなに笑わせに来てる映画とは知らなかった、、

ユーモアと狂気の狭間で、鑑賞してる自分も若干狂いながら、主人公の結末、言い表しにくい感情に納得
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青空娘(1957年製作の映画)

4.0

様々なつっこみどころはあるけど、面白かった! 

イタリアでフェデリコ・フェリー二やルキノ・ヴィスコンティに学んだ増村保造監督と、増村監督と名コンビであった白坂依志夫脚本家の作品。若尾文子も含めて名ト
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