ザビエルさんの映画レビュー・感想・評価

ザビエル

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

生きねばぶりに宮崎監督最新作を
映画館で観られて心が溢れている。
映画が始まった途端に宮崎監督の大好きな作画が動いていた。
ああこれだ、この作画が観たかったんだ。
帰ってきた。私の大好きなジブリが
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

名作を大画面で観られて最高だった。
映画館じゃないけど、映画館だったら多分酔ってた。
カッコ良すぎる。最高。
それと同時に前作を観てないままこっちを観てしまったのをめちゃくちゃ後悔してる。
やはり名作
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モンスター・ハウス(2006年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

正直スピルバーグさんが制作総指揮だったので期待しすぎてしまった。
家探索というメインに至るまでの前置きの方が長すぎるし、
ファンタジーにしても設定が穴だらけなんじゃないかとも思った。
家あんなに暴れた
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私は絶対許さない(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

先に原作を読んでいたのでより主人公の心情のことを考えながら観た映画だった。
本当にしんどいし犯罪者の男どもに対する殺意が高まる。
ただ原作をもう少し昇華させてほしかった。
原作を読まないと気づかれない
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ただただシャーリーズセロンさんが美しいし強いし見惚れる。
モンスターと同一人物とは思えない。
これが大女優か....。
話は複雑でついて行くのが大変だったが
(眠い時に観たってのもあるけど)
最後のど
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物語の全容が複雑ということもあって度々置いていかれそうになる時もあったが、
それは己の解析力不足によるもので、
とても精巧に作られた作品だった。
冒頭の安藤さんが文房具店の仕事をしながら静かに涙するシ
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ブラック・スネーク・モーン(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ポスターがB級ぽい下ネタコメディかと思ったら内容が素晴らしすぎて本当にポスターで偏見もつの良くないと思った。
セックス依存症というただのビッチと思われてしまう病気を真っ向から治療してくれようとするおじ
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茶飲友達(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

テーマと内容がとても今の世の中に対して考えさせられる良いものだった。
ハッピーエンドで終わらず世間のルールによって個人の思いはなきものになり、壊される様は万引き家族を彷彿とさせた。
その中にも母が訪ね
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的体術は流石中国だった。
ただアクションシーン長くて途中寝てしまったのがとても勿体なかった。
事前情報0で行ったので冒頭目まぐるしい会話劇が行われ、現代劇かな?と予想しながらついていくのがやっとだ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ボクシングを通して耳が聞こえないということがどういうことなのかを伝える表現が
とても的確だった。
印象に残っているのは罵声を浴びられてもそのまま去っていくシーン。
観ていて心がざわざわした。
新しいジ
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黄昏(1981年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大きな「転」であるノーマンが湖に投げ出されたシーンも衝撃的だったが、
置き忘れた新聞紙に暖炉の火が移ってしまい火事になりかけるが大事には至らなかったというストーリーの流れ的にはそんなに大きくない出来事
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

人物を映す画角がとても面白い構図で撮影されていたのが印象的だった。
そしてやはり庵野監督の描く禍威獣は本当に恐ろしくぞくぞくする姿でとても魅力的だった。
あの何考えているか分からない目が怖すぎる。最高
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

元彼を引きずった経験と表現に関わることをしているというダブルパンチな共通点だけでも刺さるのに、序盤で別れているという情報を見せた上で2人がいかにして出会い、惹かれ、共に過ごし、すれ違ったかを時系列をバ>>続きを読む

シャングリラ、天国の誘惑、罪の楽園(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラッグを実際に服用したことごないので、想像と比べて遥かにまともな印象だった。もっとラリってるのかと思った。
しかし感覚が壮大になる表現は疑似体験を少しできた気がする。
まさに海。開放感溢れる表現はビ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

題材がとてもよかった。
なかなか数が少ないと思われる聾唖者がメインかと思いきや、主人公は健常者という多くの人が予想するであろう切り口とはまた別の角度から人人の心情を表現していてとても新鮮だった。
また
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ベル ある伯爵令嬢の恋(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

差別が今よりももっと激しいこの時代に
黒人の貴族が実際に存在していたことに驚いた。
当たり前とされる制度に身分や世間の目を顧みず声を上げる。
法を最終的に変えられることができたのが単なる物語としてのハ
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ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

3.0

体感としてめちゃくちゃ長く感じた。
模型や絵、エビなどを用いた表現は
何となくこういう意味なのかな
(にしてもエビは本当謎だった)と考えられなくもないけど、割とわかりにくかった。まあ分かりにくいくらい
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

魂の芝居だった。
話だけ聞くといじめられている娘を無理に学校に行かせるのを美談にしすぎてる感じがして嫌悪感があったのだが、
いざ観てみると全くそういう嫌悪感はなかった。むしろ自分が死んでも絶対強く生き
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

台詞や動作で様々な遊びをしているという感じの役者同士のやりとりが印象的だった。自分の映画の見方が少し変わったからだと思う。
どのキャラクターに対しても共感できた。
が、特に奈緒さん演じる女の子に対して
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな奇跡みたいな話が実話なのだから人生は小説よりも奇なりとはよく言ったものだと思う。
ビッグマイクを家に入れると決意した時の母の芝居が一度車の中にいる夫を見つめた後少し顔を逸らし宙を見て自分の心に対
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

役者の芝居と脚本と演出が全て食らった。
社会的に下の立場な雰囲気の人間独特の空気と言ったらひどい表現だけど、どのように役作りしてるのかとても気になる。
いわゆる芸能人てキラキラしてる社会的には上の立場
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ガチ星(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

どんなに周りの影響を受けても自分自身の悪習を変えることがどんなに難しいか、
なかなか悪習が抜けない自分自身とリンクする部分があり、非常に痛い気持ちになったが、人間変わる時は変わる。という事を同時に教え
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阿弥陀堂だより(2002年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

田舎の素朴な生活と自然の美しさに目を惹かれた。
良くも悪くも田舎に浸透してる価値観などもドキュメンタリーな感じで飾らず描かれていて、そこに対して田舎の嫌な部分だと感じたりもしたが、
いろんな形で命と向
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自分が今いる現実のすぐ近くに異世界があるのではないかと想像させられるようなワクワク、ドキドキ感があった。
ダークファンタジー感のある世界観と音楽がとても好みだった。
最後これで終わりかと思いきや、もう
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銀座の恋の物語(1962年製作の映画)

2.5

昔の演技って結構くさい芝居をするんだなあと思った。
それでも味として成立するのは役者のキャラクター性がちゃんとたってるからなのかなと思った。
挿入歌がおしゃれ。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

目的のためにやりたくない事を選んだ道が自分の知らなかった世界を知るきっかけになり、その魅力を知ったうえで自分の大切なもの、大事にしたい事を天秤にかけて本当にやりたいことは何なのかを見つけた主人公の生き>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャスト陣皆うますぎた、、、
お涙頂戴演出が臭すぎずよかった
笑いとシリアスのバランスがとても見やすい配分だった。
パパラッチに対する二宮さんの視線が印象的。
しかし終始二宮さんの芝居に惹きつけられっ
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パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

月並だが最期の瞬間まで全員の生還を祈っていた。つらい。

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.8

個人的に自分の反抗期が酷すぎて後悔ばかりなので、余計に刺さりすぎた。
今後を考えるきっかけを与えてくれた映画。

東京の恋人(2019年製作の映画)

3.2

割と色んな人間にありがちな部分を非常に人間味溢れる形でドラマチックに描かれていた作品だと思う。
飾らない、何か劇的なことが起こるわけでもない、ただ人間は皆大なり小なり様々なものを抱えて生きているという
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ファウスト(1994年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初は台詞一切ないし、世界観や展開に置いていかれそうになったけど、セリフが最低限にしかないからこそ、言葉以外の表現に注目できるし、様々な解釈の余地が生まれ、観ている側の想像の余白を絶妙に残している作品>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

人間の歴史を知ることがいかに重要か教えてくれた映画だった。
歴史から目を背けてはいけない、歴史から学ぶしかないのかもしれないと感じた。
この映画を通してシンドラーさんを知る事ができて本当によかった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

精神病んでる時に見ると自分の中の何かが解離しそうになるが、しかしそういう時に限って観たくなる映画。

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