キャラメンさんの映画レビュー・感想・評価

キャラメン

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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽が厳かで迫力があり、劇場で鑑賞出来てよかった。
似たようなシーンが度々繰り返されるのが印象的だった(異端審問官が来てエドガルドが母のスカートの中に隠れる場面と教会の庭でかくれんぼをして教皇の祭服に
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みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

エルヴィラの表情が本当に綺麗で、目の前の愛と先行きの不安と過去への懐古と、全てが混ざり合った心情が伝わってきて胸が苦しくなった。
結末は分かっているしハラハラするところも無かったけれど、長閑な映像と起
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キャロル(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映像も音楽も全てが美しかった。
ストーリーも、女性同士としての苦悩も描かれつつ、でもそれはどの恋愛映画にもある逃避したい現実としての温度感で描かれ、あくまで王道の恋愛映画であるところがとても良かった。

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーに沿った表現というよりは、一つ一つの機微を一枚一枚絵画にしていくような、芸術としての映画だと感じた。

探偵物語(1983年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

無鉄砲な薬師丸ひろ子と、最後のシーンまでその無鉄砲さに屈しない松田優作が、どちらも品があってとても良かった。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

途中に差し込まれるシュールなダンスの映像が、なんだかこちらも洗脳されているようで良かった。
砂漠と青空、明るくて淡い映像も、違和感を強調していて美しかった。
私は、「全部分かった上でここにいる」と言っ
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GONIN(1995年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

バブルの残骸の虚しさを感じるクラブ、ごてごてしたアンティークのある事務所や狭い部屋をカラフルな服や酒瓶でごちゃごちゃに飾った室内、異国民や男性同士の関係、鮮やかな血や酷い描写、ゆっくりと絵を魅せる演出>>続きを読む

ツインズ(1988年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ポップで分かりやすくてちょうど良い映画だった。

インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エンタメとしてとっても面白かった!
一つの出来事が色々な視点から複数に解釈されていく演出は飽きなかったし、それぞれの登場人物が非感情的で淡々としていたので複雑なストーリーでも疲れずに観ることができた。
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ブロンドヘアのクールな美女スパイ、お洒落な演出、少し難しくてもう一回観たくなるストーリー、好きな要素が詰まっていた。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

好きなシーンはたくさんあるが、ラストシーンが本当に印象的だった。
心を動かされたさまざまなシーンがいつまでもありありと思い出せる美しい映画だと思った。

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

普遍的で道徳的な映画だが、こういう正しく在るべき考え方をしっかりとエンターテイメントとして観せてくれる良い映画だった。

ストーカー(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

セリフや説明が少なくて、一つ一つのシーンや音楽が余韻に残るような印象的な映画だった。
当たり前のものは撮らない、だからこそサイは家族写真に特別を見出して、写真店もクビになり少しずつ失われる日常を感じて
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

愛の矢印を向けられたことも返されたこともない、だからこそ負の感情の原因を周りの全てに押し付けて自己防衛しているビリーの屈折した性格や、汚い雪と汚い街の冬景色や、そういった要素故なのか何となく始終鬱々と>>続きを読む

隣のヒットマン(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょうど良い娯楽映画。
恋愛、アクション、コメディーどれに偏りすぎても疲れてしまうが、この映画は全体的に程よいバランス。

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

全ての始まりであるテロ組織誤攻撃からのタイトルの入り方、追うものと追われるものだった登場人物達の目的がじわじわと重なる様子、アリアの全貌の日現実感など、好きなシーンがたくさんあった。
神の視点で人間を
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

着実にジャッカルを追い詰める警察と、追い詰めたと思ったらするりと逃げていくジャッカルの攻防戦や、ラストのコンマ一秒の決着が面白かった。
心理的な描写はあまりなく淡々と進むので観やすい。

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