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音楽が厳かで迫力があり、劇場で鑑賞出来てよかった。
似たようなシーンが度々繰り返されるのが印象的だった(異端審問官が来てエドガルドが母のスカートの中に隠れる場面と教会の庭でかくれんぼをして教皇の祭服に>>続きを読む
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エルヴィラの表情が本当に綺麗で、目の前の愛と先行きの不安と過去への懐古と、全てが混ざり合った心情が伝わってきて胸が苦しくなった。
結末は分かっているしハラハラするところも無かったけれど、長閑な映像と起>>続きを読む
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映像も音楽も全てが美しかった。
ストーリーも、女性同士としての苦悩も描かれつつ、でもそれはどの恋愛映画にもある逃避したい現実としての温度感で描かれ、あくまで王道の恋愛映画であるところがとても良かった。
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途中に差し込まれるシュールなダンスの映像が、なんだかこちらも洗脳されているようで良かった。
砂漠と青空、明るくて淡い映像も、違和感を強調していて美しかった。
私は、「全部分かった上でここにいる」と言っ>>続きを読む
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バブルの残骸の虚しさを感じるクラブ、ごてごてしたアンティークのある事務所や狭い部屋をカラフルな服や酒瓶でごちゃごちゃに飾った室内、異国民や男性同士の関係、鮮やかな血や酷い描写、ゆっくりと絵を魅せる演出>>続きを読む
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エンタメとしてとっても面白かった!
一つの出来事が色々な視点から複数に解釈されていく演出は飽きなかったし、それぞれの登場人物が非感情的で淡々としていたので複雑なストーリーでも疲れずに観ることができた。>>続きを読む
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好きなシーンはたくさんあるが、ラストシーンが本当に印象的だった。
心を動かされたさまざまなシーンがいつまでもありありと思い出せる美しい映画だと思った。
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セリフや説明が少なくて、一つ一つのシーンや音楽が余韻に残るような印象的な映画だった。
当たり前のものは撮らない、だからこそサイは家族写真に特別を見出して、写真店もクビになり少しずつ失われる日常を感じて>>続きを読む
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愛の矢印を向けられたことも返されたこともない、だからこそ負の感情の原因を周りの全てに押し付けて自己防衛しているビリーの屈折した性格や、汚い雪と汚い街の冬景色や、そういった要素故なのか何となく始終鬱々と>>続きを読む
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全ての始まりであるテロ組織誤攻撃からのタイトルの入り方、追うものと追われるものだった登場人物達の目的がじわじわと重なる様子、アリアの全貌の日現実感など、好きなシーンがたくさんあった。
神の視点で人間を>>続きを読む
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着実にジャッカルを追い詰める警察と、追い詰めたと思ったらするりと逃げていくジャッカルの攻防戦や、ラストのコンマ一秒の決着が面白かった。
心理的な描写はあまりなく淡々と進むので観やすい。