デパルマさんのドラマレビュー・感想・評価 - 2ページ目

石子と羽男―そんなコトで訴えます?―(2022年製作のドラマ)

4.0

女性パラリーガルと男性弁護士のバディドラマ。主にここ2年以内に話題になった現在進行形の実際の事件を元にしており、ほぼ毎回ラストで実際にその事件が取り上げられた「ひるおび」などの当時の映像が挿入される現>>続きを読む

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前科者 -新米保護司・阿川佳代-(2021年製作のドラマ)

3.5

有村架純主演「姉ちゃんの恋人」は暴力事件で2年服役した林遣都との恋愛ドラマだった。その林遣都の保護司は光石研だったが、本作ではその保護司を有村架純が演じる。3〜4話は、加害者の甘い空想の中の少女と現実>>続きを読む

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そして、生きる(2019年製作のドラマ)

4.0

東北と東京を舞台に、震災のボランティアで出会った男女の過酷な運命を描く。3.11に傷付いた若者たちを癒したのは気仙沼の人達だった。好きすぎて第1話を3回観てる。第4話の展開は、坂口健太郎が鬱病の彼女を>>続きを読む

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きよしこ(2021年製作のドラマ)

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安田顕演じる主人公が子供時代に吃音症に悩んでいた過去が描かれる。尚、原作は重松清の半自伝小説。私は原作を読んで吐く程泣いた。自分と同じだったから。

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美しい彼(2021年製作のドラマ)

3.0

よく知らんがソウルドラマアワードとかいうものを受賞して映画化も決定したとかいうので見てみた。学園ヒエラルキートップの美男子と吃音症の底辺男子のキラキラ恋愛ドラマ。王子様に底辺の主人公が「コイツいじめて>>続きを読む

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マーダーズ・イン・ビルディング シーズン2(2022年製作のドラマ)

3.0

今度はメイベルが容疑者に。相変わらずセレーナ・ゴメスの衣装が可愛くてオシャレ。第7話でメイベルは、生まれた時から耳が聞こえない俳優のJames Caverly演じるテオ・ダイマスに「読唇術は3分の1の>>続きを読む

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マーダーズ・イン・ビルディング シーズン1(2021年製作のドラマ)

3.5

犯罪ドキュメンタリーポッドキャストのファン3人組がマンションで起きた殺人事件を追うコメディミステリ。3人が回を重ねるごとに仲良くなっていくのがほんわかする。特にスティーブ・マーティン見ると安心するんだ>>続きを読む

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ウイニング・タイム -レイカーズ帝国の誕生- シーズン1(2022年製作のドラマ)

3.0

80年代男子バスケットボールビジネス界版「Succession」。少しだけ「ハウス・オブ・カード」の手法を取り入れてる感もある。アダム・マッケイ作品は今ひとつハマれないなー。日本語吹替は分かる範囲でこ>>続きを読む

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初恋の悪魔(2022年製作のドラマ)

4.0

ひとりぼっちで世界に絶望した私たちがジョーカーにならないために。分かりやすさやカタルシス、エモさから逃れるような脚本と演出、オフビートなくせにコメディシーンになると大袈裟になる俳優たちの演技が絶妙にマ>>続きを読む

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anone(2018年製作のドラマ)

4.0

「パラサイト半地下の家族」は勿論、「万引き家族」より7ヶ月早くこれを発表した坂元裕二はやっぱり凄いわ。「話さざるを得なくなるでしょ」と言おうとするが「話さざ…」と噛んで別の言葉に言い直したり、同じ空間>>続きを読む

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ピースメイカー(2022年製作のドラマ)

3.5

ジョン・シナ大好き!ピースメーカー大好き!大塚明夫大好き!ジェームズ・ガン脚本監督のDCドラマ。冒頭からtwitterで見たアクアマンの性事情を無邪気に暴露してて笑う。「ザ・バットマン」のリドラーとい>>続きを読む

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生きるとか死ぬとか父親とか(2021年製作のドラマ)

3.0

山戸結希の初演出ドラマ。吉田羊とジェーンスーのマッチ具合も奇跡だが、昔ネットで似ていると言われていた蓮佛美沙子と松岡茉優が同じクールで30代と20代の吉田羊を演じているのもまた凄い。感傷的なシーンにエ>>続きを読む

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ザ・クラウン シーズン1(2016年製作のドラマ)

3.0

エリザベス女王の伝記ドラマ。義務教育を受けることが出来なかった20代の女性は、国を支配する年配の男性たちを相手に言うべきことを言い、国を立て直すことが求められる。時の首相に君主として立派に進言した後、>>続きを読む

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ヒヤマケンタロウの妊娠(2022年製作のドラマ)

3.5

男性の人口減少によって男女の役割が逆転する「大奥」を彷彿とさせるし、ジャック・ドゥミの「モン・パリ」を観た時これを現代的な価値観でリメイクすべきと思ったけど、すでに漫画であったのか。「そんなの女なんだ>>続きを読む

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アバランチ(2021年製作のドラマ)

3.5

権力の不正を暴く自警団組織を描いたポリティカルサスペンスドラマ。ウォッチメンを想起させるようなマスクで顔を覆った綾野剛らが、匿名でSNSの力で市民に制裁を委ねる、そのキャンセルカルチャーに依存した制裁>>続きを読む

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新聞記者(2021年製作のドラマ)

2.5

保守からリベラルのためのプロパガンダドラマと言われても反論出来ないですよ。映画版のように陰謀論に着地することはなかったが、綾野剛の働く内閣情報調査室を真っ暗な部屋でカチカチとキーボードを叩く音だけが響>>続きを読む

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七人の秘書(2020年製作のドラマ)

2.5

女性版「半沢直樹」をやろうとして分かりやすさと派手さを追求するあまり「スカッとジャパン」になってしまった感がある。潜入パートが雑すぎて萎える。デフォルメされたコメディチックな本編と比べてmiletの主>>続きを読む

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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2(2017年製作のドラマ)

2.0

season1で挫折してたけど新作配信したので久々に続きを鑑賞。異世界の怪獣と超能力で闘う少年少女。やばい、何が面白いのか分からない。サンデーのちょっとだけ面白い漫画読んでるみたい。#8のウィノナ・ラ>>続きを読む

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クラッシング(2016年製作のドラマ)

4.0

坂元裕二がNetflixで自由にドラマ書いたらこんな感じだと思う。「フリーバッグ」「キリング・イブ」の天才フィービー・ウォーラー=ブリッジによる恋愛群像劇(三角関係×3)。幼馴染でお互いに惹かれあって>>続きを読む

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続・最後から二番目の恋(2014年製作のドラマ)

5.0

男女のフラート的関係を描いた家族ドラマ。友達関係でもつい期待してしまったり、なりゆきでラブホ行く流れになって結局辞めたり、恋愛関係を持ちたくないがためにセフレになろうとしたり。本作が引退作になった坂口>>続きを読む

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最後から二番目の恋(2012年製作のドラマ)

4.5

小泉今日子と中井貴一の傑作中年ラブコメ。16歳の頃に観てて、大人素敵だなって思った。SATCみたいな女友達、シットコムみたいな舞台立てでスクリューボールコメディ的な台詞劇、それに最終的に性愛に落ち着か>>続きを読む

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17才の帝国(2022年製作のドラマ)

3.5

今期ドラマの隠れた傑作。AIと民間人の若者が実験都市計画ウーアに参加する近未来SF。プロデューサーは「カルテット」「大豆田とわ子」の佐野亜裕美、脚本は吉田玲子、音楽は米津玄師の編曲でおなじみ坂東祐大と>>続きを読む

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2034 今そこにある未来(2019年製作のドラマ)

4.0

2019~2034年の世界情勢を英国の一家族の視点から描くパニックドラマ。政治討論で過激にまくし立てるポピュリストのトランプのような橋下徹のような女性の政治家が、イギリスを崩壊に導くんだけど、実は彼女>>続きを読む

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ハイ・フィデリティ(2020年製作のドラマ)

3.0

モテなくはないけど恋愛が続かないゾーイ・クラヴィッツが、歴代の彼氏・彼女トップ5に会いに行って別れた理由を聞いて過去を清算しようとする話。アニーホール、ハウスオブカード、フリーバッグみたく画面に向かっ>>続きを読む

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大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)

5.0

大豆田とわ子は最高。こんな世界水準のドラマが日本で撮れるんだ、って衝撃。かごめが「わたしの人生に恋愛はいらない」って告白するシーンはどうしたってアセクシャル(無性愛)を連想してしまう。ドラマで僕ははじ>>続きを読む

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ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 1(2013年製作のドラマ)

3.5

冷酷非道でモラルのかけらもない政治家の成り上がり。徹底的な根回し、事実の捏造、心にもない感動的なスピーチ、メディア戦略、悪辣な手段で絶体絶命のピンチを乗り越える痛快さがある。故・石塚運昇の朗誦演技がシ>>続きを読む

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産婦人科医アダムの赤裸々日記(2022年製作のドラマ)

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またまた主人公がカメラに語りかけるスタイルの(産婦人科医療)ドラマ。ハウスオブカード、フリーバックは内容に則してたけどこれはナレーションをカメラに向かって言ってるだけなのでやる意味なし。時流に乗りまし>>続きを読む

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ホークアイ(2021年製作のドラマ)

2.5

先に「ブラック・ウィドウ」を観てた方がいいよ。ジェレミー・レナーの声が宮迫博之から東地宏樹に変わってめちゃくちゃカッコよくなってる。黒髪のヘイリー・スタインフェルドかわいい。楽しいクリスマスコメディか>>続きを読む

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ロキ シーズン1(2021年製作のドラマ)

2.0

多元宇宙を管理して1つの世界線に統合する組織に、変異体たるロキが現れてあらまーな話。ナルシシストのロキちゃんが強がってて何だかとても可哀想な人だった。でもだからこそ別の宇宙の自分に恋するのは良かった。>>続きを読む

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ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2020年製作のドラマ)

3.0

「世界はまだ黒人ボンドを受け入れる準備が出来ていない」と言ったのはイドリス・エルバだが、キャプテン・アメリカから後継者に指名されたファルコンは、なんと第一話で自らその座を降りてしまう。それから2話以降>>続きを読む

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ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)

2.5

MCUの世界で、昔懐かしいシットコムのパロディを文字通り演じるのが、あのオルセン姉妹の妹という、何枚重ねの入れ子構造なんだ。思えば、私も毎日フルハウスやユニークライフの家族に逃避しているのだった。エリ>>続きを読む

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お耳に合いましたら。(2021年製作のドラマ)

3.0

好きなことを言葉にしないでいると、脳が感動しなくていいと判断して好きじゃなくなってしまうってまじすか。チェーン店のごはん略してチェン飯を愛する伊藤万理華が、昨今ちょっとしたブームになっているポッドキャ>>続きを読む

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Fleabag フリーバッグ シーズン 2(2019年製作のドラマ)

4.0

テーマと手法が完全に合致した2年越しの伏線回収に圧倒された。フィービー天才だよ。カウンセラーに「相談相手はいる?」と聞かれて「いつも一緒にいる」とカメラにウインク。次のシーンではカメラに向かって「うる>>続きを読む

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Fleabag フリーバッグ シーズン1(2016年製作のドラマ)

3.5

あるトラウマを抱えた、皮肉屋で性にオープン過ぎるアラサー女性のオフビートなコメディ。1話の冒頭でセックス中に第四の壁破壊して観客に話しかけるアクロバティックな演出に度肝抜かれた。もう泣く程辛い訳ではな>>続きを読む

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