るさんの映画レビュー・感想・評価

る

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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.5

あまりにも印象的で忘れられないラストシーン。全編通してかっこよく、自転車のシーンや絶妙な三角関係等いいスパイスになってる。また観たい!

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.3

心温まるバディもの。アディのませたところやかしこさを通して、モーゼとの仲を深めていくところが良。親子というより本当にバディという感じだけど、最後の最後にアディの本望みたいなところが見えるのが印象的。>>続きを読む

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.5

デニーロ、モーガンフリーマン、トミーリージョーンズの共演を観られるのが楽しい作品!
モーガンフリーマンのセリフに出てくる往年の作品たちが映画ファン心をくすぐる。エンドロールの尼さんの作品興味深い

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

ケヴィンスペイシーは何観てもうますぎる。彼の演技があってこそ、ラストが活きる!!

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

アンがウィリアムに突然恋して「?」とはなるけど、アンも普通の女性だってセリフでハッとした。アンの視点から見たら脈略なく好きになったわけではないよね(そこの過程もう少し見たかったけど)。
同居人スパイク
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

最初のフレンチトーストと最後のフレンチトーストで、テッドとビリーの2人が過ごした時間を感じることができる。ジョアンナ勝手だと思う一方で何年も家庭に向き合わなかったテッドも勝手なわけよね。
テッド視点で
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ハリーとトント(1974年製作の映画)

3.7

ほのぼのロードムービーかと思いきや、全編通してハリーの老人ならではの寂しさみたいなものを感じる話だった。ユーモアも含まれているけど、どこかどうしようもない感じ。
ただ終わりに向かうことを利点に色々と無
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

いいじゃん!!韓国版で元々ストーリーは知っていたし良作なのも知っていたけど、日本版の方が終わりの雰囲気が好きだなぁ。楽曲もやっぱり邦楽だから響く。
私もまだ若い類だけど中高の頃は背中痛いほどいっぱい笑
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.0

デイジーの心の移り変わりは、学はないけど確固たる考え方と生き方を持っているホークからもらったもの。ホークに歩み寄りたいけどそれまでの態度やプライドが邪魔して素直に表せられないのがもどかしかったかな。家>>続きを読む

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1969年なのでドンピシャに前衛的な印象。アメリカンドリームを叶えることを信じて上京してした青年と、脚が悪く病持ちでギリギリ食い繋ぐ詐欺師のバディ関係が肝。最初から最後まで2人の夢と人生に前進は観られ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

父目線で話が進むから、彼の戸惑いを手に取るように感じられ不安にもなる。何が起こってるか分からないから怒るし、頑固にもなるし聞き分けも悪くなるわけよね。リアルだから自分の祖父母から自分の未来まで考える…>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.6

ショーンペンが若くて可愛らしいんだけど、デニーロの表情なんかも大袈裟でなかなかに可愛らしい。程よいハラハラとほっこり?なラスト。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

ある種コメディでしょう。金目当てに依頼した偽造誘拐が連続殺人になってしまう。マクドーマンドがどうしてオスカーを獲ったのか考えたけど、
25年前で女性署長、妊婦で、血が流れる作品の中で抜け感を出している
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

浮かんでる死体が話し始めるのがまず斬新で面白いな。その死体が浮くまでに何があったか、なんだけど当時のハリウッドの光と闇が生々しくもあり、ある意味で魅力される。

スワンソンのラスト10分だけのために
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

公開時から大好きで久しぶりに観た。サントラもお気に入りで一時期これ聴いて歩くだけで、背筋伸びたものだわ。
NASAにこんな歴史があったとはつゆ知らずだったし、特に当時黒人でありさらに女性っていう社会的
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.3

観てからちょっと空いたけど、サミュエルエルジャクソンの腹立つ感じ沸々と思い出せてニヤニヤしてきた。
ジェイミーフォックスの銃捌きかっこいいしスカッとする。タランティーノの長尺の割にスピード感あるからか
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.4

出演者豪華でオーってなるし、キムタクと長澤まさみのコンビはまってたけど、犯人初見から分かることない?
2もあるみたいだけど、機会が来たら観ようかな。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

人生に必要なのは、学力じゃなくて周りに感謝できる心と愛に尽きる。サムだからこそのルーシーで、ルーシーだからこそのサム。All you need is loveってまさにそう!

全編The Beatl
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

ハラハラしたけど観客のリアクションにもっとハラハラした。最強爺さん。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

ちゃんと観たのは公開当時ぶり。
とにかく絵が綺麗、楽曲も流すタイミングがバッチリだよね。今回の発見は成田凌の声

レインマン(1988年製作の映画)

3.8

レインマン、メインマン。綺麗なまとまりで心温まる。トムクルーズのこういう演技私初めて観たかもな。
スザンナの愛あふれる感じよかった。どんなもんかと思ったけど、最後までちゃんと優しい女性で素敵。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.7

木更津キャッツアイからずっと元ネタとして観たくてやっと。
なかなかにファンタジーだけど、じんわりくるいい映画。夢が叶うっていいね。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

聞こえないということを視聴者も体感しながら、同時に、聞こえるということも考えさせられる。静けさの中にある暮らしの平和さだったり、目で感じる情景の美しさを感じた後に降りかかる雑音。
我々が生活で耳にする
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

ハンニバル・レクターの普通の人間を超越してしまった感、目や動きで気持ち悪いくらい表していて、アンソニー・ホプキンスの演技力に圧倒される。こわいこわい。
犯人は出ているし分かっているのに、ストーリーは、
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

ネイルサロンでいつも映画流してくださる中で、結構面白かった作品。吉高由里子はさすが吉高由里子という感じ。
ハッピーエンドが一番いい。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

今年の候補作で観れた中では一番動きがあってわかりやすく面白かった。ラストの名前読み上げは鳥肌涙もの。
戦争を止めるために流れる血、良し悪しの物差しでは測れないと思った。

キートンの出演ビックリ!

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールの名前ってやっぱりそういうこと?本当にノマド生活してる方達が役者として出てるってことで合ってる?ちょっとビックリしちゃったけど通りでほぼドキュメンタリーなわけだよ。リアルだもの。

大きい
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.4

久しぶりのヒッチコック。
グレイスケリー、本当にお美しい!カラーで観られて大大満足。ヒッチコックらしさ、を語れるほどの人間ではないがヒッチコックだなぁとはあまり思わなかった…?
軽快でクライム要素薄め
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.8

当時のハリウッドについて学問的に勉強していたので、好きではあった。グルーチョ(マルクスブラザーズ)の名前が出たり戦前戦後の作品好きとしては小ネタに胸が躍った。
が、市民ケーンの予習が必須だったりと万人
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

全てのおばあちゃんに捧ぐ。
ミナリはおばあちゃんであったのでは。
アメリカンドリームを追う父親を通して見えてくる、移民や片田舎の実態というのか。
ベタだけどデビッドがおばあちゃん追いかけるシーンはよか
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.9

セリフが多く、派手なシーンはないが観た後心に残る思いは大きい。
レヴィの白人や神に対するぶつけようのない、痛いほどの怒りがチャドウィックを通して伝わってきた。天に向けて怒るシーンの力強さ。
ヴィオラの
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

せっかく千葉に住んでいるわけだし、埼玉との県境に住んでいたし、私は絶対楽しめると思ってやっと鑑賞。結論、めちゃくちゃ面白い笑 流山橋の戦い普通に笑えるやつ。ピーナッツ!

アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.7

熱狂的なファンがついていて、どんなんだろ?と思ってたけど男性ファンがつくの頷ける。最後の決闘シーンは雨と泥で「お〜」ってなるやつ。

ゴースト観たくなった

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

作中ずっと同じ場所で代わり映えないけど、時間の流れを5人の心情の変化だけで表してるの素敵。

あの輪で出来た繋がりは大事にしてて欲しいなぁと思う。そうでなくても、あの時間のことはしっかり胸に刻んで欲
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

久々にクライム系観たけど面白かった。フェイ・ダナウェイ演じるボニーの、実は少女のような内面、魅力的だった。2人なら何でも出来る、2人ならこのまま逃げ回りながらも生きていける…2人の関係性から現れる自信>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

ダイアナは常に強く美しく、誰もが羨む存在だけど隠れた脆い部分もある。スティーブを長い間想い続け、再度の別れを嫌がる姿はヒーローとしての彼女とのギャップでこちらも切なくなる。

ダイアナは戦う姿はもちろ
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