snufさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

snuf

snuf

映画(537)
ドラマ(38)
アニメ(0)

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

とにかく楽しくて優しくていとおしい映画だった。
同じ監督のベイビードライバーもいい映画だったけど
また様子が違う映画で
この監督の他の作品も見ようと思った。
Amazonプライム・ビデオの字幕で見よう
>>続きを読む

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.9

小寺さんに近藤が「だから見てくれ」って言う台詞がずっと小寺さんを見てきた近藤の願いがつまってる感じがしてとてもよかった。
小寺さんを見ている登場人物達とたぶん同じ感情を映画を見ている自分たちも感じてい
>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

最後のシーンで自分が映画を通して自分のこととして泣いてしまっているのに気がついてとても不思議な感覚になった。
高校時代の友達、それぞれにそれぞれの事情を抱えていたけど
ただただくだらないことをして笑っ
>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

美しく愛だけが研ぎ澄まされた映画だと感じた。
ブロークバック・マウンテンを思い出した。

アメリカの息子(2019年製作の映画)

3.9

会話劇として最高で演劇を見ている感覚になった。
ブラックライブズマターについてすごく考えさせられる映画だった。
黒人の女性に対しての白人警官の対応がムカムカしてたら白人の旦那も出てきて敵なのか味方なの
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

勝手にふるえてろが大好きなので
この映画を観に行った。
大好きな世界で映画を観ている間
終わってほしくないと思った。
たぶん何回も繰り返して見る映画になると思う。
おひとりさまの楽しんでいる部分だけで
>>続きを読む

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.7

過去作を観てないので観てきた人の感動みたいなのは感じることはできない。
だけどこの作品を愛してやまない気持ちにはなった。
何よりいいのがビルとテッドがいいやつ。そして娘たちも最高にいい娘。
最後どう世
>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.8

最後蕎麦屋のシーンや街で彼女を見かけるシーンで自分の体験とオーバラップしてとても胸が苦しくなった。
タイトルでだまされた。
コメディー映画だと思ったらずしんとやられた。
最近読んだボクたちはみんな大人
>>続きを読む

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.0

会話のシーンが長くて前半はゆっくり話が進んでいく感じだけど
会話だけ聞いてるだけでなんかすごく楽しい。
後半は強盗追いかけるとこから最後までどんな展開になるか目が離せなくて
2時間40分あっという間だ
>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.9

この映画は何か劇的なことが起きる物語ではない。
ただ仲野太賀という俳優を通して心の内側で起きていることを見ているこちら側が感じて心を揺り動かされるような映画じゃないかなと思う。
展開も会話のテンポも早
>>続きを読む

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.3

とにかく最高に面白かった。
風刺が効いてるという程度ではなく
かなりぶっ飛んだストーリーだけど笑えるし泣けるし考えさせられる、考え得る最高の表現だと思う。
とにかく最高です。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

こんなひどい裁判があったなんて知らなかった。ただこれは他の国の話ではなく最近のニュースを見ていて今後日本でもこういうことが起こり得ることだと感じている。
とにかくストーリーがとてもよくて終始面白かった
>>続きを読む

チア男子!!(2019年製作の映画)

3.3

この手の好きなことみんなで始めようぜ的な青春映画は大好きで昔から見てきたが
その映画と特に違う部分も感じられなかったので可も不可もない印象しかない。
チアの演技がすごかったけど
この映画を通してほしい
>>続きを読む

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.8

公開開始した時には東京の映画館1館でしかやっていなかった映画がやっと関西にも上映することになった。
住んでいる大阪ではまだ上映予定はなく自分の家から電車とバスを乗り継いで1時間半強のところにある映画館
>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

予告見た時には特別養子縁組した子を生みの親が取り返しにきたサスペンス映画かと思ったがそういう要素もあるけどそれよりも
特別養子縁組した夫婦や産んだ子と一緒に生きることができない女の子のどちらも丁寧に描
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

ストーリーがどう展開していくか気になって面白かった。
夫婦の言いあうシーンを光と影を使った映像で見せてとても迫力を感じた。
何を考えているか分からず秘密を明かさない夫役に高橋一生はとても合っていると思
>>続きを読む

本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

3.9

本気のしるしはドラマ見て
なんで辻は自ら地獄へ落ちていくのだろう、浮世はなんて危ういんだろう
2人に共感できずイライラしながらも
この先どうなるのか気になって
毎週楽しんでいた。
今回映画を観て見方が
>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.6

芦田愛菜がこの映画の舞台あいさつで「信じること」について語っていた内容に感銘を受けてこの映画を観に行った。
彼女が信じているものはなんなのか考えながら観ていた。
それは新興宗教ではなくたぶん家族の愛情
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.8

やはり京都アニメーション放火殺人事件のことを考えながら観てしまった。
大切な人に明日また会えるとは限らないし
自分に嘘をつくと本当の気持ちが分からなくなるからやっぱり素直に気持ちを伝えないといけないと
>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.8

ホラー映画だけどなんか映像がとても美しくて好き。
うつした相手はひどいけど
うつされた相手に丁寧にそれについて説明してたのはそんなことしといてなんだよと思いつつ本当に悪いやつではないなと思った。
主人
>>続きを読む

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.1

最高に面白かった。
1971年だから約50年前の映画だけど
今見ても内容として新しさを感じる。
少年がおばあちゃんに恋をする話といえばそうなんだけど
おばあちゃんから生きる喜びを教えてもらってかけがえ
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

いくつも地獄のようなあるあるが出てきて自分も加害者に知らず知らずのうちになっている気がして
本当に怖かったしまさに地獄のような映画だった。
だいぶ前に小説も読んでいて
小説より映画は希望みたいなものも
>>続きを読む

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

3.8

タクシー運転手もそうだったけど
主人公は問題意識があって最初から戦おうとか守ろうというのではなく
人との出会いや脅かされようとする現実を知ることで変わって行く。
この主人公を突き動かした動機は最後兄妹
>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.2

予想以上に面白くて感動させられた映画だった。
たぶん予告観た人の想定を超えてくる映画だと思う。
中野量太監督の映画を観ていて毎回感じるのはちょっとしか出てこない人物でも
ちょい役にならずそれぞれがとて
>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.0

父ビル・マーレイが娘とメキシコへ行った時に娘から問い詰められても決して謝らなかったとこ、僕はここがビル・マーレイが演じた父の生き方をすごく表しているとこだと思ってすごく好きな場面。普通なら謝ると思う。>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「プレゼント・ラフター」(2019年製作の映画)

4.0

パレードへようこそや1917に出てたアンドリュー・スコット出演の舞台を映画を通してだけど見れて感激した。
この戯曲を書いたノエル・カワードも初めて知ったけどとても面白い喜劇だった。
俳優ギャリーとギャ
>>続きを読む

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

3.8

メンバーがセンターの平手を表現者としてとても尊敬してて
この天才に結果的に振り回されて苦悩している姿はかなり地獄だけど
とてもいいドキュメンタリー映画だった。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.7

マキシムとマキシムの母の関係がとても悲しい。
まさに毒親。
まだこの監督の映画他にmommyしか見てないけど
母と息子のファイトシーンがかなり激しい。
mommyの母の方が息子に対する愛情を感じたけど
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

自分の中で今年観た邦画で一番心をえぐられた映画だった。
出ている人みな悪人には描いておらず
だからと言っていい人に描いているわけでもない。
皆それぞれが抱えている地獄みたいなものがあって自分のつらさを
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

どうせおじさんと若い女の子のラブストーリーでこんな感じなんだろうと自分で想像していたのとはちょっと違って二人が関わる中で諦めたものとか大切なものを見つめ直していくストーリーとして描かれていたように思っ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

クリストファー・ノーラン監督は映画を通していつも新しい体験をさせてくてる。
映画館で観ないともったいないと思わせてくれる。
正直分かりにくく1回では消化できていない。
でも理解しないで体感するものなん
>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.8

とても優しい映画だった。
フロリダで3人で暮らせたらいいな。
奪われたり失ったりしてきた3人が出会って
いつの間のか家族のように見えた。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

出ている俳優さん達の演技はみな素晴らしかった。
桃井かおりのおばあちゃん役も
坂井真紀の義母役もとても良かった。
ただ自分がファンタジー映画が苦手なのか
ちょっと乗れなかった。
このストーリーをアニメ
>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ楽しくて面白い。
なんか見終わってどこがどう印象に残ったとかあんまなくて
ただただ本当に楽しい時間だった。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.9

ADHDの息子とその息子に振り回されている母、向かいに住む休職中の女性とのやり取りがとてもよかった。
愛しているけど自分の力だけではどうしようもできない母のつらさは
たぶん計り知れない。
息子もチャー
>>続きを読む

わたしたち(2016年製作の映画)

4.4

この世界知ってる。
幼い頃自分も体験したし
同じようなことを目撃もした。
見ていていたたまれない気持ちになった。
親にも言っても惨めな気持ちになるし
プライドもあるし
心配かけて大騒ぎされたくない。
>>続きを読む