snufさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

NIKEに勤めるギャンブル好きな男がマイケル・ジョーダンの将来性に先見の明を持って契約に至るまでのお仕事映画。
結末は知っているけどその過程でのやり取りだったり、1人が周りの人間の気持ちを変えていく感
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

グレタ・ガーウィグの映画見たくなって数年ぶり見た。
やっぱり最高だなと思った。
最初の車のシーンから主人公のレディ・バードの個性の強さが半端なくてぶっ飛んだ。
この映画で好きなのは一番は母と娘の関係。
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

最初の女性モデルと男性モデルの賃金差から結構しんどい話だなと思ってみてたら
なかなかしんどいストーリーで見ていてずっと心が痛かった。
人間って人のこと考えようとしても自分からしか物事が見えていないこと
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.9

予告を観て、主人公はかなりクズな男なんだろうと思ってみたら主人公裕一はそんなに悪い人間には思えずむしろよくいる普通の男に見えた。
誰でもいろんなことから逃げ続けたら裕一みたいになることはあるんじゃない
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

どういうこと?
出てくる男、みんな気持ち悪い。
最後いっぱい生まれてくるけど何を表しているんだろう。
愛されたいってこと?
そうだとしたら女性はやってらんない。
なんかおぞましく美しいものを見た気分。
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

ウーマン・トーキング言うだけであってずっと女性たちが話している映画なんだけど
一人ひとりの思いや葛藤が伝わってきて
とても苦しくなる。
えっそんな時代の話?ってなってちょっと絶望する。
でも難しい問題
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.8

酷い話。こんな人生耐えられない。
ばあさんたちもどうかしてる。
クソみたいな人しか出てこない。
ボンナム悪い人じゃないのに。
都会暮らしに疲れたヘウォンが休みに帰った故郷は癒される世界でなく地獄のよう
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ハンナだけど、生きていく!/ハンナはいつも、アイされたい(2007年製作の映画)

3.7

グレタ・ガーウィグが好きだから楽しんで見られた。
ドキュメンタリーみたいな話でこれって本当に脚本あるの?即興劇じゃねえと思った。
グレタ・ガーウィグが魅力的で彼女から発せられる台詞がなんか彼女の言葉に
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.7

コメディ映画だと思って見たら全然違った。
でも静かに面白かった。
黒澤明監督の生きるを思い出した。
いろんな事情があって血縁関係はあっても遺骨を引き取りできない人がいる。
今の時代だとそれは自業自得で
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バービー(2023年製作の映画)

4.2

観終わって思ったのは、グレタ・ガーウィグってきっと優しくて温かい人だということ。
もちろん才能に溢れてすごい人だけど、
ちゃんと何かに傷ついてその時ちゃんと考えて生きてきた人だからこそ
こういう誰に対
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

この映画は僕たちの日常とつながってると思う。
それはお父さんの気持ち、抱えているものって娘が何かしら感じていても理解できない現実がある。それこそ僕たちがお互いを完全には理解できない孤独の中で生きている
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

冒頭5分でこの映画絶対面白い予感がしてその予感は当たった。
終始楽しかった。
ミーガン、歌うのかい!
フリースクールみたいな学校の意地悪な男の子がミーガンがやつけるとこまでの話ではミーガン怖いけど悪い
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.1

子どもの頃の懐かしい気持ちを思い出した。
友達と別れる時名残惜しかったのかお互いずっとバイバイと言い続けたあの日。
今は常連の居酒屋とかで見えなくなるまで見送ってくれる儀式くらいなもの。
それが偽りの
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.2

最初から最後まで面白い。
今日は自分にとってロザヌンド・パイクの日。
ゴーン・ガール見た後パーフェクト・ケア。
こんな面白い役演じられるロザヌンド・パイクって演じるの楽しいだろうなと思った。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

8年前に見た時はなんか意味が分からなくて面白くないと思ってた。
今見たら物凄く良くできてるストーリーで大好きなんだけど。
なんで面白くないと思ったんだろう。
たぶん8年前は集中して映画見てなかったのと
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

大人が子どもを見ていて分かった気になっていることって全然実態と違っているのかもなと思った。
母が見ている世界と担任が見ている世界、子どもたちが見ている世界がもう違い過ぎる。
もう決めつけないことに決め
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

3.8

坂本龍一のドキュメンタリー映画を見るからきっと見終わった後には故人を惜しんで寂しい気持ちになると思っていた。
でも見終わった後の気持ちはそれとは違った。
元気になった。
坂本龍一がやってきたことってい
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

僕としてはトラウマと向き合う話しとして透明人間みたいなラストの映画であってほしかった。

子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.8

2001年韓国のシスターフッド映画。
高校時代の何しても楽しい女子の友達同士が社会に出てみんなそれぞれに生き方も置かれている状況も違って
もはや一緒に生きていくことが難しくなっている様子が伺える。
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1

ケイト・ブランシェットを観る映画、
これは間違いない。
観終わった後、うーん、なんと言えばいいって感じになった。
僕が思い出したのはウディ・アレン、ケビン・スペイシーなどすごく好きだった映画監督や俳優
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.7

本屋さんで映画が観られる?
前からこの本屋さんのtwitterをフォローしていて面白そうな本屋さんだなと思い、
実家からこの本屋さんが近いのもあって
ゴールデンウィーク帰省して実家にずっといるのもしん
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.3

物語は娼婦が殺される事件から始まる。
普通だったら犯人の顔出しするのは結構後半になるイメージだけど最初からあっさり犯人は誰か分かりつつその犯人が犯行を重ねていくことと並行して犯人の日常生活も描かれる。
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僕の巡査(2022年製作の映画)

3.7

パドリックつらっ。
いや3人ともつらっ。
世の中がどんどん良くなりますように。

四月物語(1998年製作の映画)

3.7

最初松本家勢揃いのシーンでワッてなる。
この映画で一番好きなのはこの映画のタイトルを四月物語にしたところ。
新しい生活、新しい環境に慣れないそわそわした感じと同時にこれからの生活に対する期待感とかが相
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.4

あみ子は恐らく発達障がいで自分の言葉がどういう風に人に受け止められるかを想像すること、
逆に相手の状態を理解して接することも難しい。
あみ子の誕生日のシーン。
あみ子の振る舞いに家族は怒ることもなく受
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.1

テレビ視聴者が主人公に釘付けで愛してやまない、その主人公がジム・キャリーってとこがなんか納得させられる。
自分の人生が友達も恋人も作られたものと気づいたら何も信じられなくなりそう。
エド・ハリスがジム
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人数の町(2020年製作の映画)

3.8

ディストピア映画大好物。
ラストもちゃんといい。
なぜ追手が1人とかところどころ気になるところはあるけど。
自由って何だろう。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.9

エルヴィスが感じた絶望はどれほどだったのだろう。
映画を見ていると妻は信じられる唯一の味方だったのに。
人生の選択を間違えて大事なものを台無しにしたくないと思った。

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

3.9

この映画ラストどうなるんだろうと思いながら見てたけどいいラストだった。
なんか夢を追って過ごした日々はその後うまくいってもいかなくてもかけがえのない時間だと思った。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.2

1975年の映画だから今から48年前の映画なのにすごく新しい映画のような気がする。
当時この映画はどう受け止められていたんだろう。
子どもって親を見てないようで親の変化に敏感なのが良く分かる。
日常を
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.3

話しはめちゃめちゃでとっ散らかってた。
でも自分が求めてる何かがこの映画にはある気がした。
きっと何度も見る大好き映画になると思う。
友達を大事にしようと思った。

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.1

PLAN75に関わってる相談員や電話対応の職員、看護師皆対応が優しくて逆に怖い。
こんなことが現実になるのは絶対嫌だ。
75歳以上の高齢者の葛藤と同時にPLAN75に関わる職員の葛藤もちゃんと描いてい
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

森山未來が踊ってる。
シン・ウルトラマンに出てた俳優も出てる。
なんだかんだで面白かった。
なんかダークナイトライジングを思い出した。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

彼氏との別れもまた新しい彼ができたこともナレーションだけだったり短い回想シーンみたいな感じでほとんど描かない。
ただお茶の先生樹木希林やお茶と向き合うシーンばかりで何か劇的なドラマがあるんじゃないのが
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

戦争は絶対に起こってほしくないと強く思わせられた。
反戦映画として素晴らしいストーリーだし、映像も凄かった。
戦争が起こればこの映画で起こったことがまた起こるのだと肝に銘じておこうと思う。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8

バカップルぶり炸裂のオカモトレイジと伊藤万理華が好き。
どのカップルも男が愚かで身につまされる。
最後のタイトル出てくるところが確かにと思って良かった。
最近、根本宗子作演出の宝飾時計という演劇を観に
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