全ての人の孤独を映す強烈なラスト。
孤独が纏う絶対的な力とそれでもそこにある愛の力。
久しぶりにぼろぼろ泣いた、映画に飲み込まれながら、
このレビューはネタバレを含みます
たった3時間で理解した気になるのはいけない。「キラーズオブザフラワームーン」でも感じた史実に基づく作品の性である。私達が観たのは多面的な彼の歴史の一辺にも満たないはずだ。
しかしながら圧倒的な3時間は>>続きを読む
いざレビューを書こうとしてここまで言葉が無力だと実感する映画は他に無い。
こんなふざけた素晴らしい映画を撮って許されるのはタランティーノだけだし、ほかに誰もこんなものを作ろうとも思わない。
オマージュもおふざけも詰め込んだ批評映画。
クリストフ・ヴァルツはすごい。
マーティン・スコセッシやマイケル・マンがつくる重厚でスタイリッシュ、欲と愛と人生が詰まったこんな映画を求めて生きている。
愛すべきドル三部作の最後を飾る超大作。
ひとり、またひとりと主役の増えたこの作品を終わらせるのはポンチョを纏ったあの男しかいない。
探り合い、手を取り合い、凸凹コンビが戦場を越え、屍を越え、たどり着>>続きを読む
クリント・イーストウッドだけで1枚絵は完成するのに何故かリー・ヴァン・クリーフというこの世で最も渋くイカした男もいる。とんでもない。
クリント・イーストウッドが満を持して映る最初のシーンはマカロニ・>>続きを読む
クリント・イーストウッドは馬に乗ってスクリーンに登場するだけで絵になる。とんでもない人、映画のために生まれてきた人だ。
オープニングの突き刺すような赤と大音量のモリコーネ、めまいがするほど痺れるラスト>>続きを読む
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至上の映像が砂嵐の如く押し寄せる超大作。
part1は世界観を頭に入れるための過程を済ませた2度目の視聴がとても有意義だったがpart2は違う。
シンプルな物語は進み、近距離のカットから広大な砂漠と移>>続きを読む
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碁石の白と黒、世界はひとつに収まらないカオス
それでもひとつの解を出そうものならたちまち世界は黄金の螺旋に取り込まれ崩壊する。
貝殻、覗き穴、碁盤、基盤、それを映す長方形の映像、モノクロ、ミュージック>>続きを読む
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好きなものぶっ込んで映画作れてよかったよねタランティーノ
日本、香港映画更にはマカロニ・ウェスタンまで、オマージュぶっこみ鍋映画。途中まではまだ我慢してたのに好きなものが多すぎて最後は大渋滞。日本人な>>続きを読む
唯一無二の圧倒的なパフォーマンスとただのライブ映像とはいえぬ映像美。
踊れたらもっといい