DadmanJPさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.2

子供向けのはずの戦隊ものがベース。そこに今どきの人種や性の要素を取り入れて、少年少女たちがレンジャーになっていくさまをしっかり尺を使って描く。間延びはあるけど、きちんと作られた印象はあった。

ただ、
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

こんな容赦のないゾンビ映画とは思わずに見てしまったー。娘のいる父としてはキツい!

親子、夫婦、老姉妹、恋人未満の学生を中心に展開する。それぞれの関係性や背景の見せ方がすごく上手かった。それがあるお
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.7

記念すべきハリウッド・トランスフォーマー1作目!

この頃からブレずに長い。2時間24分。それでもこの作品は完成度が高くて飽きずに観られる。

ヘリがトランスフォームして襲ってくるオープニングは最高。
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ブライト(2017年製作の映画)

2.9

吹き替えが良くない。冒頭からなだぎ武のネタみたいなやり取りで笑ってしまった。

かなり独特な設定で、警官バディモノ×ファンタジー。登場するキャラや勢力も多いし、種族差別などの要素もあって盛りだくさん。
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.0

シリーズ3作目で、時系列で言うと1番最初にあたる作品。

特に前半はパラドックス=矛盾どころではない滅茶苦茶な展開。怪現象のオンパレード。

後半は少し落ち着いて、人間模様や地球の様子も描かれる。特に
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.4

印象の強い前作とは内容が違いすぎて困惑。ただ、別物として観れば緊迫感のある良くできた密室サスペンスだった。

3人しかいない密閉された空間に充満する疑念とか緊迫感とかがよく伝わってくる。ジョン・グッド
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.8

怪獣パニックに翻弄される一般人の物語。彼らが撮影していたハンディカムの映像をそのまま見るという当時斬新な映画だった。

軍人などでない普通の人の視点なので、大局的な状況などは分からない。ただただ目の前
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.5

B級かと思って軽い気持ちで観始めたら、とてもしっかり出来たSFだった。

見えない上に素早く動き、触られると即死。銃弾や爆発も効果なしで攻撃すら出来ない。そんな絶望的な幽霊との戦い。

徐々に敵の核心
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.5

アニメゴジラを観た流れで、こちらも鑑賞。ゴジラよりCGが自然で大阪の街並みもリアル。

迫力ある戦闘シーンが手抜きなく次から次へと展開される。漫画版でも、この頃のガンツは単純にどんな敵が出てくるのかと
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

2.8

アニメゴジラ第3話。

期待のキングギドラが全然地味だった。見た目は良かったのに、ゴジラとの戦いに動きが無さすぎる。

ゴジラという人気コンテンツを使った3部作で、合計300分近い映画。そのゴジラのラ
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.3

アニメゴジラ第2話。

前作の絶望的な状況から突然の解決策!

その辺のストーリーは割と適当で、科学的な要素もかなり多い作品だけど全部宇宙人の技術!という事で説明なし。急に出てくる何処かで見たようなメ
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.2

アニメゴジラ第1話。

冒頭でさらりと出てくる宇宙人。
そして宇宙人との共存、共闘。
それでも勝てない、過去に見たことがない強大さのゴジラ。

僕の知ってるゴジラとは色々と別物だった。

主人公は暴走
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

絶妙な間と絶妙なセリフ。
コーエン兄弟の脚本力、演出力を存分に楽しめる全6話の短編集。

ブラックユーモアとも言えないレベルの理不尽でダークな物語が多い。映像的にも内容的にも抑揚が少ないのにどんどん引
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.9

自分が映画好きになるキッカケになった作品。

学生の頃、映画館で1人で観て笑い、映画好きの友人を誘ってもう一度観に行って2人で大笑い。

ガイ・リッチー監督の脚本、まだ無名のステイサムさん、クールなイ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

2.7

学長に媚びる生徒を攻撃するシーンが最後まで続くが、あの生徒だけが悪いとは到底思えないし、やり過ぎでイジメにしか見えない。

学歴社会を勝ち抜く以外に生きる道がないかのような過剰な競争への風刺は分かる。
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.6

少しだけノンフィクション。
子供の夢と映画への愛情が詰まった素敵な映画。

機械人形が宙に浮かんでるみたいに見えるCMをやってて、ファンタジー映画かと思って観たら全然違った。変な先入観を植え付ける宣伝
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メガ・シャークVSグレート・タイタン(2015年製作の映画)

2.0

これぞB級。全くブレがない。

こういう映画に点数を付けるのは難しい。もともとB級だと分かって選んでるし、むしろソレを期待して観てるし。

映画として普通に観てしまうとヒドイ。演技とかCGとかの以前の
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.4

殺し屋デラ冨樫が面白い。
佐藤浩市の真面目でふざけた表情が最高。

その他にも沢山の登場人物が出てくるけど、1人1人がキャラクターとして大切にされてるのが良い。

有頂天ホテル型の舞台コメディを、より
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ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

2.7

ベースはジャックと豆の木で、そこを少し大人向けに改変した感じ。けっこうグロい。ただ、物語もアクションも目新しさは無かった。

ユアン・マクレガーの甲冑姿はカッコいいし、暴れる巨人もそれなりに迫力はあっ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

映画ではあまり活躍しないけど、クロトワの渋さが良い。あの有名なセリフ「腐ってやがる、早過ぎたんだ…!」は兄弟でよくマネをして遊んでた。

漫画版が好きなので映画だけでの評価がしにくい…。映画だけでも素
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.7

インド映画特有のダンスシーンはわりと少なめで、しっかりした300的アクションが満載。

主人公はベタなキャラだけど、とてもカッコいい。人間投石機?とか、とんでもない戦闘シーンも楽しめる。

2時間20
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

何度観ても最高、これこそ映画。

ブラキオサウルスが立ち上がるあのファーストコンタクト。

Tレックスの迫力。
ライトで収縮する瞳孔のリアルさ。

厨房でラプトルから隠れる緊張感。

どれも忘れられな
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

家族と離れている時に観てしまった。
空港の一般人の映像で泣きそうになった。

豪華な出演者がそれぞれ短編のような物語の主人公。それがクリスマスの夜にそれぞれの結末を迎えるストーリー。

アラン・リック
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.2

MCUのように、単体映画でしっかりキャラクターを育ててから、集合させてほしかった!

アクアマンやサイボーグはほぼ初登場で、能力も強さもよく分からない。そんな状態では思い入れもないし、アベンジャーズで
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

広げた風呂敷を畳まずに終わってしまう系の映画。

前半は特にしっかりホラーで、ハラハラできた。車のシーンとか緊張感がすごい。謎がどんどん出てきて期待も膨らむ。

ただ、後半に入ると怖がらせ方も単調にな
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ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

3.3

懐かしいフリーザ様を楽しめる映画で、コメディ路線なのも相まって同窓会のような雰囲気。ギニュー特戦隊が出なかったのは残念で仕方ないけど。

コメディ感が強めなので、中途半端な強さのゴールデンフリーザや不
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.4

敵を殺す非情な目、少女を見つめる慈愛の目、今は亡き娘を想う切ない目、生を諦めない熱い目。内に秘める感情を眼力だけで演技できる稀有な俳優、ベニチオ・デル・トロさんを堪能できる映画。

相方のジョシュ・ブ
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.1

完全にクロエ・グレース・モレッツのプロモーション映画。この当時でもクロエさんはキック・アスとか人気作に出演していたし、こんな企画は必要なかったんじゃないかと思うけど。

内容はあまり記憶に残るものがな
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.4

ダークなSFアクションとしても、トム・クルーズ映画としても、よく出来てて面白かった。

スピルバーグとトム・クルーズのさすがの安定感。

SFでよくある演出だけど、宙に浮かんだ映像を、手に付けたガジェ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.7

前作は合成恐竜ゴリ押しと不必要な残虐シーンで個人的には嫌いだったけど、怪獣パニック映画として良くできてたとは思う。

今作は単純に退屈で、盛り上がらないまま終わってしまった。

全体を通して漂う既視感
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.7

オープニングの爆破までの流れで一気に引き込まれた。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督らしい重々しくて陰鬱な映像に、エミリー・プラントの困惑顔がとてもよく合う。

美味しいところを持っていくデル・トロは相変わ
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魍魎の匣(2007年製作の映画)

1.8

前作に続き、駄目だと思いながら、原作ではシリーズで1番好きなこの作品も観てしまった。

姑獲鳥の夏よりは良かった。

前作の抽象的な分かりにくさは無くなって、わりと分かりやすいグロさと不気味さが前面に
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姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

1.4

原作小説がとても好きで、やめた方が良いと知りながら観てしまった。

映画としては悪くないのかもしれないけど、とても独特な世界観とページ数を持つ原作への偏愛があるとどうしても厳しい。

それ以降しばらく
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

ネタバレせずに感想が書けないなぁ。

映画を作ること自体への愛情が感じられて、温かい気持ちになるゾンビ映画。

今年観た映画では、1番満足感があったかもしれない。

撮影中にゾンビに襲われることくらい
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.4

痛々しい。傷のシーンがとにかく辛い。『127時間』の例のシーンが思い出されて、2倍に痛い。

前半はサーフィンの美しい映像と軽快な音楽でプロモーションビデオのよう。ただ観ている方はそのうちサメに襲われ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

強烈すぎるラストシーンのための2時間!

ストーリーはシンプル、ありきたりと言えばありきたり。でも、そのシンプルさが、最後の妄想シーンの爆発を生んでいると思う。

映画で、ここまで激しいキャラクターの
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