だりあと映画を愛するさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

だりあと映画を愛する

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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

この世に生を受けて7年間、監禁され続け外の世界を知らぬジャックが初めて空を拝んだ日。その目に映る空。空を映す瞳。鳥肌ものの演技力だった。そして物語は外の世界での生活へと続いていく。そこでの親子の葛藤が>>続きを読む

ボクは坊さん。(2015年製作の映画)

3.5

坊さんだって人間なんだから酒も飲むし恋もするし私情にだって左右されがち。分かってた事だけど面白い。坊さんを身近に感じれる。伊藤淳史の頭の形の良さを再確認。坊さん向けの頭蓋骨してんな。欲を言えば坊さんの>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.8

『あの時のような友達はもう出来ないだろう』友と過ごした青春時代に強く想い入れのある人間に、この作品はある種の輝きを持ってかつての青春を思い起こさせる。勿論この気持ちが分からない人間もいる。人の数だけ青>>続きを読む

起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

2.5

原作は未読。ストーリーはさておいて、何とも心に残り難い作品だった。1つ1つの要素(主人公の生い立ちや釧路という街が醸し出す情景)に幾分心が惹かれることはあっても、それだけ。唐突にやってきては、去ってし>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

3.8

"概ね"リアルな戦場を視覚で体験できる本作。というのも敵である米兵の影の薄さがネックなのか。。むやみに御涙頂戴展開がなくて純粋な体験のみで戦争に対する想いを抱くことはできる。。再現VTR以上の文化的価>>続きを読む

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

4.3

開始4分間に佐藤乙松の"ぽっぽや"としての全てが詰め込まれている。高倉健さん主演。邦画の良質なエッセンスがふんだんに散りばめられている。娘を失い、妻を失っても鉄道員としての信念を持ち続ける乙松。そんな>>続きを読む