コロナ禍前の作品と思うと、パンデミック時の状況に対する考察がかなり予言的。
今観ると普通にドキュメンタリーに見えてしまい、作品としての独自性に欠けるように感じてしまうほど。
10年以上前にここまで現>>続きを読む
偏屈な英国紳士の推理物と思って観ると期待はずれ。
ただの探偵バディアクション物だと思えば普通にシリーズで観たい。
事前予測のスロー演出や終盤の種明かし的なシーンの見せ方は、推理物じゃないストーリーで>>続きを読む
探偵によるストーリーテリングパートと、実際に映像で追っていくパートが交互に展開していくスタイル。
フィクションや誇張、罠や駆け引きもありつつ、軽やかに真実に近づいていく。
下品な描写が多い筈なのにスタ>>続きを読む
精神病と精神科医という設定を上手く生かしたサスペンス。
精神病を題材にした話らしく正常と病的の境目が曖昧になる緊張感もありつつ、心理戦、頭脳戦的な要素もあり、意外な方に転がっていく展開を楽しめた。
台詞の応酬ではなく映像で見せる、比較的静かな作品。
表面的には、状況や台詞、人間関係の複雑さなどはないので、観ている間はさほど混乱せず観られるが、最後まで観ると急に難解さが増す。
どこまでか現実で比喩>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
吹替だった事もあり、前半は割とゆるい感じで、ちょいちょいコント的。
中盤役者さん達で見せにきた後、後半は完全に血飛沫復讐劇。
Dr.シュルツの交渉術や、ジャンゴとの関係性、差別主義者過ぎる悪役二人が良>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
偶然12モンキーズと続けて観たせいで、より伏線に戸惑った感。
冒頭から丁寧に観ていると感じる違和感の積み重ねを、結末を知ると改めて観たくなる。
主人公目線でミスリードを誘う手法が好みじゃないので、少>>続きを読む
タイムリープ系。
信じてもらえないどころか、精神科で完全に病気扱いまでは珍しい気が。
ブラピの怪演も相まって、こちらまで、妄想なのではと不安になる。
元々犯罪者だった主人公のバイオレンスさなどもあり、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この一年後にミッドナイトランが公開されているとは思えない、ロバートデニーロの悪者政治家感。
事実を元にしているらしいので仕方ないけれど、血が多過ぎて、名作として諸手を挙げるには少し抵抗が(多分ショーン>>続きを読む
時系列を崩す手法、カラーとモノクロの使い分けに、ノンフィクションでは済まない、作品性を感じる。
想像以上に密室での会話劇が中心、でも3時間飽きさせない構成。
実験シーンでは登場人物の思いと、惨劇に対す>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
闇を秘めた二つの太陽と、献身的な月。
サスペンス好きがどんでん返しを期待して観るには物足りないかも?
役者陣で不足分は補われていたかな。
大人vs子ども、お金持ちと貧困、金と銀、さまざまな対比が描か>>続きを読む