魔法があってもすべてがうまくいくわけじゃない。魔法がなくたって何もできないわけじゃない。現実はそんなに簡単じゃない。劇的な解決や、突き抜けるような成長があるわけじゃない。思うほど子どものころのすべてが>>続きを読む
評判どおり背景がとても綺麗。ストーリーも原作にあまり詳しくなくても掴みやすかった。中盤あたりで少し冗長に感じたが終盤は良い。ただ長編の一部を映画化したものだからか、個人的にはそこまで乗り切れなかった。
モチーフになった事件が気になって観たけれど、事件そのものよりも人物、特に3人の子どもたちの背景が印象に残った。あのとき、目の前にいた人が、今までどんな日々を過ごして、これからどんな毎日を過ごしてゆくの>>続きを読む
主人公を人間くさく描いていたのがとても良かった。前半のエンタメ調から一転する後半まで目が離せない。面白い。とても面白い。
じんわりと沁みる。賑やかなシーンや震災のシーンももちろんだけど、何度かある堤防にぽつんと佇むカットがなんだかとても残った。あの画が好き。不安の中にひとり所在なげに立っているような。あの画があるから、家>>続きを読む
子どもの時に観てたらワクワクしただろうなぁ、と思う反面。画一的な描き方が気になってしまうところも。ミスチルと木村拓哉が良い仕事をしてた。久しぶりのドラえもんでほぼ初見の新ドラ。
タイムリープもの。何がってわけじゃないけど、90年代の雰囲気って良いな。同じ景色でも見方によってつまらなくも素晴らしくもなる。ヒロインがとても素敵。
肩肘を張らないこと。こだわり過ぎないこと。想像すること。誰もが不自由の中にいて、でも思ったよりずっと自由だということ。良い意味でちっぽけな自分を感じられる景色がとても美しい。どんなときも楽しんでいきた>>続きを読む
良いエンタメ。意外性はロマンス編のほうがあったけど、余韻はこっちのほうが良い感じ。エンディングも好き。
重松清の作品は気付きにあふれているな、と思う。現実は現実で揺るぎなくあるんだけど、それとはべつに、世の中はどうやって見るかで結構姿を変えていく。そのことを丁寧に描いているような気がする。特に前半の山田>>続きを読む
子どもの頃に観たときはあんまり響かなかったんだけど今観たらとても良かった。素晴らしい世界観。共生という難しさ。
続けるということ。一人ではないということ。ヴァージニア大のコーチとMVPが素晴らしい。面白い。
セスローゲン良いなぁ。軽く観られるラブコメなんだけど、終盤の爽快感がたまらない。シャーリーズセロンが男前。あんな演説されたら惚れるわ。
圧巻の終盤。ミステリーなのかはよくわからんけど、当時の通俗含めて見応えある。丹波哲郎がずっと渋い。タイトルセンスも好き。
前半と後半の別の映画っぷり。時代通俗も含めて見応えだらけだった。文句なく面白い。タイトルがいろんなところでフラッシュバックする。センスが飛び抜けてる。
後半にいくに連れて見応えが増していった。町の撮り方に奥行きを感じて、見惚れる。保本の向こうにいる観客に向けられたような、赤ひげのまなざしがどこまでも厳しく、やさしい名作。
再視聴。やっぱり面白い。原作含めてホント好きだ。言葉に出来ないけどいつだって助けられてる。
安定のラブコメ。安定のマイケル。カッコいいんだよな。なんだか懐かしい雰囲気も含めて好き。ヒロインも可愛い。
途中までのワクワクに対して、後半は思ったよりスッキリめ。ダニエルクレイグが渋くて画面いっぱいに映ると007と錯覚しそう。
ここ最近観た中ではダントツで良かった。10歳のジョジョが観た町、人、戦争。現実を蔑ろにするわけでも、希望に冷ややかになるでもないバランスがとても心地良い。脇を固めるスカーレットヨハンソン、サムロックウ>>続きを読む
悪役の書き方がテンプレ的で池井戸っぽい。必ずしもすべてが報われるわけではないけど、最後まで熱かった。終盤に向けて面白さが増していく。車に詳しくないけど、身を乗り出して観た。
繋ぎの編集のセンスは本当に謎。前半めちゃくちゃ眠たくなった。後半のほうが観れたけど、尾崎豊という被写体に助けられ過ぎ。見応えはあったがドキュメンタリーとしてはいまいち。
アクションシーンがキレキレ。感想でドラゴンボールドラゴンボール言われてたわけがよくわかった。王道って良いな。ただ、主題歌は前作のほうが好き。
点数はシリーズ全体含めて。王道ストーリーながらも、ラスト20分はめちゃくちゃエモかった。面白く、好きな作品。
はじめての寅さん。ダイジェストっぽい感じでもあったけど普通に面白かった。渥美清の存在感がすごい。迷惑で自己中だけどこういう人がいても良いかな、いたら楽しいかもな、って思う。思わせてくれるところが楽しい>>続きを読む
シンプルに好き。王道だけど嫌らしくならないバランス。ちょっとラマになった王様味を感じて懐かしかった。余韻の残し方が素敵。
距離があるが故に劇的に拗れないところが良かった。拗れはしなくともシコリは残り、取れるわけでもなく生活に澱んでいく様子が丁寧に描かれていた。子役が素晴らしく回想もまったく飽きずに観れるし、窪塚洋介の華が>>続きを読む
時代を切り取っているのに普遍的な人間の営みの話だった。希望とは言い切れないラストが音楽と相俟って物悲しく映った。