di_atomさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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あん(2015年製作の映画)

3.9

いう必要もないけど河瀬直美作品て好みではないのだけれど、キャストに惹かれて鑑賞、樹木希林、市原悦子のツーショット+永瀬正敏というだけで観る意味有り。題材もなかなか触れられない話なので○。個人的にはすみ>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.9

ニール・ブロムカンプの作品てああこの監督が撮ったんだなって分かるってだけで許せる、観てSF的バカバカしさを感じるのはこの人を置いてはなかなかいない、いい意味で。バッタ、サイボーグ、アンドロイドと来て次>>続きを読む

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.9

内容は朝鮮半島民族の分断と戦争を家族を通して描いていて良いのだけれど、ラスト泣かせに偏り過ぎてしまったのは残念、主人公の人生に想いを寄せきれなかった。

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.0

時代劇もアニメーションで見なければならないくらい邦画の時代劇製作本数は減っているのかと思いながらアニメーションならではの自由度で江戸末期の浮世絵文化と稀代の絵師北斎の家族を洒脱に描いている本作品を観て>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.7

何はともあれスカッとした。ティーチフレッチャーとアンドリューの攻防、天才の誕生する瞬間、音楽が格闘技、そして青年の大人への成長譚、フック以上のトリガーの引きどころに感銘。観るべきいや感じるべき作品。

ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

3.8

作品自体はファンならば充分満足出来るのでは。とにかく中高生が上映中の飲食率が高かったなあ、匂いすごかった。

あの日の声を探して(2014年製作の映画)

4.1

ハジの少年が上手い。チェチェン紛争という名前は良く知られていてもその実情は知らないままでいたので、この映画を観て心が痛んだ。戦争の怨嗟は当事者にしかわからないけれど戦争自体の悲惨さに目を背けてはいけな>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

4.3

観客の年齢層高かめなのにキャストの芝居上手にジジイたちのカッコよさと笑いに劇場内満足感で溢れてました。

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.9

映画とは何だろうと確認するためにウッディアレン作品はあるので毎年二、三本作り続けてくれれば観たあと映画観たなって安心出来る。コリンファースは相性良いのは予想通りだったけど、エマストーンは予想外にハマっ>>続きを読む

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

3.9

説明不足な行間を埋めていく作業は思いのほか心地よい、ザラザラしてるのはこの作品の魅力なんだろうな、異文化に触れるというのはこういうこと。

妻への家路(2014年製作の映画)

4.1

流れをせき止めて溢れるまではただただ待ち続け、やがて少しずつ溢れた流れが濁りなく初めのごとく流れ始める。張芸謀とコン・リーの組み合わせは中国文芸映画の鉄板なのは間違いない。女優さんの歳の重ね方のいい見>>続きを読む

幸せのありか(2013年製作の映画)

4.4

果たしてテセウシュにとっての孤独を理解出来るのだろうかと考えさせられた。
邦画ではなかなか細部をぼかさずにこの題材は難しいだけに観る価値のある作品。
オアシスのムンソリにも驚いたがタビドオグロドニクの
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

イギリスが当時実は世界大戦のカギを握っていたという話と独りの同性愛天才数学者によってそれが成されたという史実によってのみ活かされる話。
もう少しアランチューリングの人となりを語ってくれたらもう少し入り
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.1

インターミッション入れて欲しい長さ。
優しい映画と思いきやタフな展開へ。
ハシゴして三本観た気分。
キャスティングは良かった。
そして安藤姉妹恐るべし。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

イーストウッド監督作品てことでハードルあげすぎてラストのあっけなさに消化不良。
ベトナム戦争もので語り尽くされた家族と帰還兵士の葛藤と心の傷ってのは少し食傷気味。
エンドロールは最近ない感じで新鮮だっ
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.9

昨今のハリウッド実録映画は淡々としている作品に出会う確率高し。それにしてもレスリングシーン、キャストの肉体は説得力あるなあ。

マッハ!無限大(2013年製作の映画)

3.8

ジージャーの出番が少なかったのでちょっと残念。しかしトニージャーも毎回象と仏像盗まれる話ばかりで飽きないのだろうか。ちょっとほのかに70年代東映アクションの香りが。

マエストロ!(2015年製作の映画)

4.0

キャスティングの妙、癖のない芝居で俳優松坂桃李を見直し、MIWAの西田さんとの絡みも存在感があってなかなか。脇の俳優陣もいいとこついてくる。

音楽映画は松竹の十八番になりつつあるけど小林聖太郎監督の
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.9

何かしら物足りなさを感じるのは二階堂ふみが渋谷すばるの光を消してしまうからなのか、二階堂ふみがそもそもこの役にハマっていないと感じてしまったからなのか。なんとも惜しい感が、、。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.4

久し振りにサントラ欲しくなりました。音楽業界の事象もスパイスが効いててなかなか。

ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.7

ティーンエイジャー向けアメコミ映画だからこそかアクションシーンはおとなしめ。亀たちよりミーガンの方が不死身感あり。それにしてもマイケルベイ作品でヒドい目に遭いすぎだよミーガン。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.2

独り身にはこたえる作品。他人の為に人は何かをしているつもりだけれど実は自分をどこか映して感情を動かされているのではないかと感じる。
切なさに浸りたいなら○。

KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

4.0

長さはセディックバレで懲りていたのだけれど割と飽きずに観られるのはKANOの球児たちと野球の面白さがきちんと描かれてるからこそだと思う。
奇しくも同時代のカナダの日系野球チームを描いた作品よりこちらを
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.9

監督自身が描きたいものと作品を作るために興行的に必要な要素は相容れない時もあるのだと感じつつ本当はイウヌの韓国人カップルが主役で染谷くんはストーリー的には狂言回しに徹していれば兄弟のご都合エピソードは>>続きを読む