スタンとシュワのツーショットが観られるだけで充分満足。後半意外と強引なドラマ展開なのに伏線込みでこの二人だからこその納得感。
予告で観た印象のお洒落感はいい意味期待を裏切ってくれて登場人物を案外泥臭く描いてくれていて楽しめた。リズムも無理にリズムで進める感じでもなくてドラマやセリフをしっかり見せてくれるのは○。
途中展開が読めてしまうのだけれどもそんな事などどうでもいいってくらい美術、音楽、芝居とどれを取っても映画を観たという満足感を味あわせてくれる。
導入とラストにはまれず。原作読んでただけに冒頭の動機が薄く感じてしまい最後まで感情移入出来なかった。ラストも情緒的なので、導入を引きずってしまいうーんという感じ。観てから原作読む方がいいかも。
よく知っているはずの昔話を改めて観られるというのは良かった。懐かしさを感じる絵作りに心打たれる。