Dioさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.3

ゴッホのレビューを書くためだけに再開しましたfermarks。

僕はレビューはしない、感想をただ書き綴るだけだ。
そして感想とは詰まるところ、自分の心を映画という媒体を用いて写すだけのアウトプットに
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.3

でんでんでんぐりがえしでバイバイバイ♪

どんでん返しどんでん返し、そんな前評判を耳タコほど聞いてたらいつの間にか、そしてどうしてこんな風に変換されたのか、日本昔話の歌が頭の中でリピートされる羽目に…
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画を見て気づいた、いや改めて認識したこと。それは僕が「心理描写」が何よりも映画において重要視してるということ。
なぜこのように前後半で雰囲気の違う作品になったのか考えていたらその嗜好性に行き着い
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

遺伝子工学を専攻していた身としては本作は非常に身近に感じられるものだった。
遺伝子から疾患を調べるのも現実的に可能な領域だし、自分の遺伝情報をバイト感覚で売買していることも一部では既に行われています。
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.0

なんだろう…確かに互いの正義を信じて戦うヒーローたちを軸にぶつかり合う熱量は凄い、それを補助する画面一杯に広がるシアターと体内の水分を震わす重く厚い重低音も外部環境として申し分なし。

ただどうだろう
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

魔都上海にて地獄のような酒を浴びせ飲まされ息も絶え絶え帰国。あぁ悲しきや僕のGW初日!
そして上映中映画鑑賞@空の上第二段はこの映画!

息子を殺された男は死にかけた体を引きずり吹雪の山を越え、インデ
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4

ちょっとお隣の国まで出張ということで定番の「無料で上映中の映画鑑賞@空の上」タイム!映画館でお金を払って極上の環境で誰にも邪魔されず気分よく見るのはもちろん好きだけど、空の上でビールを飲みながら本当は>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.5

ミステリー、サスペンス、アクション、ヒューマンドラマ、ロマンス
すべての要素をここまでひとつの作品に纏めきって昇華させた究極のエンターテイメント!

正直驚きました、今までいろんなジャンルの映画を見て
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ランボー(1982年製作の映画)

4.2

「男」とは、
山小屋のような質素な家、
竈で焼ける取れたての肉、
ゆったりとしていてがっしりとした作りの椅子に深く腰をおろし、
はぜる暖炉を眺めながらウィスキーを舐め、
好きな音楽と繰返し読んでボロボ
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バンクシー・ダズ・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.5

Bankcy does NewYork, I met.

バンクシー不在のバンクシー映画。
意思思想の片鱗を作品とし、それを通してのみバンクシーの存在を感じることが出来る。
ドキュメンタリーとして撮ら
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.6

どーもこんにちわ、ボケにボケで返してしまうことで定評のあるDioです。
そんな僕がついに見てしまいました「Game」。
もう噂に違わぬだましっぷりと、予想通りの騙されっぷり。
例えるなら、小学生男子が
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

3.8

例えば僕は珈琲とチョコレートと坂本龍一のセットで至福を感じることが出来る。
脳みそがとろーんとして流れる時間から切り離されたような感覚、誰しもとは言わないけど、自分が至福を得られる方法というのを持って
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.4

キルビル!
初めて見たときは退屈で寝ちゃったけど今見るとハジけてて面白い!
1も見たけど2とまとめてレビュー。

キルビルといえばなんちゃってジャパニーズと派手な斬り合いのイメージが強かったけど、僕は
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

5.0

今回は完全に私事の感想になってしまうことを容赦して貰いたい。
この映画は僕がこの世で一番好きな映画、主観なくては語れないほどに尊敬する映画であるため、どーしても思い入れが強くなってしまう。

何がここ
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レインマン(1988年製作の映画)

4.2

いやー堪能した。
王道オールドアメリカンロードムビー。
この時代のロードムビーの何が好きかって基本的な骨子はいつも同じで、偏見や凝り固まった考え方が旅と共に、時間と共に、徐々に変化していく様、それが堪
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

娯楽映画の最高傑作。
勝手なMYルールでSomething newな映画にしか4以上のスコアを付けれないのが辛い…
また同時にこれほど有名で皆から愛されている映画にレビューすることはなかなか気後れしま
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モンスター(2003年製作の映画)

3.0

モンスターはどちらか

夢に生き、現実に気付き絶望し、残された生きる術は売春のみ。環境が他の選択肢を与えないなか、愛を守るために、そしてトラウマによる嫌悪感から、売春の客を殺すモンスターとなっていく彼
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

酔っぱらいながら視聴するのがベストな作品。
疾走感溢れるゾンビは圧巻!最初のパンデミックのスケールのデカさとかそりゃあもうなんの。

入り口は大きく広げてからどうやって畳むかってのがパニック映画の魅せ
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.4

いやークオリティー高い。
完璧に予定調和で一寸の狂いもない作品でした。
味わいや趣ってのは全く無いけども、こうきて欲しいときに必ず来てくれる安心感の塊のような作品でした。まさにジャンプの王道。

ただ
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

んー難しい。
楽しかったしのめり込んだけど、なんだろうこの歯がゆさは。

二人の友情の形は素敵だと思うし、ドリスの障害に対して同情のない姿勢が気楽な時もあるとは思うんだけど、なんとなーく仄かに自虐的な
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グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

4.5

皆さんは理想の死に方はありますか?


僕はある。
ずーっと前から言っていることだけど、僕は隕石に打たれて木っ端微塵になって死にたい。
なぜならばこれまで隕石の直撃で死んだ人間はいないからだ。
いや、
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

3.1

南北戦争時代のアメリカを舞台に、戦争により離れ離れになった愛し合う二人の男女が再び出会うまでの話。

ストーリーはある意味ベタだ。
ただそのベタなストーリーですら僕には荷が重い。

何を信じ、何を守る
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

実在する天才の話を目にする度に何故自分もこのように生まれなかったのだろうと思う。
個人的な話で恐縮だけど、僕は地方国立大で理系院生だった。勉強は苦手ではない。たけど研究の道は早々に諦めた、それはやはり
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.2

凄い私事だけど海外に出張行くときには有り余る時間があって秋の夜長よろしく持ってきた本を読破してしまうことがままある。そん時に書店で目についたのがThe Devil wears PRADA。
原著はどん
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マンデラ 自由への長い道(2013年製作の映画)

3.8

ネルソン・マンデラ
アパルトヘイトを平和的に廃止させ民族融和に尽力した功績によりノーベル賞を受賞、南アフリカ元大統領。

僕が彼に知っている知識なんてその程度だった。
ただアフリカについて興味があり、
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

4.0

く、くやしい

普段見ないような映画を他の人のfilmarksの感想に感心して視聴。
こういうコテコテな恋愛モノは苦手なのは変わらないけど目が離せないくらい面白かった!

色々な人が言うように何でこん
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.4

なんというメリハリ
全て計算されているとしたら恐るべきバランス感覚。
軽さ:努力、死、軽快な音楽
重さ:アクション、暴力、重厚な音楽

普通であれば僕は何よりも映画に説得力を求める。
背景、理由、気持
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

1.4

映画と言うものは自分の感情の揺れを検知し、何に対し自分が感情的になるのかを計る、ある種のテストみたいな役割を持つことが出来ると僕は思っている。

そう言った意味合いでこのfilmarksは凄い、自分の
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.4

良い音楽を映画にしたものと、映画の音楽が良いものでは明確に意味も異なる。

この映画はどちらに属するか、非常に難しい稀有な映画だ。

主役の男は実際するアイリッシュロックバンド、ザ フレイムスのギター
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

僕は基本的にSFものとかは頭からっぽ思考休めの時に見るようにしているから、作品のレビューを書くにまで至らないことが多いんだけど、さすがスターウォーズ、からっぽにして見るには勿体なくてしっかり見てた、い>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.0

ビフォア・サンライズで恋が生まれビフォア・サンセットで成就し、ビフォア・ミッドナイトで円熟(し過ぎて落ちそう)する。
ウィーン、パリと来て今回はギリシャ。
変わったことと言えば、前作までほぼ全てのシー
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

2.5

ビフォアサンライズの続編

時は9年流れ、20代から30代へ
二人の関係は見ず知らずの行きずりの二人から本の作者と題材へ
そして舞台はウィーンからパリへ

二人は9年分、経験を積み、強くなり、孤独を知
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.6

見ず知らずの、電車で会った二人が互いに気持ちを通わせ、ウィーンの街を一晩中喋りながら歩き続ける。
男は次の日にアメリカに帰るための飛行機へ、女はパリに帰るための列車へ、それぞれ別のみちを行く。

自分
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.9

この映画の良さをを余すとこなく伝えることはここでは無理だ。
人は思考を表すためにいくつかの方法を持つ。
絵を描くこと、文を書くこと、喋ること、そして歌うことだ。
それらはお互いを完璧に置換することが出
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

サウンド・オブ・ミュージック

ついこの間、劇団四季が公演している同作品を観覧してきた。
ミュージカルに造詣が深いわけではないが、とても良く出来た作品で歌もストーリーも最高だった。

そんなわけで映画
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

今までだったら全然見ようとは思わない種類の映画だけど、フォローレビューから迸る熱量を感じたためこれは見なきゃアカンやつやってなって借りてみた。
基本的に意味なんか見いださないで、まさに考えるな感じろ!
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