フランセ洋装店さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フランセ洋装店

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怪物(2023年製作の映画)

4.0

そういうテーマだったとは観る前には全然存じ上げませんでした。
やっぱり田中裕子👍

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

大人の事情やら、何やらで、サントラ盤のリリースは無理だとしても、せめて、『大空位時代』だけでも、菊池さん、音源配信プリーズ♪

波紋(2023年製作の映画)

3.7

前作ムコリッタからは若干の立ち直った感はあるものの、さぁて、一体、次は何処へと向かうおつもりか、萩上監督。。。

ことの次第(1981年製作の映画)

3.9

『ハメット』で溜まりに溜まったヴェンダースの鬱屈があまりにもストレートに表現されいて、ちょっとびっくり。
それにしても、佇んでいるだけで、写真になるサミュエル・フラー👍
キースに似てるね。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

正に、ザ・ベスト・オブ・ケイト・ブランシェット✨本作を鑑賞後、私的には、アカデミー賞主演女優賞は彼女だったかなぁ、と思ってます♪
サラリーマン生活が長い私には『お仕事』についての、大変身近な、身に沁み
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左利きの女(1977年製作の映画)

3.6

映画の文法的には、省略によるシュールな展開がところどころにあって、なかなか、一筋縄ではいかない、変化球映画なんですが、全てのショットが『写真』。ロビー・ミューラーの構図とライティングの巧みさにただただ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

ドラマの最終回やシリーズ完結作というものは、どうしても観る前のファンの思い入れが強ければ強い程、その期待には及ばないというのは、仕方がないことかなぁ、と思いますね。
でも、まあ、今回、オープニングが"
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稲妻(1952年製作の映画)

4.2

『花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき。』
救いようのないお話からは、ちょっと考えられない清々しいエンディング⚡️
昔の多くの日本人がそうであった様に、不幸であっても、明日を信じて、清く、正しく
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.3

うん、今回は、ビミョーなシャラマン。
大好きな『サイン』と被るような、被らないような、うーむ😑

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.0

ジョー・ペシはもっともっと評価されて、リスペクトされるべき俳優だと思います。

狼男アメリカン(1981年製作の映画)

4.6

映画館でも観たし、DVDも持っているし、何回観たんだろうか、
ラストから『Blue Moon』のイントロが鳴るまでの間がホント秀逸!素晴らしい!

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.0

決して結ばれることのない運命の2人だからこそ、切なくもあり、狂おしくもあり、愛おしくもおり、eroticなのでありました。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

確かに、リズの言う通り、人は誰も救えない。それでも、チャーリーの言う通り、人は誰かと関わり合うことが出来るのかもしれない。そして、トーマスの様に、また、多くの人がそうである様に、孤独を感じずに済むのな>>続きを読む

慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ(2014年製作の映画)

4.6

食堂、酔っ払う、酒席、カラオケ、おかしな日本人女性観光客、男女3人、夜の散歩、漢族、人形、太極拳etc、その後の3部作でも繰り返し扱われるモチーフがあちらこちらに散らばった本作を観て、『詩情』に拘る監>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

4.0

本作、教育映画とはいえ、ロメロ監督の作家性が十二分に堪能できます。ルーテル教会が本作を封印したのも納得。
アイコンとしての不良バイカー達は、"Dawn Of The Dead"以前に既に登場していたの
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.3

同じく第8世代と呼ばれるビー・ガンやグー・シャオガンの作品と比べると、私にはちょっと難解だったかな?

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.4

『サスペリア』のデキには遥かに及ばなかったようで、とても残念🥲
でも、再登場のジェシカ・ハーパー👏

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

こんな映画観たことないぞ!という高揚感が中盤以降、徐々に失速して、お下劣すぎるところが幼稚に思えたり、結局は予定調和的に物語は収束か、など、ブツブツ言うつもりが、それでも映画が終わってみたら、何故だか>>続きを読む

マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

今観るとToo Much に見えてしまうラストの核爆発のシーンだけども、山田太一原作の『終わりに見た街』の最初のドラマ化が1982年。『ザ・ディ・アフター』のアメリカでの放映が1983年。
そんな80
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.1

前作『ザ・スクェア』と比べると、後味の悪さは幾分かマイルドになったものの、3部構成で分かりやすく、テンポ良く話も進んで、今回も、期待通りな、リューベン・オストルンド監督の世界を堪能させて頂きました。>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

ため息をついてしまうほどに美しい、撮影監督ロジャー・ディーキンスの写真だけでも、一見の価値ありですぞ。
チャゼル君、君は浅すぎるし、そこに愛はあるんか?

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

ルイスの不在を嘆くのは私だけでしょうか?
それにしてものキャスリン・ニュートン😍

バビロン(2021年製作の映画)

3.7

マーゴット・ロビーの大熱演なくしては成り立たなかったであろう本作ですが、映画的にはどうだったのかな?
本編上映前の冒頭の『版権の関係で一部字幕がありませんが、不具合ではありません。』という旨のテロップ
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カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

3.9

成孔さんの楽曲もあり、双極性障害やら殺人やら性的な嗜好の話も耳にしていた私にとっては、本作で描かれる、意外と聖人君子なカラヴァッジョ像を目にして、あー、これは歴史上のセンセーショナルな人物の姿を借りて>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この救いようのない後味の悪いお話が、アイルランド紛争の隠喩だとか、どうかとか、は、さて置き、次の月のナントカまでに、この島の住人が2人死ぬよと不吉な予言があって、こんな棒を拾ったよ、と、可哀想な、オー>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

『双子』も好きやけど、今の気分は『シャンパン』やね。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.9

年末から年始にかけて、新宿武蔵野館でチャン・リュル監督作品をコンプしたこともあり、さながら、個人的には、パク・ソダム祭り。3月には『福岡』のロケ地巡りに行く予定で、ファンとしては、最近のニュースでは、>>続きを読む

キャバレー(1972年製作の映画)

4.1

言わずもがなのベスト・オブ・ライザ・ミネリ✨の本作。でも、撮影時、彼女は25歳だったのですね。うーむ。
このケバケバギラギラ感がボブ・フォッシー印だと思うのですが、それを正に体現した、ジョエル・グレイ
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.3

『教えてくれ若返って何をしたい?』
『ああ、よく分かるよ。』
深いなぁ。。。
アンチ・アンチエイジングか。