始まりから終わりとその先までずっとノンストップの全力疾走。
喜劇悲劇コメディミュージカル戦争ロマンスファミリーアクションと、とにかく全ての要素でぎっしり満たされたシーンの展開に、ユーゴスラビアという、>>続きを読む
色々書こうと思ったが結局『コメディ映画なのに、ネタが全部滑ってるとしか思えなかった。』という感想のみでこの映画のレビューはもういいかもしれない。
アリアスターの映画って、彼が映画好きなのは分かるんだけども、浅いそれっぽい映画だなぁと思う。
ポップで、皮肉で、童心で、狂気の作品。
子供心が全体に漂うようなコミカルでノリの良いテンポを感じるが、男と女の『所詮はこんなもの』といったリアルな骨組みが、より各シーンの悲惨さをシニカルに描く、残酷>>続きを読む
開始早々から映像のかっこよさと切れ味で圧倒するにもほどがある。
こんなラストはピーターグリーナウェイは本当に意地悪な人だと思った。
皮肉風刺大好きマンなので、タイトル通りイギリスらしいこの作品はドストライクでした😆
パンフレット内の監督の言葉では、「白い服に身を包む貴族のなかで、ネヴィルは黒。貴族達が黒に身を包むと彼は白を着てい>>続きを読む
マリアブラウンの結婚に引き続き、ファスベンダー作品の鑑賞。
部屋の中のみでしか映像は展開しないのに、うっとりとした、舐め回すようなカメラワークが演出する空気感に終始官能させられて、さすがはこの監督だ>>続きを読む
これが1978年の映画だなんて信じられない!
ファスベンダーの思想は世界には早すぎたのではないだろうか。
オープニングのパンチに見事に慄いてしまった。言葉もない。素晴らしい。
ラストのサッカー中継>>続きを読む
白黒からカラーになった意味が本当に無い。
ヌードシーンなんて「ただ身体張りました。」としか思えないし、ベラが生前の夫についていく思想の意味も理解できない。
全体通して今っぽいことやってみたかった浅はか>>続きを読む
ウェスアンダーソン映画に『オシャレ映画』などという軽率で浅はかな称号をつけたのは一体誰なんだ!
つい気を抜いて軽い気持ちで観てしまったので、こんなに感動させられてしまった!
作中にある言葉を拝借し>>続きを読む
今までのノエのやってきた挑発的な表現が、全てこの作品に昇華されている。
オープニングの美しさがあまりにも切ない、完全不可抗力の絶望を際立たせていると思える。
画面分割が始まるところは胸がつまる思いだ>>続きを読む
“愛を探す” “女性性を受け入れる”
この映画は常にこの2つのテーマなのではないかと思う。
主人公アレクシアは男も女も愛さない、冷酷に人を殺せる。だからこそ金属で出来上がった車と性交渉でオーガズ>>続きを読む