イホウジンさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

イホウジン

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名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.5

少年探偵団の使い方がやや強引だが、扱ってるテーマも含め、案外おもしろい。

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.8

コナン映画の中でも特にテンポがいいしアクションシーンも多く、手に汗握る展開が続く。
事件のトリックも絶妙でよい。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.0

コナン映画の中でも有数のスリリングな展開である。
アニバーサリー作品だけあって、黒の組織,公安,FBI,少年探偵団などかなり多くのグループが登場してるので、コナン入門編的な要素もある。
また、あえて映
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.9

わたしは原作を知らない世代だが、この原作を2018年に映画として「復活」させたこと自体に意味があるのだと思う。
映画全体で語られるテーマはあまりにも哲学的で素人にはどう表現したらいいのか分からないが、
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

あらすじだけ見ると「仕立て屋の主人公が一人の女に堕ちるまで」ぐらいの解釈しか出来ないが、実際に観るとそのあらすじを超えた細かい心理描写があり見応え十分。なんと言ってもラストシーンで全ての場面が伏線だっ>>続きを読む

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.5

ラ・ラ・ランドのヒップホップ版だと考えるとよい。
ストーリーは極めて単純でラストシーンも丁度いい感じに収まる。
とりあえず、とにかく無難な映画。
おばあちゃんがかっこいい!

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

1.5

社会風刺でシニカルな笑いを誘うと聞いていたが、実際それほどでもなかった気がするし、その表現の仕方も単純で荒っぽさがある。
なによりも主人公に共感する余地がない。彼が美術館のキュレーターである理由が何一
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.0

映画公開時はアメリカで公民権運動が盛り上がっていた時期なので、そういった世相を反映した映画だとした上で観るとよい。
この映画における「平等」とは「法の下の平等」であり、決して法を超越したものではない。
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.2

戦争において「正義」は存在しないということを見せつけられるような映画だった。

我々のような若い世代にとってはベトナム戦争は遠い存在になっているので、この映画を通して知るリアルは多かったように感じる。
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.3

坂本龍一のピアノ曲から映画の存在を知ったが、この映画を観たことであの曲が名作たらしめんとする理由の一端を知ることが出来た気がする。
日本の戦争映画の中では少し特殊な内容を扱っている。戦争映画と言うより
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.2

確かに難民をテーマにした映画は素晴らしかったし日本ではあまり紹介されない難民申請の話も取り上げられ新鮮だったが、結局映画の中で何を伝えたかったのか理解しかねた。
それに、正直ムダな描写が多かった。その
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.0

正直、期待したほどではなかった。
コナンの映画であそこまで内容を複雑にする必要があったのか疑問があるし、ラストシーンは不必要だったようにも感じる。
確かに最初の爆破シーンの爆音は物凄かったしカーチェイ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

恋愛映画の鉄板ネタとミュージカルを合わせたような感じ。それもただ闇雲に合わせたのではなく、相当練り込まれていたと感じる。
ネタや描写の古さは意図的なものなのだろう。アカデミー賞の偉業はほぼ必然だったに
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

スピルバーグ監督の才能が輝く渾身の一作。
迫力のアクションシーンから恋愛、社会風刺、メッセージ性までまるで「この世の映画の全て」を観ているかのような感覚になった。
カメオ出演するキャラクターたちやオマ
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

5.0

この映画を一言で表すとしたら、「嵐の前の静けさ」そのもの。

第二次世界大戦直前の不穏な空気を、独特な映像表現を用いつつ不気味なほど鮮やかに描いている。
戦争の直接的な描写は控えめだが、これほどまでに
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.7

「デモ」とは何かについて第三者の視点から見届けるというスタイルがとても斬新。
映画雑誌の評論にあるように、前半と後半で話の雰囲気がまるで違う。
本来であれば映画にテーマの一貫性がないと指摘されるのかも
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